【ホテル雅叙園東京】2024年クリスマスケーキの予約は10月1日(火)から!巧みな技が光る繊細で美しい新作4種を実食レポ♪
「ホテル雅叙園東京」では、2024年10月1日(火)からPATISSERIE「栞杏1928」にて、クリスマスケーキの予約がスタートします! 今年は、美術工芸品のような繊細で美しい7種が登場。編集部員が"日本美のミュージアムホテル"の新作クリスマスケーキ発表会に参加してきました! それでは実食レポートをお伝えします♪
洗練されたパティシエの技術に感動! クリスマスケーキは全7種類
今年登場するクリスマスケーキは、箱まで食べられる玉手箱型のシグニチャーケーキをはじめとした定番3種と、繊細なチョコレート細工や考えぬかれた食感と味わいが楽しめる新作4種です。ホテル雅叙園東京のペストリー料理長を務める生野剛哉(しょうのたけや)さんは素材を生かすことをスイーツ作りのモットーにしているそうで、こだわりがたくさん詰まったケーキが毎年登場しています。今年は、ひと口目、ふた口目...…そして最後まで味の変化が楽しめるケーキをコンセプトとしています。
︎美しく個性が光る新作4種をチェック
ペストリー料理長こだわりの新作4種はおよそ40個の数量限定のため、気になる方は要チェックです。
【ショコラアールグレイ】
まろやかな甘さとカカオの芳醇な香りが引き立つショコラムースに、ベルガモットの高級感あふれる香りが漂うチョコレートケーキ。ムースの中にオレンジのコンフィが入っているため、食べ進めるにつれ味に変化をもたらしてくれます。
ケーキの層には、ダクワーズアールグレイとガナッシュアールグレイがあり、ショコラムースの芳醇な香りと甘さの後に、アールグレイの香りが口の中でふわりと香ります。アーモンドのムースとアールグレイのヌガーの食感の違いを楽しめるケーキです♪ オレンジのコンフィがさわやかさを感じさせてくれてチョコレートがくどくなく軽く食べることができます。編集部員お気に入りのケーキ!
【マロンカラマンシー】
柑橘のさわやかさに栗の濃厚な甘みが合わさったケーキ。「カラマンシー」とは、キンカンとマンダリンオレンジの交雑種とされる柑橘類の一種で、その力強い酸味と栗のこっくりとした甘みがお互いの味を引き立たせるかのよう。ホワイトチョコレートのムースでまとめ、バランスのよい口当たりに仕上げています。白くかわいらしい見た目は、子どもにも気に入ってもらえそう...…!
雪が降るクリスマスの街並みのようなかわいらしいデザインの「マロンカラマンシー」は、ホワイトチョコレートムースのフワッとした舌ざわりと、栗のこっくりとした食感が楽しめるケーキです。ジュレカラマンシーはさわやかな酸味があるため、栗の甘さとよく合います!
【フロマージュ・ルバーブ】
ベリー系のケーキは、ペストリー料理長の生野さんが毎年考えるそう! 今年は、ルバーブ特有の繊維感を残したコンポートをアクセントに、フワッとしたフロマージュブランのムースと、イチゴのムースやコンフィチュールが合わさったケーキが登場。ルバーブのインパクトある赤さとイチゴの赤みが、ケーキデザインに華やかさをプラスして聖夜を彩ってくれます。
真っ赤で目を引くデザインの「フロマージュ・ルバーブ」を実食してみると、ルバーブのコンポートジュレの酸味とムースフロマージュブランのやさしいミルク感が絶妙にマッチします。ルバーブの繊維感が噛む楽しみを与えてくれて、食べていておいしい!楽しい!と飽きることないユーモアさがあります。
【ジャポネハーブ・ショコラ】
高カカオのムースショコラノワールに、チョコレート羊羹など食感や風味の違いが楽しいショコラを何層にも重ねたケーキ。和製のハーブとしても親しまれるヨモギを今回ケーキに取り入れることを挑戦した生野さんいわく、一番チャレンジしたケーキなんだそう! 新鮮なマリアージュを楽しめます。
チョコ×ヨモギを合わせるという独創性に驚きましたが、食べてみると高カカオムースの高級感ある甘さと香り豊かなヨモギが合う! ムースとヨモギの間にあるチョコレート羊羹がヨモギの渋みを中和してくれて、絶妙にマッチしています。高カカオムース、ヨモギ、チョコレート羊羹、大納言と食べ進めるごとに感じる食感の変化に注目して食べてみてください!
