スカイライン

ホノルル初の高架鉄道システム「スカイライン」の乗り方とローカルエリアのおすすめスポットを徹底レポ―ト

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2023年6月からホノルル初の高架鉄道システム「スカイライン」が運行を開始しました。交通手段としては、まだ全線開通していないこともあり少し不便なところもありますが、今まで見たことのない景色や街に出会えるのが魅力!スカイラインの乗り方と超ローカルなハワイの楽しみ方を伝授します。

Summary

スカイラインとは?

スカイライン

2023年6月に運行を開始した高架鉄道システム「スカイライン」。ハワイの主な移動手段としては、トロリー、ザ・ バス、レンタカー、タクシーが主な手段だったため、ハワイ初の高架鉄道システムなんです!ハワイの街に線路や電車が通っているのがとても新鮮な光景...!

路線図

2024年9月取材時点では、オアフ島西部のカポレイとアロハスタジアムの間を結ぶ9駅分が開通。2025年には、アロハスタジアムから東側にあるダニエル K イノウエ国際空港までの区間が開通予定で、2031年にはカリヒ地区からダウンタウンを結ぶ区間の開通が予定されています。最終的にはアラモアナまでつながる予定なので、ワイキキ中心地をメインに過ごす観光客にも便利になります。

乗り方を伝授!

HOLOカード

スカイラインの乗車には、ザ・バスの乗車時に使用している「HOLOカード」が必要。このHOLOカードとは、チャージ式のICカードでABCストアでは$9.5(1日パス$7.5+発行手数料$2)にて購入が可能です。次の日以降の金額をチャージするには、HOLOカードの公式サイトでの登録することでチャージすることが可能になります。スカイラインの駅の券売機でもチャージは可能。

乗車料金は、大人が$3、子どもが$1.50で、ザ・バスと同じく一日の上限が$7.5。何度乗車しても一日の上限以上の金額はかかりません。また、2時間半以内の移動であれば大人は$3、子どもは$1.50の料金で乗り放題なんです。こちらは、ザ・バスの乗り換えも適用されるので短い時間の乗り継ぎであれば、コスパも◎!

券売機

駅に設置されている券売機でもHOLOカードの購入や料金のチャージが可能。使い方をご紹介します。

券売機操作

こちらの券売機は日本語にも対応しているので、英語が苦手なひとも安心して利用することができますよ。画面をタップしたくなりますが、画面横のボタンで操作を行ってくださいね。

チャージの様子

こちらの券売機では、HOLOカードの残高の確認もできます。以前の旅行時に使用していくら残高が残っているか知りたい際も、ここで確認することができますよ。機械右下にカードをタップする場所があるので、こちらにカードをかざしてチェック!

駅外観

こちらは、カラウアオ駅。ワイキキから2番目に近いスカイラインの駅になります。まだ開通したばかりなので駅も新しくて綺麗!

改札の様子

改札機の青い矢印が光っているのが入場可能ゲート。HOLOカードをタップしたらゲートが開きます。

ホームの様子

ホームももちろん新しい! スカイラインは、約10分間隔で運行しています。

乗車レポート

車内の様子

電車の車内も、もちろん新しいのでピカピカ! 大きな窓とゆったりとした座席配置なので実際よりも広く開放感を感じますよ。

乗車時の注意事項はこちら。
・喫煙(電子タバコ)、飲食、ゴミのポイ捨て禁止
・引火物、爆発物、有害物質の持込禁止
・携帯電話の使用(サイレントモードの設定はOK)
・座席を必要とするひとに席を譲らない
・一人で一席以上の使用

車内の様子

電車の前後には、大きな窓を一人占めすることができる特等席があるんです。スカイラインは自動運転なので、運転手さんがいないゆえの景色。ハワイのローカルな景色に線路が伸びる風景が本当に新鮮で面白い…!

車窓からの様子

畑や山など、ワイキキの海やショッピングセンターやホテルが集まった賑やかな景色とは異なるローカルなハワイの景色が広がります。

駅周辺の風景

スカイラインの駅周辺もワイキキの景色とは全く異なる、畑や家があり、一味違ったハワイを楽しむことができますよ。

アート

また、スカイラインの各駅にはハワイのローカルアーティストの作品が描かれています。駅によって描かれているアートが違うので、アート巡りに一駅ずつ降りてみるのもおすすめ!

ザ・バス

スカイラインの駅へは、ザバスを利用してワイキキから最も近い「アロハスタジアム駅」に向かうか、車を停めることができる駅までUberやレンタカーで向かいましょう。

【アクセス】 
ワイキキからザバス20・42番で約1時間、Kamehameha Hwy +Salt Lake Blで下車するとアロハスタジアム駅まで徒歩5分

穴場なローカルスポットをご紹介

西オアフ最大のショッピングセンター/パールリッジ・センター

パールリッジ・センター外観

スカイライン「カラウアオ駅」から徒歩約10分。ハワイで2番目に大きなショッピングセンター「パールリッジ・センター」。アップタウンとダウンタウンという2つの建物に分かれています。観光客が少なく、ローカルな人が多く利用しているので、ワイキキ中心地にあるショッピングセンターとは違い、空いているのがうれしいポイント。とても広いので、事前にショップの目星をつけて訪れるのがおすすめですよ!

■パールリッジ・センター
住所:98-1005 Moanara Rd,Alea
電話:808-488-0981
時間:10~20時
休み:なし

大人気のマラサダを並ばず買える!穴場スポット/レナーズ・マラサダ・ワゴン

マラサダワゴン

カパフルで行列必至のマラサダショップ「レナーズ・ベーカリー」。そんな大人気のマラサダを並ばずにゲットできるフードトラックがあるんです。こちらは、パールリッジ・センターの駐車場にあります。可愛い赤と白のボーダー のトラックの脇には、ベンチとテーブルがあるので座って食べることもできますよ!

■レナーズ・マラサダ・ワゴン 
住所:98-849 Lumiania St,Waipahu
電話:808-442-1402
時間:7~19時
休み:なし

西オアフの巨大屋外型モール/カ・マカナ・アリイ

ショッピングモール外観

100店舗以上のショップやレストラン、フードスポットや映画館が終結したモール。全米チェーンのほかハワイ生まれのブランドやグルメもたくさんあるので、ワイキキから少し足を延ばしても行く価値あり!スカイラインのクアラカイ駅からはザバスに乗り継いで向かいましょう。

■カ・マカナ・アリイ
住所:91-5431 Kapolei Pkwy.
電話:808-628-4800
時間:10~21時(日曜は~18時)※飲食店は店舗により異なる
休み:なし

ハワイの新しい交通手段「スカイライン」とその周辺のおすすめスポットをご紹介しました。ぜひワイキキからひと足のばして、ローカルなハワイを感じられる「スカイライン」に乗車してみてくださいね。

■スカイライン
時間:5~19時(土、日曜、祝日は8~19時)
料金:大人$3、子ども(6~17歳)$1.5(1日の上限は大人$7.5、子ども$3.75、2時間半以内の移動であれば一回の料金で乗り放題)、5歳以下の子どもは運賃を払う乗客1名に対し、座席を使用しない場合は1名無料

TEXT:るるぶ情報版(海外)編集部
PHOTO:田尻陽子

●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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