おでかけ
2025.01.07
【上高地】河童橋目の前の絶好ロケーション！歴史ある「五千尺ホテル上高地」は日帰りでも楽しめる
清流･梓川（あずさがわ）に架かる河童橋、そのたもとに建つ「五千尺ホテル上高地（ごせんじゃくほてるかみこうち）」。上高地観光の拠点として宿泊利用だけでなく、ファミリーも利用しやすいレストラン「五千尺キッチン」や優雅なカフェタイムを過ごせるラウンジがあり、日帰りで訪れた人にも人気のスポットです。今回は、日帰り利用におすすめのポイントをご紹介します。
Summary
「五千尺ホテル上高地」について
五千尺ホテル上高地は、大正7年（1918）に「旅舎五千尺（りょしゃごせんじゃく）」としてスターし、以来100余年という長きに渡り上高地を訪れる旅人たちを見守り続けてきました。「五千尺」という名前の由来は上高地の標高1500ｍにちなんでいます。風格漂う外観は、周囲の自然豊かな景観に見事に溶け込んでいます。
親しみやすいメニューが揃う「五千尺キッチン」
レストラン「五千尺キッチン」は、ホテルに隣接する建物の2階にあります。広々とした店内は席数が多く、登山客はもちろん家族連れも利用しやすいアットホームな雰囲気。日帰り観光でも気軽に利用できるのは、うれしいですね。
特製ダレに漬け込み、カリッと揚げ焼きしたジューシーな鶏モモ肉が2枚ものった名物「山賊定食」、「信州味噌ラーメン」1380円、五千尺ホテル上高地料理長監修の「スパイシーポークカレー」1780円、といったボリューミーで親しみやすい定番メニューが味わえます。
趣ある空間も自慢の「スイーツカフェ＆バー LOUNGE」
本館１階にあるスイーツカフェ＆バー「LOUNGE（らうんじ）」も、日帰りでの利用が可能で、散策の途中に立ち寄って、ゆっくりと過ごすことができます。店内には松本を代表する伝統工芸品「松本民芸家具」が配され、モダンさとナチュラルが融合した落ち着きある店内です。
外には「LOUNGE TERRACE（らうんじてらす） 」も併設され、天気の良い日には梓川のせせらぎや小鳥の歌声に耳を傾け、澄んだ空気を肌で感じることもできます。
シェフが試行錯誤して生み出したという、濃厚で滑らかな口当たりが特徴の「レア･チーズケーキ」や、信州産ふじりんごをふんだんに使い、食感や風味を贅沢に堪能できる「信州産ふじりんごのアップルパイ」は、通年味わえる定番ケーキ。
そのほかに、旬のフルーツを使ったものなど、月替わりの期間限定の品も用意されています。
飲み物は、最高ランクのコロンビアをベースにブラジルをバランスよくブレンドした「五千尺ホテル オリジナルブレンドコーヒー」935円、夏摘みの「べにふうき」を奥飛騨温泉郷の湯けむりで発酵させたという国産茶葉を淹れた「飛騨紅茶」935円など。好みのケーキと合わせて楽しんでくださいね。
オリジナル商品が豊富なギフトショップ
ランチやカフェタイムを楽しんだ後は、本館隣にあるギフトショップへ。ショップ内に所狭しと並ぶおみやげの中には、しっとり食感のソフトチーズクッキーの中にブルーベリージャムを詰めた「河童橋クッキー」や、信州産のふじりんごを贅沢に使った「信州りんごのパウンドケーキ」、長野県の老舗栗菓子屋「小布施堂」とのコラボ商品「上高地楽雁」といったホテルオリジナルの商品が豊富に揃っています。
冷蔵ショーケースには、「スイーツカフェ＆バー LOUNGE」で提供されている「アップルパイ」も。上高地で味わったケーキを自宅でも楽しめるというのもうれしいですね。
景勝地での特別なステイが叶う客室
ホテルに客室についてもご紹介。客室はすべて洋室で、シンプルモダンの落ち着いた内装でまとめられています。3･4階にはバルコニー付きの部屋も用意され、穂高岳を仰ぐ大パノラマを誰にも邪魔されることなく、優雅に堪能することができます。
朝食は、松本会田養鶏の卵を使い、スクランブルエッグ、オムレツ、目玉焼きから選べる卵料理のほか、ビュッフェスタイルで提供する大正時代からの定番メニュー豚汁などが揃います。宿泊者だけの特別な味わいをぜひ堪能してください。
上高地のシンボル的存在の「五千尺ホテル上高地」。梓川河畔や大正池、明神池といったみどころを巡る合間の休息に、もしくは散策の後に立ち寄って、山岳リゾート気分を味わってみてはいかがでしょうか。
■五千尺ホテル上高地（ごせんじゃくほてるかみこうち）
住所：長野県松本市安曇上高地4468
TEL：0800-800-5125（受付10～17時）
営業時間：五千尺キッチン11～15時、スイーツカフェ＆バー「LOUNGE」10～16時LO
定休日：シーズン中無休 ※11月中旬～4月は冬期休業
料金：1泊2食2名利用時 36960円～／1名※消費税･サービス料込
Text：児玉さつき
Photo：五味貴志
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