食・グルメ
2024.10.01
【京都】清水寺すぐ！「普門茶屋」で氷の上のむちむちわらび餅を満喫
京都観光に訪れたら、やっぱり和スイーツは外せません。抹茶やあんこ、お団子などさまざまな店が並ぶ京都で、今回ご紹介するのは、わらび餅の名店「普門茶屋」。氷の上にのって提供されるわらび餅は、ひと口でもちもちむちむちの食感に魅了されます。「音羽山 清水寺」（以下、清水寺）からも徒歩すぐ！ お参りのついでに訪れて、冷たい甘みに存分に癒やされてはいかが♪
Summary
清水寺の参道・清水坂の中腹に位置するカフェ
京都の有名寺院のひとつ「清水寺」へと続く参道・清水坂には、さまざまな飲食店やおみやげ店がずらり。少々体力のいる急勾配の坂ながら、国内外問わず大勢の人が観光に訪れ、とても賑わっています。
「普門茶屋」は、そんな清水坂の中腹に位置する和カフェ。入口は道路に面した店舗と店舗の間1ｍほどです。見落とさないように、「FUMON」と書かれた白いのれんと和スイーツの看板を目印に、細い通路を奥へと進みましょう。
たどり着いた先は、清水坂の賑やかさとは打って変わってしっとり大人の空気感。向かって右が「普門茶屋」、左が系列のおみやげ店「普門庵」となっています。
ちなみに「普門庵」での名物は、フランス産発酵バターと京都産宇治抹茶を掛け合わせたフィナンシェ「Kyo FRANCE（京フランス）」562円（4個箱）～。濃厚なコクと豊かな香りが楽しめる、贅沢な焼き菓子です。
最初にオーダーして自席へ。特等席は2階の円窓のそば
「普門茶屋」のコンセプトは“清水詣りの思い出を、よりいっそう楽しく”。あらゆる人を受け入れる「普門」のある清水寺と同じく、誰もが気軽に立ち寄れるようにとセルフスタイルの門前茶屋にしました。
入ってすぐの場所にタッチパネル式のセルフオーダー端末が備えられているので、まずはこちらでオーダーします。会計もすべてここで済ませられるとあって、とってもカジュアルな雰囲気。現金・カード・電子マネー・二次元コード決済に対応しています。オーダー後に手渡されるベルを持って、席を選びましょう。
店内は“モダンな門前茶屋”をコンセプトに、屋外でお茶を嗜む席・野点（のだて）をイメージしたデザインに。和傘がモチーフの照明や、朱色の椅子など、シンプルなデザインに和のアクセントが楽しいです。
おすすめの席は、2階席の円窓の近く！
円窓から見える緑と格子デザインとが京都らしく、思わず写真を撮りたくなります。
大わらび餅のセット「清水 -KIYOMIZU-」は必食
「普門茶屋」の名物といえば、“大わらび餅”。その名の通り、一般的なわらび餅の約3倍の大きさを誇り、しっかりとしたコシと食べ応えを叶えます。看板メニューは大わらび餅とわらび餅最中がセットになった「清水 -KIYOMIZU-」京きなこ＆黒みつ／特選抹茶付き1430円。
何より目を引くのが、この氷の器です！ なんとも涼やかなビジュアルで、残暑厳しい京都観光の合間の癒やしになりますね。もちろん見た目が美しいだけではなく、氷で冷やし続けることでもちもち感をより際立たせているのだそう。
コシがあるため、箸で持ち上げるとギュインと伸びます。深く焙煎した京きなこと、沖縄県産黒糖を100％使用した黒蜜につけていただきましょう。
ひんやりとした口当たりと、もっちもちの食感、素朴なきなこと濃密な黒蜜のバランスを堪能。わらび餅ひとつで口の中がいっぱいになるビッグサイズで、満足感たっぷりです。
セットの最中は、セルフで皮につぶ餡・アイス・わらび餅を挟んでいただきます。パリパリの皮とねっとり濃厚なつぶ餡、クリーミーなアイス、もちもちのわらび餅という、多彩な食感にニンマリ。
こだわりの抹茶ドリンクもぜひ味わって
メニューに最も合う素材は何かをひたむきに考えて素材選びを行う「普門茶屋」。例えば抹茶は、一番摘みの宇治抹茶をベースにしつつ、ドリンクやスイーツとのマリアージュを意識して3種類を使い分けます。
3種類いずれも茶鑑定士の日本最高位、茶師十段の酢田恭行氏が選出した抹茶を使用。ほろ苦さと濃厚なうま味が楽しめる特選抹茶は、わらび餅と一緒にいただくとおいしさ倍増です。
ふくよかな甘みとやさしい苦味にうっとりする抹茶ラテもおすすめです。濃厚な抹茶の風味が鼻から抜け、クリーミーな余韻もしっかり楽しめますよ。
「『清水寺の帰りに寄ったカフェ、おいしかったよね。あのわらび餅おいしかったね』と、清水寺参拝の思い出の1ページに刻んでいただけたらうれしいです」と話すスタッフさん。もちもちむちむちのわらび餅と、素材にこだわったメニューの数々を、京都観光の思い出に加えてみませんか。
■普門茶屋（ふもんちゃや）
住所：京都府京都市東山区清水2-246
TEL：075-533-8282
営業時間：12時～17時30分（17時LO）
定休日：なし
Text&Photo：木村桂子（ウエストプラン）
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
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