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【徳島・鳴門】廃校をリノベした「tonaru」で阿波おどり&アウトドア体験!

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「鳴門のうず潮」で知られる徳島県の鳴門市は、大鳴門橋で淡路島と結ばれる四国の玄関口。近年は温暖な気候を生かしたリゾート地としても人気を集めています。そんな鳴門に2024年6月、新たな観光スポット「tonaru(となる)」が誕生しました。2つの施設で阿波おどり体験やキャンプなど徳島の文化と自然をたっぷり楽しめます!

summary

「tonaru」ってこんなところ!

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「tonaru SETO(旧瀬戸小学校)」の外観

うず潮が見られる鳴門公園から車で約15分、ウチノ海の北西エリアに登場した「tonaru」。廃校となった施設をリノベーションした2つの複合観光施設です。旧瀬戸小学校・幼稚園を利用した「tonaru SETO」では阿波おどりやイカダ釣り体験、旧島田小学校・幼稚園を利用した「tonaru SHIMADA」ではキャンプが楽しめます。2つの施設は車で5分ほどの距離です。

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「tonaru SETO(旧瀬戸幼稚園)」の外観

両施設とも建築家・増田友也(ますだともや)氏が設計を手がけたもの。ノスタルジックな雰囲気と、格子状にデザインされた窓など学校らしからぬ斬新なデザインが特徴です。

オリジナルプログラムで阿波おどりを体感!│tonaru SETO

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まずは、徳島県ならではの体験ができる「tonaru SETO」をご紹介。例年8月に行われる阿波おどりは徳島を代表する伝統芸能。「tonaruシアター」では、一年を通して阿波おどりを楽しむことできます。ステージは鳴門のうず潮や、街中で見られる輪踊りをイメージした円形のオリジナルデザインで、当時の体育館をそのまま利用。360度どこからでも臨場感あふれる踊りを観賞できます。

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公演は土・日曜と祝日に1日2回行われ、徳島県阿波おどり協会に所属する有名連が日替わりで出演します! 円形ステージならではの、オリジナルの演出が見られるのもポイント。さらに会場は飲食OKなので、お酒と一緒に阿波おどりを見ることもできます。

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阿波おどりの最後には、観客も参加できる輪踊り体験が待っています。鳴り物のリズムに合わせて踊り手と観客が輪になり一緒に踊ることで、阿波おどりの楽しさを全身で感じられますよ。みんなで踊って一体感と高揚感を味わいましょう!

■「tonaru SETO」阿波おどり(「なると せと」あわおどり)
営業日:土・日曜、祝日
営業時間:11〜12時、13時30分〜14時30分(1日2回公演)
料金:大人2200円、中学生以下1100円、3歳未満無料

釣った魚をその場で食べられる!イカダ釣り体験│tonaru SETO

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教室の一室でレクチャーを受けて、いざイカダ釣りに出発!

「tonaru SETO」ではウチノ海でのイカダ釣り体験もできます。波が穏やかでうねりが少ないウチノ海は、多くの釣り筏が浮かぶ県内有数の釣りスポット。専門インストラクターによるレクチャーと必要な道具がセットになったプランを予約をすれば、手ぶらでイカダ釣りが楽しめます。

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ウチノ海へは車で約10分、そこからイカダまで船で約5分です。木でできたおしゃれなイカダは、天候が悪い日や日差しが強い時には屋根をつけることができるため、いつでも快適です。

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複数の擬餌バリが付いた仕掛けを使う“サビキ釣り”という手法で、群れになったアジやイワシなどを狙います!イカダには調理器具や調味料、テーブルまでスタンバイ。釣った魚はその場で自分で捌いて、刺身や天ぷらで食べることができます。魚の調理が不安な人でも安心!インストラクターが捌き方を丁寧に教えてくれるので、食の学びにもつながりますよ。

■「tonaru SETO」フィッシング(「なると せと」ふぃっしんぐ)
営業日:土・日曜、祝日(要予約)
営業時間:8時30分〜12時30分、13〜17時(1日2回実施)
料金:大人9900円、小学生以下6600円、未就学児無料
定員:各12名

