【休暇村越前三国】編集部員宿泊レポ!朝食で越前三国の漁師飯「鯛まま」を頂きます♪

【休暇村越前三国】編集部員宿泊レポ!朝食で越前三国の漁師飯「鯛まま」を頂きます♪

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福井県坂井市三国町にある「休暇村越前三国」は、越前加賀海岸国定公園の中にあり、日本海の景観を堪能できる温泉リゾートホテル。2024年3月に北陸新幹線が延伸し「休暇村越前三国」の最寄り駅・JR芦原温泉駅も開業して、福井観光がよりしやすくなりました。「あわら温泉」観光はもちろん、「東尋坊」や「越前松島水族館」など、三国の人気観光スポットへのアクセスも便利な「休暇村越前三国」。福井の魅力あふれる朝食や夕食も、編集部員の宿泊レポでお届けします!

Summary

三国観光に最適!休暇村越前三国の楽しみ方

休暇村越前三国
「休暇村越前三国」外観(写真提供:休暇村越前三国)

公共交通機関を利用の場合、JR芦原温泉駅から京福バスに乗って約30分で休暇村越前三国に到着します。JR芦原温泉駅は延伸した北陸新幹線も停車する、あわら温泉の玄関口。車で行く場合、北陸自動車道金津ICから約30分で休暇村越前三国に到着します。

休暇村越前三国の周辺観光スポットはこちら(一例)。
東尋坊…車で5分
越前松島…徒歩15分
雄島…徒歩25分
越前松島水族館…車で5分
芝政ワールド…車で20分
三国湊…車で10分

「福井に来たら、東尋坊に一度は行ってみたい」という方は少なくないはず。そんな東尋坊に車で5分というアクセスなので、美しい夕日が望める日没の時間に行って、すぐホテルに帰って休むことができるのはうれしい。同じく車で5分の越前松島水族館は、水面がシースルーの珊瑚礁水槽「さんごの海」や、ペンギンの散歩など楽しい企画があり、大人も子どもも一緒に楽しめます。さらにレトロな町並みや名建築が楽しめる三国湊も車で10分。駐車場に車を停めて散歩ができますよ。また、休暇村越前三国ではレンタルEバイク(電動自転車)があるので、サイクリングでおでかけも楽しい!

休暇村越前三国

三国周辺スポットではないですが、福井の定番スポット・福井県立恐竜博物館まで車で70分、永平寺まで車で50分なので、あわら温泉や三国観光を楽しんで休暇村越前三国に泊まり、次の日は別のエリアに移動するのもオススメです。

休暇村越前三国
ホテルのすぐ前にある日本海を一望できるプール(写真提供:休暇村越前三国)

また、越前加賀海岸国定公園の中にある休暇村越前三国ではさまざまな体験ができるので、ホテルにいるだけでも十分楽しめます。グランドゴルフ、キャッチボール、バドミントンなどを楽しめるホテル目の前の芝生広場やプールのほか、オートキャンプ場やテニスコートを併設。海風を感じながらアクティビティを楽しめます。プールは7月中旬から8月末までと夏季期間のみですが、ホテル宿泊者は無料(キャンプ宿泊者は大人500円、小学生200円、幼児無料)で利用できるのがうれしい!

休暇村越前三国
越前三国オートキャンプ場の標準オートサイト(写真提供:休暇村越前三国)

ホテルに併設している、キャンプ初心者でも安心なオートキャンプ場では、設営済みのテントに食材やキャンプ用具、ホテルでの朝食ビュッフェや温泉入浴などがセットになった「手ぶらでキャンププラン」もあります。越前加賀海岸国定公園の自然を満喫できますよ。オートキャンプ場から徒歩5分の二の浜海岸は磯遊びができ、車で5~10分の浜地海水浴場、三国サンセットビーチでは海水浴が楽しめます。

休暇村越前三国
庭園露天風呂(写真提供:休暇村越前三国)

