クラシカルなホテルで優雅なくつろぎ時間&朝食を堪能「ホテルモントレ ラ・スール ギンザ」【すみずみ宿泊ルポ】
銀座にある「ホテルモントレ ラ・スールギンザ」は、ヨーロッパの集合住宅「アパルトマン」をイメージした、優雅で上品な雰囲気が漂うホテル。こだわり抜かれたインテリアの美しさに気分が上がるのはもちろんのこと、1階のレストランでいただくハイティースタイルの朝食も人気。今回はこのクラシカルなホテルで、人気の朝食も合わせて魅力的なステイ体験を堪能してきました!
Summary
東京にいながらまるでヨーロッパに滞在しているような宿泊体験を
エレガントで高級感漂う銀座の路地にある「ホテルモントレ ラ・スールギンザ」。東京メトロ・銀座一丁目駅から徒歩約1分、JR有楽町駅から徒歩6分と駅から近く、アクセスのよさも魅力的です。
目印はレストランのおしゃれなテラス席や、エントランスとなる朱色のテント。都内にあるグループホテルのなかでは最も小規模な“プチホテル”で、落ち着いた外観からは隠れ家のような雰囲気があります。
朱色のテントをくぐると、ステンドグラス調の照明と、タイル床のエレガントなエントランスが。この先にどんな素敵な空間が待っているのか、楽しみです♪
ロビーは、コンパクトながらも優雅なたたずまい。アンティーク調の家具や装飾で統一されていて、日本にいながらまるで海外旅行に来たかのような気分になります。
このホテルの魅力のひとつが、アンティークや絵画のコレクション。アンティーク好きのオーナーが集めたコレクションの数々が、ホテルの至る所に飾られています。
廊下やエントランス、客室などの壁には、昔の雑誌で挿絵や表紙に使われていたという、絵画のコレクションが飾られています。
まるで、素敵な美術館を訪れているかのような気分で泊まれるのも、気分が上がるポイント。
落ち着いた色調の廊下を通り客室へ。上品さとレトロな雰囲気が漂う内装に、これから向かう客室への期待が高まります!
なかでも、個人的にワクワクしたのがエレベーターの階数表示。ランプではなく、針が動いて止まっている階を示すデザインになっているんです。レトロな表示形式は、アンティークが散りばめられたホテルの雰囲気にマッチ。細部まで手を抜かないディティールで、ホテルの世界観にどっぷり浸かることができます。
気分はまるで海外の「アパルトマン」の一室!小粋な客室でゆったりくつろぐ
今回宿泊したのは「ツインルーム」3万3250円〜(サービス料・税込)。ミントグリーンの壁やストライプのカーテンは、まるでパリの「アパルトマン」の一室に訪れたかのような気分に。ベッドボードやライト、壁のアンティーク絵画など、おしゃれでかわいらしいデザインにドキドキしました♪
クローゼットは、大容量ながらもコンパクトなサイズ感。客室には消臭スプレーが常備されているので、旅先で着る洋服のお手入れもできます。
ベッドの向かいには、TVやポット、ドリンクが置いてあります。TVは高画質の4K対応で、多くの動画配信サービスも楽しめます。手持ちのスマホで映像をテレビに映し出すことも可能なので、推し活などにもおすすめです!
ベッドには、アメリカ発の歴史あるベッドメーカー「シモンズ」製のポケットコイルマットレスを採用。体に快適にフィットする寝心地で、出先でも心安らぐ睡眠を叶えてくれます。
普段と違う場所で眠ることに慣れない場合も多いため、睡眠のことも考えたベッドへのこだわりはうれしいポイント!
パジャマはセパレートタイプで、グンゼとの共同開発によるオリジナル。肌ざわりにとことんこだわったパジャマで、客室でもゆっくりリラックスタイムを楽しめます。
ユニットタイプのバスルームは、さわやかなミントブルーのタイルがあしらわれたデザインになっています。どこか懐かしさも感じるようなレトロかわいいスタイルで、なんだかノスタルジックな気分になります。
バスルームの注目ポイントは、シャワーヘッド。全客室に、“ミクロ泡のシャワーで美顔器感覚で使える”と話題の「ミラブル」が採用されています。
憧れの美容ガジェットで、いつもより特別なバスタイムを満喫できるのは、スキンケアに気を遣っている人にはとてもうれしいですよね。
手ぶらでOK!疲れを癒やせる充実したアメニティ
ホテルステイがより充実するぜいたくアメニティも、このホテルの魅力のひとつ。
全客室に、コーヒーブランド「UCC」のドリップコーヒーマシーンが用意されているのも特筆ポイント。
コーヒーはもちろん、カフェインレスコーヒーや紅茶など、種類豊富なドリンクを客室で味わえるので、おしゃれな部屋でゆっくりコーヒーブレイクを楽しむのもGOOD。
スキンケア面のアメニティも充実しています。ロビーにアメニティバーがあり、基礎のスキンケアセット以外にも、複数のシートパックやホットアイマスクまで用意。スペシャルケアで旅行中の肌コンディションもUPしそうです♪
ツインルーム以外にも!魅力的な客室をご紹介
シングルベッドが置かれた「シングルルーム」2万1660円〜(サービス料・税込)は、一人旅におすすめ。壁はツインルームと同様ミントグリーン調で、椅子やベッドの装飾もおしゃれ。コンパクトな空間づくりも、なんだか心地よく感じられます。
ゆとりのあるセミダブルベッドが特徴的な「セミダブルルーム」 2万3750円〜(サービス料・税込)は、「ツインルーム」や「シングルルー」とはまた違った雰囲気。