モダン空間の素敵なテラスでカフェタイム│tonaru SETO

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旧幼稚園のモダンな建物は、フリースペースとして利用されています。格子状にデザインされた窓から陽光が差し込み、美しい緑に囲まれたテラスで、ゆっくりと過ごすことができます。阿波おどり公演の待ち時間などにも利用でき、時には阿波おどりの踊り手たちが休憩していることもありますよ。

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一角には、建築家・増田友也氏のギャラリーが併設されています。ここでは、増田氏の手がけた建築の資料や模型などをじっくりと見ることができ、彼のデザインに込められた思いや背景を感じることができます。

「tonaruソーダ」(左)、「イチゴみるく」(右)各500円
「tonaruソーダ」(左)、「イチゴみるく」(右)各500円

土・日曜と祝日限定で「tonaruショップ」がオープンします。美しいブルーの色合いが魅力の「tonaruソーダ」や「アイスコーヒー」などのドリンクに加え、「tonaruサワー」やおつまみ付き「ビール」などのアルコール類も販売。フリースペースのほか、「tonaruシアター」への持ち込みもOKです。

旧校舎にはレトロなフォトスポットがいっぱい!│tonaru SETO

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小学校の旧校舎や教室を活かした空間はどこを切り取っても絵になります。可愛らしい「こうばい」の看板が目を引く受付カウンターは、特におすすめの撮影スポット♪昔懐かしい雰囲気を楽しみながら、素敵な思い出を写真に収めてくださいね。

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レトロな机と椅子が並ぶ教室で先生役と生徒役になって撮影したり、子どもの頃にはなかなか入れなかった校長室のソファに座ってみたりと、思わずSNSにアップしたくなるような楽しい一枚が撮れますよ。

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小学校の2階にあるテラスからは、目の前に小鳴門新橋を一望する美しい海が広がります。テラスにはさわやかな心地よい風が吹き込み、まるでリゾート地にいるよう。青い空と海が織りなす絶景は、ただ眺めているだけで心が癒やされます。

■「tonaru SETO」(となる せと)
住所:徳島県鳴門市瀬戸町堂浦字地廻り参220-1
TEL:088-688-0151(営業日の土・日曜、祝日10~15時)
※営業日は変更の場合あり詳細は公式Webサイトを要確認

運動場でノスタルジックなキャンプを楽しむ!│tonaru SHIMADA

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「tonaru SETO」から車で約5分の場所にある「tonaru SHIMADA」。旧島田小学校・幼稚園の運動場が生まれ変わった、自然に囲まれたキャンプ場です。

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運動場には、11区画のオートキャンプサイトと、ロードバイクやオートバイで訪れる人向けのソロキャンプエリアがあります。ウチノ海で釣った魚を捌ける共同炊事場や、旧校舎内にシャワー室やトイレが完備されているので、キャンプ初心者さんも快適に過ごすことができます。

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運動場や校舎といった特別な場所でのキャンプは、普通のキャンプとは一味違う非日常感が満載。子どもの頃に戻ったような、ノスタルジックな時間を過ごすことができます。

■「tonaru SHIMADA」キャンプ場(「なると しまだ」きゃんぷじょう)
営業日:土・日曜、祝日
営業時間:チェックイン14〜17時/チェックアウト8〜11時
料金:オートサイト4400円〜。入場料は大人1100円、小学生以下550円、未就学児無料

■「tonaru SHIMADA」(となる しまだ)
住所:徳島県鳴門市瀬戸町中島田字北田36
TEL:088-623-8181(平日9時30分〜17時00分)株式会社エアトラベル徳島

「tonaru」へのアクセスはこちら

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「tonaru」へのアクセスは車の利用がおすすめです。「tonaru SETO」へは、神戸淡路鳴門自動車道・鳴門ICから車で約12分、「tonaru SHIMADA」へは約16分です。「tonaru SETO」には約180台収容可能な広々とした駐車場があり、満車時には臨時駐車場も利用できます。

「tonaru SETO」へは路線バスでもアクセス可能です。JR鳴門線「鳴門駅」から運行している徳島バスを利用し、バス停「瀬戸小学校前」で下車してください。

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懐かしさと新しさが融合した「tonaru」。鳴門の自然のなかでアクティビティを楽しみながら、家族や友達と思い出に残るひとときを過ごしてくださいね。


Text:飯田佐智(Clay)
Photo:能勢太郎(Clay)
記事内一部画像提供:tonaru

●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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