創業100周年の洋菓子店が原宿に新店オープン!「コロンバン原宿サロン」【ミスター黒猫の東京スイーツトレンドVol.88】
カフェ・スイーツ・パンケーキのお店を年間約1000店ぶーらぶらしているミスター黒猫です。特にパンケーキは日本一実食していると自負している黒猫が、毎回スイーツがおいしい素敵なお店を紹介しています。今回ご紹介するのは、今年100周年を迎える洋菓子店コロンバンの新店舗「コロンバン原宿サロン」です。
Summary
今年100周年の老舗洋菓子店
東京メトロ明治神宮前駅から徒歩約2分のところ、2024年7月に新たにオープンした「コロンバン原宿サロン」。
コロンバンは、1924年に創業した老舗洋菓子店で、この2024年に100周年を迎えます。
コロンバン創業者の門倉國輝さんは、もともと皇族方のお菓子、アイスクリームなど時代の最先端の菓子を作る大膳寮員をされていて、その後に洋菓子店コロンバンを始めました。
そのため、創業当時から洋菓子業界唯一の宮内省(現宮内庁)御用達のお店となり、現在に至るそうです。
原宿には、1967年から売店と喫茶の「原宿本店サロン」がありましたが、再開発の影響で2020年に惜しまれつつも閉店。100周年を迎える2024年に満を持してこの「原宿サロン」が新たにオープンしました。
優雅な雰囲気の店内は、ゆったりと過ごせる居心地のよい空間。
店内の44席のほかに、テラスにも12席あるので家族連れやグループでも対応できます。
コロンバンを代表するケーキ
ショーケースにずらりと並ぶケーキに、黒猫テンションMAXひゃっほー!
カットケーキやロールケーキは、テイクアウトはもちろんですが店内で楽しむこともできます。
コロンバンのケーキといえば、まず「ショートケーキ」。
イチゴショートケーキは、創業者の門倉國輝さんが100年以上前に考案したと言われるコロンバンのスペシャリテ。
創業時のショートケーキは四角いカットで、当時としては貴重な国産第一号の品種「福羽苺」がのっていたそうです。現在は、時期に合わせて旬の品種のイチゴが使われています。
しっとりふんわりスポンジ生地に純生クリームとマダガスカル産バニラを使い、シンプルだけど味わい深いショートケーキは、ぜひ一度味わってほしいおいしさにゃー♪
コロンバンに代々受け継がれるレシピのバタークリームケーキ。
ラム酒香るバタークリームは、なめらかな口どけで長年愛するファンが多いのも納得のおいしさです。
喫茶メニューも充実
今回新たに登場した新メニュー。
厚みがあり、ふわふわで口どけのよいスフレパンケーキです。
220円追加すると、コロンバンの自社ビル屋上で養蜂して作っている希少な「原宿はちみつ」をつけることもできます。
平飼卵を使い焼きあげたプリンは、黒猫好みの硬めの食感にほろ苦カラメルの昭和なプリン。
「メロンパフェ」も、2種の国産メロン盛り盛りのぜいたくなパフェです。
昭和20年代からメニューにある長年愛されているロングセラースイーツ。
当時と変わらないレシピで、今も提供しています。
「アイスモンブラン」はアイスクリームの上に、濃厚なマロンペーストを絞りモンブラン風に仕上げたオリジナルスイーツにゃー♪
王道の「クリームソーダ」の懐かしい味わいにも、ほっこりです。
食事メニューも充実しています。
黒猫チョイスは、ちょっとぜいたくにローストビーフ丼。内モモ肉の赤身を使ったローストビーフは、軟らかなのに肉感もあり大満足のおいしさでした。
ほかにも、「ミックスサンドイッチ」1320円、「ミートソース」1320円、「デミグラスハンバーグ」1760円などもあります。
原宿で、ゆったりと老舗のおいしさを味わってくださいね。
■コロンバン原宿サロン(ころんばんはらじゅくさろん)
住所:東京都渋谷区神宮前6-34-14 原宿表参道ビル1F
TEL:03-6450-5175
営業時間:10~21時(20時30分LO)、日曜、祝日は~20時(19時30分LO)
定休日:無休
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。