おでかけ
2024.10.14
【福井・体験レポ】新感覚！XRバスで行く「福井県立恐竜博物館」
北陸新幹線が敦賀まで延伸し、首都圏からのアクセスも便利になった福井県。その福井県にある、「福井県立恐竜博物館」は県内でも人気の観光スポットです。2024年6月、「福井県立恐竜博物館」への新たなアクセス手段として「新感覚XRバスWOW RIDE いこっさ！福井号」が加わりました。今までは公共交通機関で行く場合、電車とバスを乗り継いでアクセスする必要がありましたが、XRバスを利用すると福井駅～「福井県立恐竜博物館」まで直通で行くことができます。車内では楽しい仕掛けもいっぱい！ 今回はそのXRバスに体験試乗してきましたので、その魅力をたっぷりご紹介します。
Summary
JR福井駅東口から出発～！
XRバスは車内を映像ディスプレイで埋めつくし、最新のデジタル技術を駆使した没入感あふれる映像で仮想空間体験ができる新感覚の観光バスです。ヘッドセットやゴーグルなどの装備は不要なので、バスに座っているだけで誰でも気軽に仮想空間体験が楽しめます。出発時間になると、前方のドアが閉められ、うっすらと暗闇に。いよいよ仮想世界へと突入です！
目的地への移動がエンタテイメントな空間に
目的地の「福井県立恐竜博物館」までは、俳優の今井翼さんや温水洋一さんが登場し、ストーリー仕立ての展開に。車窓には大迫力の恐竜たちが続々と登場します！ 更には恐竜や恐竜博物館にまつわる豆知識も教えてくれて、楽しみながら学べる工夫がいっぱいです。
約1時間の乗車時間ですが、迫力の映像と楽しいストーリー展開にあっという間の移動でした。
大人気スポット「福井県立恐竜博物館」を満喫！
いよいよお待ちかねの恐竜博物館へ。この日は3連休の初日とあって、子ども連れの家族がたくさんいました。恐竜博物館には福井県内や世界中から集められた全身骨格50体やジオラマなど、恐竜にまつわるさまざまな展示がされています。2023年には新館が増築され、特別展示室や見える収蔵庫も完成しました。
博物館の入口は3階にあります。そこから長いエスカレーターを降り、ダイノストリートを進んでいくと目の前に現れるのが「産状化石」です。産状化石とは恐竜1体が埋まったままの状態で発見されたもの。ここでは全長約15mのカマラサウルスの産状化石の標本レプリカを実物大で展示しています。
博物館の人気者、大迫力のティラノサウルスとご対面！
更に先に進み、階段で1階へ上がると恐竜博物館のメインフロア「恐竜の世界ゾーン」に到着しました。恐竜全身骨格50体をはじめ、今にも動き出しそうなイキイキとした展示に思わずテンションが上がります！
「恐竜の世界ゾーン」に到着して真っ先に目に入るのが動くティラノサウルスです。リアルな動きや皮膚など、細部まで作り込まれた再現性は圧巻！ 最新の研究結果により、2023年のリニューアルで、口を閉じたときに歯が見えないようになりました。
2023年にできた新館へは本館の3階と2階の連絡通路で行き来できます。新館１階から3階の吹き抜けに展示された迫力満点の「恐竜の塔」や、コの字型の3面ダイノシアターが設置された特別展示室、博物館の収集した標本などが収蔵されている見える収蔵庫など、「魅せる展示」を楽しむことができます。
帰りのXRバスも楽しいコンテンツが盛りだくさん
帰りもXRバスで楽々JR福井駅へ。車内では「Talk With」というAI対話システムを利用して、前方のモニターに映る福井県ゆかりの人物とまるでリアルに対話しているかのような体験ができます。（「Talk With」体験は往路で1名、復路で最大3名までの限定サービスです。）
更に、福井の美しい風景や、歴史、文化、グルメといった観光情報を、福井にゆかりのある方たちが魅力いっぱいに紹介してくれるので、この後の旅のプランに加えてみてはいかがでしょう。
迫力満点の仮想空間体験で移動時間も楽しく過ごせるXRバス。今回利用した「福井県立恐竜博物館」直行便以外にも、「一乗谷朝倉氏遺跡博物館」や「あわら温泉」直行便も運行しています。それぞれに楽しいコンテンツが用意されているので、今度の福井旅行で利用してみてはいかがでしょうか？
■新感覚XRバスWOW RIDE いこっさ！福井号
（しんかんかくえっくすあーるばすわうらいど いこっさ！ふくいごう）
TEL：0776-50-2028（京福バス：平日9～17時）
料金：JR福井駅～福井県立恐竜博物館直行便片道3300円（12月1～24日、1月6日～2月28）※1日４～ 6便、所要時間55分
チケット購入場所：はぴバス 福井周遊（https://happybus.jp/）、ふくい観光案内所（福井市観光交流センター内）、あわら市観光案内所など
Text＆Photo：るるぶ情報版編集部
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