外せない定番人気の3種はこちら
【玉手箱】
「ホテル雅叙園東京」がかつて“昭和の竜宮城”とよばれていたことから考案された、2段重の箱型ケーキ「玉手箱」。「日本美のミュージアムホテル」にふさわしい和風スタイルの蓋を被せたスタイリッシュな紅白の重箱です。蓋はホワイトチョコレートで作られているので、箱ごと食べることができます。玉手箱を開けるときのドキドキ感と笑顔をみんなでシェアできるような、特別感があふれるケーキ。限定10台なので予約は早めに。
上段の一の重は、PATISSERIE「栞杏1928」の人気ガトー3種(シシリアン、フルリール、栞杏)、手毬チョコ、結晶ボンボン、オレンジショコラ、焼き菓子3種(マドレーヌ、ダクワーズ、フィナンシェ)。ニの重(赤)には横須賀市長井にある「嘉山農園」のイチゴを使用した「嘉山農園の苺ショートケーキ」が入っており、人気スイーツが一堂に会した魅惑の玉手箱です。
【嘉山農園の苺ショートケーキ】
イチゴ、クリーム、スポンジの3つで構成されているショートケーキは、シンプルなゆえに作るのが難しいそう。肥料と栽培法にこだわった嘉山農園のイチゴは甘く濃厚な香りと酸味が特徴で、果肉の硬さがシンプルなショートケーキにぴったり。スポンジ生地のなめらかさとクリームの甘さは、イチゴが際立つように計算されています。
【シュトーレン】
ドイツ発祥のクリスマスの伝統菓子と知られる「シュトーレン」。しっとりとした生地にドライフルーツのレーズン、チェリー、オレンジピールとアーモンドをふんだんに混ぜ込み、老舗ドイツの高級ローマジパンを巻き込んで焼きあげ、粉雪のようにシュガーパウダーを振りかけたものです。スパイスが利いたしっとり生地に、ドライフルーツの食感がアクセントになり、何度も食べたくなる味です。薄くスライスして、ワインを飲みながら味わうのが大人な楽しみ方なんだそう!
"日本美のミュージアムホテル"の名にふさわしい技と美を極めたクリスマスケーキ。定番のイチゴのショートケーキにするか、ペストリー料理長が見せる計算された新作にするか、どれも魅力的で選ぶのが難しい! それもまたワクワクして楽しみですね。ぜひ、年に一度のクリスマスは、「ホテル雅叙園東京」のクリスマスケーキで特別な聖夜をお過ごしください♪
■ホテル雅叙園東京 クリスマスケーキ2024 (ほてるがじょえんとうきょう くりすますけーき2024)
予約期間:2024年10月1日(火)〜12月15日(日)
販売期間:2024年12月20日(金)〜12月25日(水)
公式サイト:https://www.hotelgajoen-tokyo.com/lien/xmas
予約方法:店頭または公式サイト、電話にて
*予約専用電話:03-5434-5230(11~20時/PATISSERIE「栞杏1928」)
■ホテル雅叙園東京(ほてるがじょえんとうきょう)
住所:東京都目黒区下目黒1-8-1
TEL:03-3491-4111(代表)
■PATISSERIE「栞杏1928」(パティスリー「りあん いちきゅうにはち」)
住所:東京都目黒区下目黒1-8-1 ホテル雅叙園東京1F
TEL:03-5434-5230
営業時間:11〜20時
定休日:無休
Text:山沢瑛
Photo:今井友貴
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