お気に入りの喫茶店の思い出をノートに残そう～東京・四谷「コーヒーロン」へ～【mini_minorの旅ノートレッスンvol.7】

ライフスタイル 2024.10.13

お気に入りの喫茶店の思い出をノートに残そう～東京・四谷「コーヒーロン」へ～【mini_minorの旅ノートレッスンvol.7】

ライフスタイル食・グルメ mini_minor 喫茶店タマゴサンドコーヒー

忙しない毎日から少し離れて心休まる時間を過ごせる場所、喫茶店。お気に入りの喫茶店やカフェがあることは、日々の生活に豊かさや潤いをもたらす気がします。そしてそんなとっておきの喫茶時間のことをノートに綴り残すことで、その心地よいひとときをいつでも思い出し楽しむことができます。今回は私のお気に入り、東京・四谷にある「コーヒーロン」で過ごした喫茶時間をノートに残す楽しみをご紹介します。

創業70周年を迎えた老舗喫茶店・四谷「コーヒーロン」へ

東京都新宿区にあり、JR中央線・東京メトロ丸ノ内線および南北線の四ツ谷駅からほど近い新宿通りに面して立つ「コーヒーロン」。2024年でなんと創業70周年を迎えた喫茶の名店です。
外壁は無駄な装飾がないシンプルなコンクリート打ちっ放し、開口部や看板の大きさも控えめで、注意していないとお店があることを見逃してしまいそうになります。
しかし一度その存在に気づくと、“控えめなのに印象的”という不思議なたたずまいに目が釘付けになります。

開店当初から変わらぬ ‟レトロでスタイリッシュ” なインテリア

店内は入り口から奥の階段へとまっすぐ続く細長い形状。えんじ色の壁や背の低い椅子とテーブルといったレトロ喫茶らしい内装が施されている一方で、ガラスやステンレス、レンガなどの工業用素材が醸し出すスタイリッシュさも持ち合わせた、とてもおしゃれなインテリアです。

新宿通りへの抜け感を生み出す縦長のスリット窓と吹抜空間が特徴的な2階席。静かで落ち着いた雰囲気の一方で、1階席を見下ろせるワクワク感もあります。

こだわりネルドリップコーヒーと美しいタマゴサンド

「ドリンクやフードのメニューも開店当時から変えていないんだよ」とマスターの小倉さん。
なかでも特に私が好きなのは「タマゴサンド」850円。
注文を受けてから作ってくださるので、温かくしっとりとした卵焼きの食感が格別。さらに見た目も芸術的で美しい、お店の名物メニューです。
ネルドリップで入れる濃厚な味わいの「ブレンドコーヒー」750円との相性もぴったり。

いつも「今日こそはほかのメニューを頼んでみよう」と意気込んでいくものの、この日も結局「タマゴサンド」をオーダーしました（笑）。

帰宅後は “とっておきの喫茶時間” をノートに

お家に帰ってからは、忘れないうちに先ほどの喫茶時間の思い出をノートにまとめます。
今回ノートはトラベラーズノート・パスポートサイズのクラフト紙リフィルを使用しました。

まず左ページにはお店でいただいた「ショップカード」を記念にぺたり。さらにショップカード右下に、別紙に記した「お店の基本情報」も重ねて貼っておきます。基本情報は店名に加え、住所や営業時間、休業日なども記しておくと次回再訪する際に役立ちます。

右ページにはお店の外観やインテリアといった空間的特徴、あとは食べたものや飲んだものの内容や感想を記入します。
今回は、最も印象に残った縦長ガラスの入り口、らせん階段、そして好物のタマゴサンドとネルドリップコーヒーについて記しました。

ノートの右ページに貼っているコーヒーカップのシールのように、イラストシールも積極的に使ってみると、イラストが苦手な方でもかわいらしい素敵なノートを作ることができますよ。

また「FACADE＆INTERIOR」「DRINK＆FOOD」といった “キャプションワード” を添えるとより分かりやすいノートに。キャプションワードはアルファベットスタンプを使うと自身の手書き文字とのメリハリがついて、かつおしゃれに仕上がります。