おでかけ
2024.10.17
【函館】六花亭 漁火通店 絶景ビューの喫茶室で限定スイーツを
北海道に咲く山野草を描いた花柄の包装紙でお馴染みの「六花亭」は、1933年創業の北海道を代表する菓子メーカー。函館地区には「五稜郭店」と「漁火通店」の、喫茶室を併設した２つの直営店があります。今回は津軽海峡を望む海岸沿いに立つ絶景ビューの漁火通店をご紹介。ここでしか食べられない限定メニューやスイーツをいただきます！
ロケーション抜群！ オーシャンビューの「六花亭 漁火通店」
六花亭の漁火通店は、函館空港と函館駅を結ぶ国道の中間地点、海沿いにあります。
「漁火（いさりび）」とは、函館で毎年６～12月に行われる真イカ漁のイカ釣り漁船にぶら下がっている集魚灯のこと。夜、光に寄ってくる小魚を食べに船底に潜むイカをつり上げるイカ釣り漁船が、暗い海にまばゆく浮かび上がる光を指します。
「漁火通」はその名の通り漁火が見られる通りのこと。つまり、目の前にはさえぎるものがなく、青い海が広がるオーシャンビュー！な立地なわけです。
ここでしか食べられない限定スイーツ＆カレー
漁火通店限定の「パセリ＆ポロシリカレー」は、スパイスの利いたパセリ入りのキーマカレーと牛肉と野菜のうま味が特徴のポロシリカレーの2種盛り。バターライスとの相性がばっちりです。「これが食べたくて、わざわざ東京からいらっしゃったというお客様もいます」と話すのは、シェフの岸塚義広さん。ほかにも、毎月内容が変わる「今月のピザ」1150円や、士幌牛とオリジナルデミグラスソースを合わせた「ビーフシチュウ」1300円など洋食メニューが充実。
食後のデザートも限定スイーツで！ 漁火通店オリジナルの「極楽ロール」300円は、生クリームを口溶けのよいスポンジケーキで巻いたロールケーキ。やわらかな口当たりと上品な甘さで、シンプルながら飽きない上質さが感じられます。
こってりとしたカレーの余韻を楽しみつつ、食事の人気メニューの「帯広の森」は、リコッタチーズを使ったパンケーキで、帯広本店と漁火通店の2店舗で食べられます。岸塚さん曰く「注文をいただいてからメレンゲを泡立てて焼き上げます。漁火通店でも提供することが決まった時に、キッチンスタッフ全員でメレンゲを潰さずにふんわりした食感に焼き上がるように練習しました」とのこと。
老舗菓子メーカーの広々とした喫茶室では、観光客だけでなく、地元の高校生などもゆったりとした時間を過ごしていました。
1階は定番みやげや直営店だけの洋生菓子も揃う
六花亭といえば、「マルセイバターサンド」を思い浮かべる人も多いでしょう。六花亭専用の小麦粉でつくったビスケットに、ホワイトチョコとレーズン、北海道産生乳100％のバターが香るクリームをサンドしたロングセラー商品です。
最近は、このマルセイシリーズの「マルセイバターケーキ」の人気が急上昇中なんだそう。こちらはバターたっぷりのスポンジで、ローストしたくるみとキャラメルクリームをサンドしたもの。どちらも捨てがたいので両方お土産にどうぞ！
老舗の風格と現代的な遊び心が詰まった「六花亭 漁火通店」。函館への旅行中にぜひとも立ち寄りたいスポットです。
営業時間やアクセスは？
■バスで
函館駅前から95系統／96系統バスで約11分の「漁火通中央」で下車し、徒歩約１分です。
■車で
函館空港から約10分です。駐車場台数：26台
■六花亭 漁火通店（ろっかてい いさりびどおりてん）
住所：函館市金堀町９-18
TEL：0120-12-6666
営業時間：10〜18時／喫茶室：11時～16時30分（16時LO）※季節によって変動あり
定休日：水曜（喫茶室のみ）
Text：本間朋子
Photo：田渕立幸
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
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