【おとなのソロ部】まるでプリンセスのお部屋。「みずいろの花」のアフタヌーンティーでかわいいチャージ!
大人になってもかわいいものにふれたい。でも、外出先では周りの目が気になって満足に楽しめない……。そんな人におすすめしたいのが、吉祥寺のカフェ「みずいろの花」です。店内には、レースの装飾や小物、モチーフがあちこちに置かれたメルヘンな空間が広がっていて、足を踏み入れた瞬間に非日常な気分に!同時間の店内客数上限が3人で、1人1テーブル利用のためおひとりさまでも思い切りかわいいものを堪能することができます。そんなかわいいもの好きのおひとりさまにぴったりなお店をご紹介していきます。
店主の思いから生まれた「みずいろの花」
徒歩なら各線吉祥寺駅北口から約15分、バスを使ったら駅から7分の北町1丁目バス停で降りて徒歩6分、閑静な住宅街のなかに「みずいろの花」はあります。白地に水色のアクセントカラーがかわいい建物で、入り口の前にあるポスト付きの小さな街灯が目印です。お店の中にどんな世界が広がっているのか、気分が高まります。
お店に足を踏み入れると、そこに広がるのはプリンセスのお部屋のような白と水色のツートンカラーのメルヘン空間。「大人の女性でもかわいいと思える」を大切にセレクトしたインテリアや小物などの装飾が店内のいたるところにあり、乙女心をくすぐります。昔からカメラを趣味にしていた店主さんが培った知識と経験を生かして、カメラでどこを切りとっても映える配色にしたそうです。店内にはテーブル席が3席のみで、1人1テーブルを利用する形になっています。
「みずいろの花」は完全予約制のアフタヌーンティーを楽しめるカフェです。曜日ごとに提供メニューと予約枠が設定されており、季節のアフタヌーンティーセットである「アフタヌーンティー」4000円が金~日曜で1日あたり4枠、レギュラーセットである「定番カラーセット」3400円が火・水曜、祝日で1日あたり4枠。どちらも1枠あたり3名上限で、「アフタヌーンティー」が80分制、「定番カラーセット」が70分制になっています。
※ネット予約のみ
※「定番カラーセット」の提供日は不定期変更あり
自分好みのテーブルセッティングが楽しめるアフタヌーンティー
空間だけでなくフードメニューも「かわいい」をテーマに、目玉のスイーツだけでなくセイボリーまでひとつひとつの形や色などにこだわっています。どのフードもカラフルな仕上がりですが着色料は不使用!ニンジンパウダーやバタフライピーなどで着色しており、健康志向の人も安心して楽しめます。アフタヌーンティースタンドではなく平皿で並ぶので、簡単にかわいい写真が撮れるのもうれしいポイント。
またスイーツとセイボリーの比率が半々になっているため、甘いものと塩気のあるものを交互に食べることで、最後まで飽きずに楽しめます。
今回は不定期で入れ替わる「アフタヌーンティー」をオーダーしました。
取材時のメニューは「夏の香りのティーset」。毎回季節のテーマに沿ったビジュアルの食事を提供しており、お皿も毎回入れ替えているのだとか。
オーダーを終えると、まずはテーブルコーディネートからスタート。「みずいろの花」では自分好みのテーブルコーディネートができるのが特徴です。「アフタヌーンティー」をオーダーした場合、好きなアイテムとテーブルクロスを2つずつ、メニューに合わせた装飾品、大きなクマのぬいぐるみを使ってセッティングできます。
取材時はピクニックをイメージさせるカゴにメニューに合わせた装飾品が入っていて、アヒルやレモンなどの小物、お花や香水ビン、フォトスタンドという内容でした。
アイテム2つは店内の専用エリアから選ぶことができます。棚やテーブルに並べられたアイテムの中から自分が作りたいセッティングに合うものを選んでみて。今回はゴージャス感を取り入れるために王冠と華やかな花瓶をチョイスしました。
テーブルセッティングが完成!
