【岡山県】観光スポット29選|人気絶景スポットから、若者向け、歴史的スポットまで
快晴の日が多く、「晴れの国」として親しまれている岡山県は、旅行や観光におすすめのエリア。今回は、『るるぶ&more.』で過去掲載した記事から、岡山県の人気観光スポットを、エリア別にご紹介します。岡山城や日本三大庭園の一つである「岡山後楽園」、古き良き町並みを残す「倉敷美観地区」などの歴史スポットや、瀬戸内海を望む風光明媚な景色、豊かな自然が作り出す多彩な絶景スポットなど、岡山県には旅の魅力がいっぱいです!
Summary
Spot.1
【備中高梁駅からタクシー】雲海に浮かぶ“天空の山城”/備中松山城
「備中松山城(びっちゅうまつやまじょう)」は、市街地北端、標高430mの臥牛山に築かれた、日本で天守が現存する唯一の山城です。山上には堅牢な石垣がそびえ、威風堂々たるたたずまい。天守、二重櫓、土塀の一部が現存し、国の重要文化財に指定されています。
二の丸からは高梁市街の景色を見下ろすことができます。雲海が出る時期は9月下旬~4月上旬の明け方から朝8時頃までで、特に、朝と日中の気温の差が大きい10月上旬~12月上旬には、濃い朝霧に浮かぶ「備中松山城」の幻想的な姿を見ることができます。
Spot.2
【備中高梁駅からバス】ベンガラ色で統一された古きよき町並み/吹屋ふるさと村
国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている「吹屋ふるさと村(ふきやふるさとむら)」。江戸時代から明治にかけて、銅とベンガラ(銅山の副産物である硫化鉄鉱石から造られる赤色顔料)で栄えた町です。
メインストリートにあたる吹屋街道沿いには、ベンガラ格子と赤銅色の石州瓦が印象的な商家・町屋が約400mにわたって軒を連ねています。周辺には銅山坑道跡などもありみどころがいっぱいですよ。
Spot.3
【井倉】石灰岩の絶壁が作り出す、圧巻の景色に出合う!/井倉峡
高梁川沿いにそびえ立つ高さ約240mの石灰岩の絶壁が圧巻の景色を作り出す「井倉峡(いくらきょう)」。秋には、灰色の石灰岩と、モミジやイチョウ、カエデなどの色鮮やかな紅葉がコントラストを織りなす、美しい景色に出合えます。
付近にはお召列車をけん引したことがあり、鳳凰の紋章(レプリカ)が装飾されたお召仕様の蒸気機関車D51838も展示されており、撮影スポットにもなっています。絶壁に入口のある鍾乳洞・井倉洞には、洞内には高さ約50mの滝があり、自然の神秘を体感できますよ。
Spot.4
【井倉駅からバス】与謝野鉄幹・晶子夫妻も絶賛した幻想的な鍾乳洞/満奇洞
与謝野鉄幹・晶子夫妻が『奇に満ちた洞』と絶賛したことから命名された「満奇洞(まきどう)」。最奥の洞内湖にかかる竜宮橋がみどころです。洞内は、一年中14、5℃のため、夏はまるで天然クーラーのよう!
Spot.1
【中国勝山駅からバス】雄大な自然に囲まれた高原リゾート/蒜山高原
3つの山がなだらかに連なる蒜山三座。その南麓に広がる「蒜山高原(ひるぜんこうげん)」は、戦後の開拓でジャージー牛の酪農とみの早生大根の生産地として成功し、リゾートエリアとしても発展しました。牛が草を食むのどかな牧場風景やさわやかな自然が広がり、キャンプやハイキング、高原ドライブなど多くの人が訪れます。
Spot.2
【中国勝山駅からタクシー】ジャージーミルクのおいしさを堪能!/ひるぜんジャージーランド
蒜山酪農直営のショップ&レストラン「ひるぜんジャージーランド(ひるぜんじゃーじーらんど)」。広大な敷地内には、ジャージー牛の育成牧場をはじめ、レストラン、乳製品工場、ドッグランなどが点在しています。
ジャージーミルクを使った乳製品のラインナップはこのエリア随一です。濃厚な味わいのソフトクリームも大人気。ジャージーミルクのおいしさを堪能しましょう!
■参考記事:【鳥取県】蒜山高原から名峰・大山へ! 大自然を満喫するドライブモデルコース(配信日:2022.09.17)
Spot.3
【江尾からタクシー】希少種の山葡萄を使ったワインを堪能!/ひるぜんワイナリー
研究を重ねて栽培した希少種の山葡萄を使ったワインを製造・販売する「ひるぜんワイナリー(ひるぜんわいなりー)」。こだわりのワインやジャムなどのショップほか、カフェコーナーなども併設しています。
Spot.1
【津山】名城100選にも!岡山随一の桜の名所/津山城(鶴山公園)
「津山城(つやまじょう)」は、初代藩主・森忠政が慶長9年(1604)に築城にかかり、元和2年(1616)の完成まで13年の歳月を要しました。本丸跡や高さ45mの石垣が現存し、一帯は「鶴山公園(かくざんこうえん)」として整備されています。
また、西日本有数の桜の名所としても知られ、さくらの名所・歴史公園・名城100選にも選ばれています。
Spot.2
【津山】近代建築様式を色濃く残す、商家と寺院の町並み/津山市城西伝統的建造物群保存地区
津山城跡の西側に位置し、江戸時代の地割や、それをもとに近代に発展した商家町を中心とする伝統的建造物が色濃く残る「津山市城西伝統的建造物群保存地区(つやましじょうさいでんとうてきけんぞうぶつぐんほぞんちく)」。津山城下町最大級の寺院集積地でもあり、様々な宗派の寺院が集まっていて、17世紀初期から近現代までの各時代の建築様式が残っています。
Spot.3
【津山】鉄道のあゆみを楽しく学ぶ!/津山まなびの鉄道館
鉄道のあゆみやしくみを“見て、さわって、楽しく学べる”「津山まなびの鉄道館(つやままなびのてつどうかん)」。旧津山扇形機関車庫は、国内で現存する扇形機関車庫の中で2番目の規模を誇る大きさ。また、転車台は、岡山県内唯一の現役転車台として使用されていて、どちらも近代化産業遺産・鉄道記念物・推薦産業遺産に認定されています。
機関車庫には1両のみで製造されたデイーゼル機関車「DE50-1」や、デゴイチの愛称で親しまれた「D51-2」など、貴重車両を13両展示しています。