「温泉リゾートホテル」の休暇村越前三国は、もちろん温泉もオススメ。芝生が広がる庭園露天風呂「荒磯の湯(ありそのゆ)」、天然温泉で解放感あるガラス張りの大窓で景色を堪能できる内湯の2種類があり、日帰り入浴も可能。桜の咲く頃は、露天風呂からお花見をしながら浸かることができるんだとか。周辺の観光と合わせて楽しみたいですね。

■温泉(宿泊者)(おんせん(しゅくはくしゃ))
営業時間:11時30分~24時、5時~9時30分(清掃時間は9時30分~11時30分。※金曜日の清掃時間は9時30分~14時30分)

■日帰り温泉(ひがえりおんせん)
営業時間:11時30分~14時最終入場 ※金曜日はメンテナンスのため休み
料金:大人900円、小学生・幼児(4歳以上)600円、3歳以下無料
※タオルは持参するかホテルのレンタル、販売を利用。(レンタルはバスタオル300円、フェイスタオルは販売220円)

休暇村越前三国
「ふくい木材・木育体験恐竜づくり(写真はティラノサウルス)」(写真提供:休暇村越前三国)

プール、温泉、キャンプ場……と盛りだくさんですが、ほかにも体験やアクティビティがあります。福井県産の木材を使って恐竜模型作りができる「ふくい木材・木育体験恐竜づくり」。木の温もりを感じる、恐竜王国福井らしいプログラムですよね。ティラノサウルス、ブラキオサウルス、トリケラトプスの3種類から好きなものを選んで作れますよ。

■ふくい木材・木育体験恐竜づくり(ふくいざいもく・もくいくたいけんきょうりゅうづくり)
期間:通年
営業時間:7時~20時30分
場所:ロビー
料金:1700円
※対象年齢なし

ほかにも、福井の歴史や自然に詳しい専門家による福井おもしろ講座や、三国湊のガイド付き散策、ロビーコンサート、毎月恒例の餅つき大会などさまざまな体験があります。気になる方は公式サイトを確認してみてくださいね。

三国の漁師飯「鯛まま」をはじめ、地元の料理を楽しもう

休暇村越前三国

そんなさまざまな楽しみ方がある休暇村越前三国に泊まって、一番オススメだと感じたのはずばりホテルの料理! まずは朝食からご紹介します。

休暇村越前三国

朝食と夕食の会場は、2階にある日本海を一望できるレストラン。同じ会場でも、朝食は「港の朝食堂&めざめカフェ」という名前で、漁港・市場の食堂とカフェをイメージした2つのお店があるような雰囲気になっています。ビュッフェスタイルでご当地グルメを満喫できますよ。

休暇村越前三国

まず発見したのは米どころ福井のおむすび。福井はコシヒカリ発祥の地でもあるんです。そんなコシヒカリを使った炊き立ておむすびをその場で握ってくれましたよ。

休暇村越前三国

新鮮な福井県産の卵でいただく「たまごかけご飯」も。トッピングの種類が豊富!

休暇村越前三国

こちらではスタッフが三国の「地魚ひもの焼き」を提供してくれます。

休暇村越前三国

ハタハタや温泉カレイを目の前で焼き上げてくれますよ♪

休暇村越前三国

そして朝食で一番人気・オススメが三国の漁師飯「鯛まま」。こちらもスタッフが目の前で用意してくれます。

休暇村越前三国

白飯に鯛の刺身をのせて自家製の鯛骨スープをかけた一品で、鯛のうま味とだしの風味が上品! ネギやおろし生姜と一緒に食べるのがオススメ。

休暇村村越前三国

「港の朝食堂&めざめカフェ」ということで、「港の朝食堂」の部分はご紹介しましたが、もちろんカフェ要素もありますよ。写真はフレンチトーストで、好みのトッピングで楽しめます。しっとりした食感と甘さが特徴で、その日の気分でトッピングを選んでみてくださいね。

ほかにもヨーグルトやコーンフレーク、フルーツなどカフェ的なメニューが揃っていました。三国の地元グルメが食べられる「港の朝食堂」要素だけではなく、「めざめカフェ」としてカフェメニューがあるのはうれしいですね。

休暇村村越前三国

じゃーん! まずは盛り付けしてみました。ビュッフェ形式なので好きなものを好きなだけ選べるのでうれしい。

休暇村越前三国
写真左が「鯛まま」、写真右が「越前そば」

三国を感じられる「鯛まま」や、福井の名産「越前そば」など、福井を代表するご当地グルメは特に食べてほしいです。

休暇村越前三国

新鮮な三国産の卵でいただく「たまごかけご飯」もおいしい♪

休暇村村越前三国

「フレンチトースト」はメープルシロップをたっぷりかけていただきます。しっとり、甘くておいしい!

