【成城石井・実食レポ】台湾の王道グルメをおウチで!「お茶と楽しむ台湾グルメフェア」台湾グルメ&デザート、台湾茶を発売。旅行気分を楽しもう♪
「成城石井」では「お茶と楽しむ台湾グルメフェア」を2024年10月31日(木)まで開催。台湾の“王道グルメ”を、本格的ながら日本人の口に合うようにアレンジして、11品の自家製総菜とデザートを発売します。現地で食事と一緒に楽しまれている台湾茶もラインナップ。今回は代表的な料理3品、デザート1品を実食&リポートします! あわせて自家製商品を製造する「大和第3成城石井セントラルキッチン」の様子もご紹介。
Summary
台湾屋台の定番!!「青ねぎたっぷり! 台湾風胡椒餅」
エスニック料理に定評のある「成城石井」ですが、本格的な台湾グルメフェアは今回が初めてとのこと。どんな料理が味わえるのか、楽しみですね。
最初にご紹介するのが、「成城石井自家製 青ねぎたっぷり! 台湾風胡椒餅」2個647円。
胡椒餅(こしょうもち・フージャオピン)とは、胡椒が利いた豚肉の餡を生地で包み、香ばしく焼き上げた肉まんじゅうのこと。台湾の夜市などで人気の、屋台料理の定番です。
外はカリッ、中はふわっとした食感で、ピリッと胡椒がきいたスパイシーな豚肉の餡が特長です。「成城石井」では、昨年も販売していたのですが、今回のフェアに合わせて、より本場に近い味わいにリニューアルされました。
パッケージの蓋を取ると、ゴマがたっぷりで、見るからに香ばしそうなまんじゅうが登場します。
昨年販売した商品は薄めのビスケット生地を使用していたそうですが、今回は発酵させた生地を使用。 現地では壺のように深さのある釜の内側に張り付けて焼かれるのですが、「成城石井」では1度蒸してからオーブンで焼き上げることで、その香ばしさを再現しているそうです。 サイズについても以前より見直し、より現地の胡椒餅に近い大きさで、しっかりと食べ応えのある品になりました。
肉だねには国産豚ひき肉、青ネギ、長ネギが入っています。現地で売られている胡椒餅は、五香粉(ウーシャンフェン=八角、クローブ、花椒など5種類のスパイスをブレンドした中国のミックススパイス)がふんだんに入っていますが、「成城石井」ではやや控えめにして、本格的でありながら、日本人が食べやすい味わいにアレンジされています。
自宅で食べるときは500Wのレンジで2分加熱してから、オーブントースターで焼くのがおすすめ。表面はカリッ、中はふんわり。ピリッと胡椒のきいたスパイシーな肉餡のうま味が、口の中に広がります。にぎやかな、台湾の夜市に出かけた気分が味わえますよ。
お箸でほぐれる角煮が絶品!「魯肉飯(ルーローハン)」
次にご紹介するのは「成城石井自家製 魯肉飯(ルーローハン)」1パック 755円。 魯肉飯は甘辛いタレで煮込んだ豚バラ肉を、煮汁ごと白米の上に盛り付けた台湾の定番料理です。
現地では、短冊状に切った豚肉や、細かく刻んだ豚肉が使われていることが多いのですが、「成城石井」の魯肉飯は、かたまりの角煮と、その角煮をほぐしたもの、煮玉子、高菜の漬物などがトッピングされた豪華版です。
ゴロンとのっている豚の角煮は、八角の風味がアクセント。豚バラ肉を淡口醤油・たまり醤油・特選醤油の3種類の醤油を使用した自家製タレに漬け込み、3時間煮込んで作られたもので、お箸でつまむとスッとほぐれるようなやわらかさです。その角煮をほぐしたものもご飯の上にのっていて、お肉の食べ応えがたっぷり。
また、豚バラ肉と一緒に3時間煮込んだ玉子は、肉のうま味が染み込んで、凝縮された味わい。白ごはんに、甘辛タレと高菜漬けを混ぜて込みながらいただくと、お箸が止まりません。
干し椎茸のうまみが味わい深い「台湾風担仔麺(タンツーメン)」
3番目にご紹介するのが「成城石井自家製 自家製麺使用 台湾風担仔麺(タンツーメン)」1パック 647円。
担仔麺は、台湾の屋台などで親しまれている汁入りの麺料理で、現地ではお茶碗ほどの器に入れた小ぶりサイズで出されるのが一般的だそうです。今回は「満足感が感じられる一品にしたい」という開発者の思いから、小ぶりサイズではなく、食事として通常の1人前のボリュームで販売されています。
