カイムキにあるローカルブランド「テン・トゥモロー」は、カフェ併設のオシャレブティック! おみやげ探し&のんびり休憩タイムを過ごそう!
ハワイの人気ローカルタウン「カイムキ」には、ロコ御用達のレストランやおしゃれショップが多く点在しています。今回はそんなカイムキで今注目されているショップ「テン・トゥモロー」をご紹介! こだわりの洋服や雑貨が揃っているので、おみやげ探しに立ち寄ってみては? ショップには抹茶ドリンクが人気のカフェも併設しているので、買い物の後こちらで休憩するのもおすすめです。
洋服のデザインから縫製までを自社で行うローカルブランド
ワイキキから車で15分ほどの場所にあるエリア「カイムキ」は、ワイキキよりも落ち着いた雰囲気が魅力のローカルタウンです。特にメインストリートのワイアラエアベニューには、ロコ御用達のレストランやおしゃれなショップが多く集まっています。そんなカイムキエリアの中から地元のロコに人気のオシャレブティック「テン・トゥモロー」をご紹介します!
ショップはサーモンピンク色のレトロな一軒家の1階にあります。温かみのあるウッド調の作りで、まるでロコのお家に招かれたような気分に。
テン・トゥモローはカイムキ育ちのサマーさんが手がけるオリジナルブランド。小さい頃からファッションが大好きだったというサマーさんは、ハワイでスタイリストとしてキャリアをスタート。その後、2014年にテン・トゥモローを立ち上げました。
テン・トゥモローでは、おもに女性用のモダンリゾートウエアを取り扱っています。ウエアのほとんどはジャージー素材の生地を使っているので、伸縮性があり、着心地がよいのが魅力。
そしてテン・トゥモローの最大の特徴は、デザインから縫製までをショップの2階のスタジオで行っていることです。デザインは基本サマーさんが行っており、お客さんが着ている服をチェックしてトレンドをリサーチしたり、スタッフからアイデアをもらったりして生まれているのだそうです。
たくさんの服の中でも特に目がいくのは、南国らしい花が大胆にあしらわれたウエア。リゾート感あふれたデザインで、ハワイの風景にもなじみそうですね。また、同じデザイン「聡松1」 でもキャミソールタイプのロングドレスや袖ありのワンピースなどスタイルを選べるので、自分好みのデザインとスタイルを見つけてみてください。
シンプルなタイプが好きな方は、Aラインタイプの「ハーパー パネルドレス」がおすすめ。露出度も少なく、落ち着いた色味なので、帰国してからも普段使いしやすそうです。
テン・トゥモローでは大人だけでなくキッズ用の洋服も揃っています。ハワイでは幸運の象徴でもある「虹」をモチーフとしたワンピースは、カラフルでかわいいですよね。お子さんがいる方は、ハワイ滞在用に購入するのもおすすめです。
デザインはシーズンことに変わるので、行く度に新しいデザインに出会えます。男性のアロハシャツも取り扱っているので、こちらもチェックしてみてください!
オーナーがセレクトした小物も要チェック
ショップではサマーさんがセレクトした雑貨や小物、ジュエリーなどのアイテムも取り扱っており、そのほとんどがローカルブランド。気になるアイテムがある場合は、サマーさんに尋ねてみるとブランドのバックグラウンドなどを丁寧に教えてくれますよ。
今、注目のブランド「ジュルス&ジェム ハワイ」のアイテムも販売しています。こちらはロコガールの間で話題になったフレグランスアイテムを扱うローカルブランド。キャンドルが一番有名ですが、ハワイの香りを楽しめるルームスプレーやカーフレングランスもおすすめですよ。
雑貨アイテムだとこちらのポーチもおすすめです。ジュエリーデザイナーのオーナーが手がけるブランド「ミーシャハワイ」の「ポーチ」で、タヒチの花のデザインが特徴的です。水着と小さめのタオルが1枚ほど入る大きさなのでビーチでも重宝しそうですね。
モハラアイウエアの「サングラス」もサマーさんのおすすめ。こちらはすべての人種の女性の顔にフィットするよう、女性デザイナーが女性のために立ち上げたブランドなんです。特に鼻の部分のパーツ、ブリッジの高さなどにこだわって作っているため、日本人の顔にもフィットしやすいのだとか。
またテン・トゥモローは、2017年にスタートしたみんなでカイムキの街を盛り上げていこうという活動「Keep It Kaimuki(キープ・イット・カイムキ)」のスポンサーでもあります。そのため、キープ・イット・カイムキのロゴマーク入りのグッズも取り扱っています。
おみやげショップなどでもあまりみかけないグッズ類は、どれもシンプルでかわいいものばかり。マグカップやトートバッグなどは普段使いしやすく、おみやげにもぴったりなので、テン・トゥモローのアイテムだけでなくこちらのグッズも要チェックです!