クリーム色の壁に合わせた上品な色調で、ゆったり落ち着いた時間が過ごせそうですね。
ホテルイチオシ!レストラン「サン ミケーレ」で優雅なブレックファスト
ホテルの1階にあるのは、カフェ&レストラン「サン ミケーレ」。銀座の路地に面した大きな窓から日光が差し込み、優雅なカフェタイムを堪能できます。
「サン ミケーレ」で注目すべきポイントが、ハイティースタイルの「ブレックファスト」3520円。2段のアフタヌーンティースタンドに盛り付けられた料理をメインに、おかわり無料でセルフ形式のパン、スープ、デザート、ドリンクがセットになっています。
スタンド上段は冷製料理、下段は温製料理で、それぞれその時期の旬の食材を使用したメニューが提供されています。
今回の宿泊時(2024年7月)の上段は、メロンやオレンジ、キウイなどのフレッシュなフルーツをふんだんに使用した色鮮やかなサラダでした。お好みで、3種類のドレッシングと合わせていただきます。
下段は「モッツァレラとフライドエッグ 焦がしアンチョビソース」、「鶏肉と茸のフリカッセ」、「サーモンのオーブン焼きに野菜のマリネ」など、本格的な味わいの日替わり料理を堪能しました。
贅沢なプレートは、どのメニューも絶品! お腹はもちろん、心も満たされる朝食です♪
セルフサービスのパンは、クロワッサン、ライ麦パン、食パンなどシンプルなものから、チョコレートデニッシュ、カレーパン、サンドイッチなどまでバラエティ豊か。
オーブンでリベイクしてほかほかの状態で食べられるので、ついついたくさん食べてしまいました。
ドリンクは、コーヒーや紅茶、ミルクのほかに、リンゴ、グアバ、オレンジと3種類のジュースも揃います。また、季節のフルーツをふんだんに使用したオリジナルのスムージーも飲めるんです!
今回訪れた際のスムージーは桃を使用したもの。お出かけ前に朝食と一緒にフレッシュなスムージーやジュースを飲んで、気持ちのいい朝を迎えられそうです♪
レストランにはテラス席も用意されているので、優雅な内観を楽しむのも素敵ですが、テラスで開放的な朝食体験をするのも気分がいいかもしれません!
ホテルから徒歩で行ける、周辺のおすすめ観光スポット3選
【ホテルから徒歩5分】松屋銀座
銀座に唯一、本店をかまえる松屋銀座。ラグジュアリーブランドやセレクトショップなどさまざまなショップ展開で、銀座ショッピングを楽しめます。地下食品売場には銀座地区最大級の日本酒売場や、松屋のみのショップが充実した常設店などが並び、松屋オリジナルの商品も数多く展開しています。
【ホテルから徒歩12分】コニカミノルタプラネタリアTOKYO
JR・地下鉄有楽町駅から徒歩2分。「コニカミノルタプラネタリアTOKYO」は、複合商業施設「有楽町マリオン(有楽町センタービル)」の9階にある。かつて東京初のプラネタリウム施設がここ有楽町にオープンしたこともあり、80年以上の時を経て、2018年に最新技術のプラネタリウムが有楽町に帰ってきました。館内には2つのドーム、カフェ、ショップがあり、常時どちらかのドームで作品上映を実施。DOME1では飲食可能で、DOME2には特別シート「銀河シート(2人用、1人用)」があります。
【ホテルから徒歩14分】TORAYA GINZA
「一菓との出会い」をテーマに、作りたての和菓子を提供。長い歴史をもつ「とらや」で初となるカウンター席(予約制)があり、目の前で職人が和菓子を作る様子を眺めることができます。「TORAYA GINZA」限定のおみやげも販売しているので、訪れる際には必見です。
リアルなおすすめタイムスケジュール
【1日目】
10:00 東京駅に到着
11:00 コニカミノルタプラネタリアTOKYOへ向かいプラネタリウム鑑賞
14:30 観賞後、ホテルへGO!
15:00 チェックイン後、客室で荷物を広げてひと休み
15:30 夜ご飯まで時間があるので、松屋銀座周辺でショッピング
18:00 レストラン「サン ミケーレ」でディナーを楽しむ
【2日目】
9:00 レストラン「サン ミケーレ」で朝食を楽しむ
11:00 チェックアウト後、荷物を預けて銀座〜日本橋を散策
15:00 TORAYA GINZAでおやつを堪能
16:00 もう少し時間があるので、銀座の路地を散歩
17:00 荷物を受け取り、東京駅へ
こだわりのアンティークが散りばめられた素敵なホテルに滞在しながら、ぶらりと散歩へ出かけるように映画を観たり、ショッピングをしたり、カフェでランチを楽しんだり。「ホテルモントレ ラ・スールギンザ」で、優雅で気ままなトラベルを楽しんでみては?
■ホテルモントレ ラ・スールギンザ(ほてるもんとれ ら・すーるぎんざ)
住所: 東京都中央区銀座1-10-18
TEL:03-3562-7111
チェックイン/アウト:15時/11時
料金:1泊9000円~(2名1室利用時、1名あたり、食事別)
アクセス:東京メトロ銀座一丁目駅から徒歩1分、銀座駅から徒歩4分、都営地下鉄東銀座駅から徒歩4分、JR有楽町駅から徒歩6分
Photo:河合華子(vivace)
Text:鳥居まなみ(vivace)
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