購入したときは、麺の上にゼリー状になったスープがかかっていて、食べるときに電子レンジで加熱(500Wで4分30秒)すれば、温かいスープ麺になります。
麺はだしが絡みやすいように考えられた自家製麺。スープの約半分に干し椎茸のもどし汁を使用し、醤油やナンプラーを加えることで、あっさりとしたなかにも深いうま味とコクが感じられる味わいになっています。
自家製のXO醬で味付けした豚そぼろと殻付きエビ、煮玉子、ニラ、モヤシがトッピングされ、食べ応えのある一品に仕上げられています。
ごろっと入ったフルーツが贅沢!!「凍頂烏龍茶と3種フルーツのジャスミンゼリーのせ」
最後にご紹介するのは「成城石井自家製 凍頂烏龍茶と3種フルーツのジャスミンゼリーのせ」1個 431円。
台湾フルーツティー「水果茶(スュイゴーチャ)」をイメージしたデザートです。
カップの上の方は、華やかな香りとまろやかな味わいのジャスミンティーのゼリー。
ジャスミンティーのゼリーの下は、台湾凍頂烏龍茶のゼリーで、ごろっと大きくカットされたキウイ、パイナップル、オレンジの3種類のフルーツが入っています。 透き通った金色と花のような香りが特長の台湾凍頂烏龍茶に、甘みと酸味がプラスされたゼリー、フルーツが合わさり、ジューシーでさわやかな味わいが堪能できます。
【特別リポート】おいしいを生み出す心臓部「成城石井セントラルキッチン」を見学!
企画、開発、製造までを自社で一貫して行い、手作りの工程を大切にするなど、おいしさにこだわる「成城石井」。
今回、「お茶と楽しむ台湾グルメフェア」をリポートするにあたり、2022年夏より稼働している「大和第3セントラルキッチン」を見学させていただきました。
キッチンへのアプローチには、イタリア・トリノ出身で、日本で活躍するアレッサンドロ・ビオレッティ氏のポップなイラストが出迎えてくれます。ここから先は、専用の帽子、衛生に配慮した上着とマスクを着用し、30秒間の手洗い、ローラーがけ、エアーシャワーなどを経てキッチン内に入ります。
最初に見せていただいたのは、担仔麺のスープを作る工程。大鍋でショウガとニンニクを炒めて香りを出し、五香粉、醤油、ナンプラーなどを加えた後、干し椎茸のもどし汁を大量に加えて混ぜ合わせて加熱。最後にはゼラチンを加えて仕上げます。 大量の材料をかき混ぜたり、鍋を傾けたり、温度管理などは機械で、香りを嗅いで、次の工程へのタイミングを測ったりなどの繊細な作業は人の手で、と両方の長所を生かしながら作業が進めらていました。
先に紹介した「成城石井自家製 青ねぎたっぷり! 台湾風胡椒餅」で、生地の表面にゴマを付ける工程は、1個1個、手作業で行われていました。生地の上半分くらいを砂糖水に付け、その面にゴマを付けます。砂糖水がゴマと生地をくっつける接着剤になるとともに、焼いたときにカリッと仕上がり、香ばしさをアップするそうです。
人気の定番商品「成城石井自家製 ポテトサラダ」に使われるジャガイモ。皮と身の間にある、おいしいといわれる部分を残すため、皮つきで蒸して、蒸したジャガイモの皮は、人の手でむくことにこだわっています。
盛り付けは人の手を介して、流れ作業で、ていねいに美しく盛り付けられています。
「成城石井」の自家製惣菜は、素材や製法にこだわり、食材本来の味を最大限引き出すために、あえて手作業による工程を維持していることがよくわかりました。
台湾グルメフェアと、「成城石井」の心臓部ともいえるセントラルキッチンをご紹介しましたが、いかがでしたか?
「お茶と楽しむ台湾グルメフェア」では、総菜やデザートとともに、ティーバッグで7銘柄、ペットボトルで2銘柄(500ml・各161円)の台湾茶をラインナップ。また、台湾の定番スイーツ、パイナップルケーキなども販売。ぜひ一緒にお楽しみください。
※ご紹介した商品は、扱いのない店舗や、予告なしに販売が終了・売り切れることもあります。
Text & Photo: YUKO
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