【札幌】新鮮な海の幸が豪快に乗った贅沢海鮮丼「海鮮処 魚屋の台所」│北海道
北海道に来たら外せないグルメのひとつ「海鮮丼」。1つの丼に数種類の海鮮ネタが乗った海鮮丼は手軽さとコスパのよさが魅力です。札幌市の中心部・二条市場に店を構える「海鮮処 魚屋の台所(かいせんどころ さかなやのだいどころ)」では、大きなネタが豪快に盛られたインパクトのある海鮮丼を提供しています。
札幌市民の台所・二条市場
「海鮮処 魚屋の台所」のある二条市場は、さっぽろテレビ塔や大通り公園など主要な観光地からも徒歩圏内の歴史ある市場。札幌市民の台所として古くから地元で親しまれてきました。
その歴史は明治時代初期に遡ります。石狩浜の漁師がこの付近で新鮮な魚を売ったことが発端だと言われています。
現在は新鮮な魚介類や加工品、青果までもが並ぶ北海道きっての市場として、朝から夕方まで多くの地元民や観光客で賑わいを見せる人気の市場です。
朝食にもおすすめ! 行列のできる海鮮丼専門店
二条市場には、鮮魚店や海産会社のほか、海鮮丼を提供する店もたくさん軒を連ねています。
そのひとつが「海鮮処 魚屋の台所」。店の前には、朝早くから新鮮な魚介がたっぷり乗った海鮮丼を求めて長い行列ができています。
お店の創業は2006年。店主は長年寿司屋で経験を積み、独立。寿司店で培った目利きや腕をいかし、「鮮度のよい魚を手頃な価格で提供したい」と海鮮丼に特化した店を開くことを決意したといいます。
最初はたった5畳の小さな店でしたが、現在は海鮮丼激戦区の二条市場で2店舗を展開する人気店となりました。
個性派揃いの海鮮丼を大ボリュームで提供
肝心のメニューはというと、鉄板人気の「おまかせ海鮮丼」をはじめ、「生ウニ丼」や「いくら丼」、「タラバ丼」など20種類以上。「お腹いっぱい食べていってほしい」と、丼から溢れんばかりのネタが乗った海鮮丼は男性でも大満足のボリュームです。
一回り小さい小盛りサイズの丼の提供もあるので、そんなに食べられないという人もご安心を。
ショーケースには大きなネタが大胆にスタンバイ。もっと食べたいネタがあれば追加トッピングも可能です。
「海鮮処 魚屋の台所」では店主が毎日市場へ足を運び、その日揚がった魚を目利き。質のいいものだけを仕入れて提供しています。
特に人気の高い生うには北海道産無添加のものだけを使用。季節によって産地も変わるため、味や風味も時期によってさまざまです。
品質にこだわっているからこそ価格は時価。少し値が張りますが、まろやかでくせのない味わいは産地である北海道ならではのおいしさです。
宝石のようにきらめく名物「おまかせ海鮮丼」
客の大半が注文するというのが、こちらの「おまかせ海鮮丼」。北海道の海の幸がタワーのようにそびえる店自慢の一品です。新鮮なネタがキラキラと宝石のようにきらめていています。
ネタはズワイガニ、ボタンエビ、本マグロ、中トロ、いくら、ウニ、ホタテ、甘エビなど約20種類。内容は日によって変動するものの、豪華な顔ぶれには違いありません。
サメガレイ、オヒョウ、ソイ、タコ頭など、本州ではほとんど食べられないネタが乗っているのも観光客にはうれしいですよね。
ほかほかのご飯の上に海鮮を並べる店も多い中、こちらは酢飯を使用。その上に、分厚くカットされたネタが鎮座しています。寿司20貫分が丼に乗っているような感覚です。
白身魚の弾力に、舌の上でとろけるようなトロ、濃厚な風味がたまらないウニ…と口の中いっぱいに頬張る時間はまさに至福のひととき。セットのお吸い物も海の旨みがたっぷり。身体に染み渡るおいしさです。
狙い目は比較的空いている閉店間際。北海道の海の幸を余すことなく味わえる、宝石のような海鮮丼をぜひご賞味ください。
■海鮮処 魚屋の台所(かいせんどころ さかなやのだいどころ)
住所:北海道札幌市中央区南2条東2丁目 小西ビル1F
TEL:011-251-2219
営業時間:7時30分~15時
定休日:不定休
Photo&Text:高島夢子
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