無地の紫と、紫と黄色のストライプ柄のクロスを重ねて梅雨のアジサイをイメージし、フードが中心に来ることを想定して、アヒルのフィギュアやクマのぬいぐるみなどの小物は周りにバランスよく配置しました。
食べるのがもったいない!キュートなビジュアルのスイーツ&セイボリー
「夏の香りティーset」は「暑い夏をリフレッシュ」をテーマにしたラベンダーとレモンが主役のアフタヌーンティーセット。4枚のお皿にラベンダーとレモンモチーフのキュートなスイーツとセイボリーが13品盛られています。ラベンダーは広大なラベンダー畑で有名な北海道・富良野から取り寄せたものを使用。到着したときからふんわりと華やかな香りが感じられます。
ドリンクはワンドリンク制でコーヒーや紅茶など5種類のラインアップから1つ。
今回は「ハチミツレモンソーダ」をセレクト。レモンと炭酸の刺激が暑い夏にぴったりのさわやかな味わいで、はちみつの甘みもほんのり感じられます。
レモンの形をしたプレートには「アヒルの親子のサンドイッチ」、「麦わら帽子のミートパイ」、「マカロン」、「レモンゼリー」がラインアップ。
「アヒルの親子のサンドイッチ」はアヒルに型取られた繊細なサンドイッチです。子どもはチーズのみのシンプルな味、親は手作りのたまごサンドになっています。
麦わら帽子に見立てたしっとりとしたパイ生地が魅力の「麦わら帽子のミートパイ」。中にはミートソースが入っており、噛むたびに甘みを感じられて◎。
「マカロン」は、少しビターなチョコフィリングをサンドした大人の味わい。ピケ特有のパキッとした食感が心地いいのがポイント。
「レモンゼリー」は甘さと酸味が強く感じられるのでレモン好きにはたまりません。ほどよい弾力も見事で、夏にぴったりの1品です。
ブルーのプレートには「トマトとブドウのハチ」、「レモンパスタ」、「ヨーグルトムース」、「ポテトサンド」が。
ラベンダー畑によく飛んでいることから着想を得て作った「トマトとブドウのハチ」。体の縞模様や触角など特徴をよく掴んだ再現度が高いハチになっています。
「レモンパスタ」は口に入れた瞬間、レモンの香りと酸味が広がります。シンプルな味わいで食べやすく、少量ですが満足できる仕上がりです。
「ヨーグルトムース」はヨーグルトのほどよい甘みと酸味が感じられる仕上がり。トッピングの金平糖のコリッとした食感がいいアクセントになっています。
バタフライピーで色付けした紫のマッシュポテトをサクサクのビスケットでサンドした「ポテトサンド」。表面にはラベンダーの花束がマッシュポテトで描かれています。ポテトの甘みとビスケットの塩気のバランスがよく、お客さんの人気が高いことから季節が変わってもよく登場するようです。
ラインアップの中でも印象的なバスケットやグラスがのったボリュームのある白いプレートには「ビシソワーズ」、「レモンマドレーヌ」、「ラベンダーのクッキー」、「ティーパッククッキー」。
一見するとブドウジュースのようなビジュアルのビーツとバタフライピーで着色した「ビシソワーズ」。クリーミーで滑らかな口当たり、ひんやりとした冷たさが夏にぴったり!
「レモンマドレーヌ」は表面にレモンアイシングが塗られており、シャリとした食感と生地の軟らかい食感のコントラストがGOOD。レモンの酸味もよく感じられるさわやかな味わいです。
バスケットに入っている「ラベンダークッキー」はラベンダーの花束の形をしたシンプルなクッキー。サクッと食感が心地よく、バターの香りがほのかに感じられる馴染みのある味わいです。
「ティーパッククッキー」はアールグレイの茶葉を練り込んだ生地を使ったティーパックモチーフのクッキーで、アールグレイの豊かな香りとホワイトチョコのミルキーな甘さが口いっぱいに広がります。
黄色の小さなお皿に入っているのは「カルボナーラ」。麺はバタフライピーで茹であげ、ソースはビーツとバタフライピーでキュートなカラーに着色しています。インパクトのある見た目と裏腹に味わいは本格的で、クリームソースがパスタによく絡んでおり、口に入れると濃厚な風味を堪能できます。
どのフードも驚くようなビジュアルで店主さんの「楽しんでもらいたい」という思いが伝わってきました。見た目だけでなく味にもこだわりがつまったアフタヌーンティーにときめきが止まりません!
「みずいろの花」ではレギュラーセットとして「定番カラーセット」も展開しています。オーダー時に水色、ピンク色、紫色の3種類からセレクトしたカラーリングでアフタヌーンティーを楽しめます。テーブルコーディネートも、お花1輪を自由に選んで飾れますよ。
気兼ねなくかわいいと向き合える時間はいくつになってもうれしく、癒やされる。仕事や勉強で疲れた自分へのご褒美に訪れてみてはいかがでしょうか。
◼︎みずいろの花(みずいろのはな)
住所:東京都武蔵野市吉祥寺北町1-20-11
TEL:なし
営業時間:金・土・日曜12時45分〜18時35分、火・水曜、祝日12時〜18時35分
定休日:月曜、木曜
アクセス:吉祥寺駅北口から徒歩15分、または関東バス北町1丁目から徒歩6分
■おすすめの利用シーン:ひとりでかわいいを堪能したいとき、推し活を思う存分したいとき、周りを気にせずアフタヌーンティーを楽しみたいとき
Text&Photo:小杉環太(エフェクト、写真一部「みずいろの花」提供写真)
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。