休暇村越前三国

取材時は曇りでしたが、日本海を一望しながら食べられるのはうれしい! 「鯛まま」や「地魚のひもの焼き」は通年ありますが、こちらは2024年7月取材時のメニューで、季節によってラインナップが少し変わるので当日楽しみにしてくださいね。

春から秋はビュッフェスタイル、冬は会席料理の夕食を

休暇村越前三国
2024年7月取材時の盛り付け

朝食だけでなく、夕食も楽しみですよね。春から秋は「ビュッフェスタイル」、冬は「会席料理」というスタイル。取材は7月だったので、「ビュッフェスタイル」でした。盛り付けた写真をみて分かる通り、メニューが豊富! 地元食材をふんだんに使用した約50種類もの中から好きなものを選びます。料理人が目の前で作ってくれるライブキッチンもあり、取材時は「若狭牛手作りハンバーグ」でした。季節によってメニューが異なるので事前にチェックしてみてくださいね。

休暇村越前三国
「越前がに活蟹料理 極魅コース」(写真提供:休暇村越前三国)

そして毎年11月6日に、日本海の冬の味覚の王様、「越前がに」の漁が解禁。福井にきたら「越前がに」は食べたいですよね。

休暇村越前三国
「越前がに」の証明である黄色いタグがついている(写真提供:休暇村越前三国)

2024年は11月7日から2025年3月21日まですべての料理に「越前活がに」2杯を使用した「越前がに活蟹料理 極魅コース」がはじまります。越前がにの活蟹の姿茹で(約400g)、活蟹刺し、かに味噌甲羅焼き、炭火焼きがに、かに天婦羅、かにすき鍋、かに雑炊と、まさにカニ尽くしのメニュー!
こちらは1日限定30食なので、気になる方は早めに予約してくださいね。

全客室から日本海を眺望!福井のものづくり技術がつまったコラボルームもチェック

休暇村越前三国
松川レピヤンとコラボした越前織和室(写真提供:休暇村越前三国)

全客室から日本海を眺望できる休暇村越前三国の客室ですが、2024年に福井のものづくり技術がつまったコラボルームがオープンしました。今回はそのコラボルームをご紹介します。まずひとつ目が福井県坂井市にある松川レピヤンという企業とコラボした「越前織和室」という部屋。全部で4室あり、コラボ前に比べて単に部屋がきれいになったというだけでなく、福井のものづくり技術がぎゅっと詰まっているんです。

休暇村越前三国がある坂井市は、一流メーカー商品の織ネーム(タグ、ワッペン)や、織テープなどに使われる「越前織」を全国の約7割生産。その技術はほかにも、神社やお寺の御守り、マスク、ストラップ、名刺などにも活用されています。

松川レピヤンは、そんなきめ細かい風合いが特徴の「越前織」の織り技術と伝統をしっかり受け継ぐ大正14年(1925)創業の会社。松川レピヤンとコラボしたので、部屋には「越前織」がいっぱいあふれています。

休暇村越前三国

壁の青いアートのような装飾は「越前織」。日本海の青のイメージで、色鮮やかです。約1万5000本の糸を使用して織り上げられており、「越前織」の技術を間近で感じることができますよ。

休暇村越前三国

客室の机にも「越前織」が。よーくみると、何本もの糸で織り上げられているのがわかります。

休暇村越前三国

「越前織」のランプシェードもありました。金糸の量が多いと、繊維のタテ糸が切れてしまい織ることがとても難しいのだとか。繊細な技術で作られています。

休暇村越前三国
セルフネンとコラボしたふくい木材和室(写真提供:休暇村越前三国)