ロコが足繁く通う抹茶カフェも併設!
ショップの隣には、抹茶を使用したオリジナルドリンクが楽しめるカフェ「デイリー・ウィスク・マッチャ」があります。ハワイでは今抹茶がブームなので、抹茶好きのロコも通い詰めるほど人気のお店となっています。「デイリー・ウィスク・マッチャ」は、サマーさんがコロナ禍にショップの空きスペースを使って始めた店。サマーさんが大好きな抹茶のドリンクがメインメニューです。
カフェで使用する抹茶は日本の鹿児島から仕入れたもの。サマーさんがいろいろな抹茶を試し、そのなかからお気に入りのものを厳選したのだそう。抹茶は注文されてから毎回丁寧に茶せんで立ててくれるので、いつ飲んでも本格的な抹茶ドリンクが味わえます。
ちなみに「デイリー・ウィスク・マッチャ」という店名は、この「毎回抹茶を立てる」という意味が込められているのだそう。サマーさんの抹茶へのこだわりを感じられますよね。
人気メニューはストロベリー抹茶
お店の一番人気は「ストロベリー抹茶」$8.25~。抹茶の味はしっかりと感じますが、苦味よりも甘味が強く、抹茶とストロベリーのバランスが絶妙。抹茶の苦みが苦手な人でも美味しく味わえるドリンクです。また、潰したいちごピュレが入っているので食感も一緒に楽しめます。
そのほか「抹茶リリコイソーダ」$9もおすすめです。ハワイでも人気のリリコイ(パッションフルーツ)と炭酸水、抹茶を混ぜた、日本では出会えないドリンクです。抹茶は濃厚なのに、炭酸の味もあいまって意外にもさっぱりとした味わい。ハワイならではの組み合わせを楽しみたい人は、ぜひ試してみてほしいドリンクです。
そしてもうひとつおすすめなのが、「ハパ抹茶ラテ」$7.50。ハパとは「ハーフ」という意味で、こちらのドリンクは抹茶とほうじ茶が半分ずつ入った贅沢なラテです。ほうじ茶も抹茶と同じく日本から仕入れた上質なもの使用していて、そこにハワイ島産の蜂蜜がプラスされるので、ほんのりした甘さが口に広がります。ほうじ茶と抹茶、どちらも味わいたい人にはもってこいのメニューですね!
カフェではドリンク以外に、ペストリーも販売。ペストリーはすべて、ハワイの一流レストランで経験を積んだシェフ監修の人気店「デルズ・キッチン&ベーカリー」で作られたものなのだとか。本格的な抹茶ドリンクと一緒に味わってみてはいかがでしょうか?
カフェはショップの駐車場脇のテラスにあります。ウッド調の壁は緑色のグラデーションカラーに塗られていて、いるだけで心が安らぐ空間。カフェのみの利用ももちろんOKなので、立ち寄ってみてください。
■テン・トゥモロー
住所:1114 11th Ave,
TEL:808-591-6219
営業時間:10〜18時
定休日:日曜
■デイリー・ウィスク・マッチャ
住所: 1114 11th Ave,
TEL:808-490-3436
営業時間:8〜16時
定休日:なし
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TEXT:坂本実優
PHOTO:Kayoko Hoshi
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