そしてこちらは坂井市にあるセルフネンという企業とコラボした部屋で、全部で6室あります。セルフネンは日本初の「不燃木材(燃えない木材)」を開発。今回のコラボルームでは、壁に「不燃木材」を加工する際に出る木くずを粉にして塗っており、窓際のイスとテーブルのスペース(広縁)の床部分は県産杉を利用。木の温もりを感じられる部屋になっています。畳やクロスの色も壁とコーディネートし、広縁の家具も新調。

休暇村越前三国
全室オーシャンビュー(写真提供:休暇村越前三国)

どちらのコラボルームも、地元企業とコラボし、福井ならではの技術が垣間見える部屋でした。もちろん、コラボルームではない部屋も全室オーシャンビューで、日本海の景色を堪能できるため、どの部屋でも満足できますよ。もし、福井の伝統技術を間近で感じたい場合はコラボルームを予約してみてくださいね。

売店「Shop湊」で三国ならではのおみやげを

休暇村越前三国

1階のロビーには、売店「Shop 湊」があります。

休暇村越前三国
三国名産の「もみわかめ」
休暇村越前三国
三国のお米「農家自慢のお米」

三国名産の「もみわかめ」や、「三国のお米(冬場カニ料理にて出る殻を三国の農家さんに引き取ってもらい、肥料にして育ててもらったお米)」など三国ならではの商品が勢揃い。

休暇村越前三国
休暇村越前三国オリジナル商品「日本酒ガトーショコラ・三國物語り」

こちらはオススメの休暇村越前三国オリジナルの商品。坂井市にある洋菓子店・パティスリースリールと、同じく坂井市の創業270年の老舗「久保田酒造」とコラボした「ガトーショコラ」で、「福井の魅力ある素材を全国に知ってもらいたい」という想いが込められています。

パティスリースリールのオーナー西坂さん、「久保田酒造」の代表久保田さん、休暇村越前三国課長の野口さんの3人で力を合わせて考案。「久保田酒造」が醸造する休暇村越前三国オリジナル日本酒「三國物語り」で大吟醸酒の酒粕を溶かして作り、チョコレートは72%でビターな味わい。ブランド地鶏「福地鶏」の卵、福井の特産小麦「ふくこむぎ」などを使い、材料にこだわったスイーツに仕上げたのだとか。

休暇村越前三国
休暇村オリジナル「柚子胡椒ドレッシング」

こちらは休暇村のオリジナル「柚子胡椒ドレッシング」。柚子胡椒の原料となる柚子、青唐辛子、塩はもちろん、柚子の果汁も九州産にこだわっています。醤油ベースにしたノンオイルドレッシングで、サラダにかけると柚子の味がしっかりきいておいしい!

朝食・夕食会場にも置いてあるので、サラダなどにかけてみて、好みの味だったらおみやげにするのもよさそう。

休暇村越前三国
色とりどりの「恐竜キーホルダー」

客室のカギについている「恐竜キーホルダー」も、実は売店で購入可能。福井県の形をした恐竜で、色とりどり。アクリルは1点330円、ウッドは杉が1点300円、桧木(ひのき)が1点330円。セットだと恐竜家族として4点で1100円、5点で1320円と少しお得になります。

■売店「Shop 湊」(ばいてん 「しょっぷみなと」)
営業時間:7時30分~20時30分


休暇村越前三国

ちなみに、売店がある1階のロビーで朝の時間帯(7時30分~10時)にはテイクアウト用のコーヒーが無料で用意されていますよ。天気がよい日はテラスでも飲むことができます。

いかがでしたか? 三国観光に適した立地であるだけでなく、ホテル滞在でも楽しめるポイントがたくさんある「休暇村越前三国」。今回ご紹介した部分以外にもまだまだ魅力はあるので、ぜひ泊まってみてくださいね♪

■休暇村越前三国(きゅうかむらえちぜんみくに)
住所:福井県坂井市三国町崎15-45
TEL:0776-82-7400
料金:1泊2食付き 平日2名1室 1万7500円~
チェックイン15時~、チェックアウト~10時


Text:るるぶ情報版編集部(土屋香奈)
Photo:田尻陽子

●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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