東京駅舎内のオトナの雰囲気漂うバーでオリジナルカクテルを
東京駅丸の内駅舎内の「東京ステーションホテル」のなかに、バー&カフェ「カメリア」というとっておきのバーがあります。ホテルのバーって敷居が高そう…と思いきや、カクテルが1000円台から楽しめて意外とお手頃!デートの締めやオシャレ女子会、ふらっとひとり飲みまで、どんなシチュエーションにも幅広く対応できる使い勝手のよさも人気の秘密です。
重要文化財でもある東京駅丸の内駅舎にあるバー
「カメリア」があるのは、東京駅丸の内駅舎内「東京ステーションホテル」の2階。2007~2012年の保存・復原工事を経てリニューアルした丸の内駅舎は、重要文化財にも指定されている、日本を代表する近代建築です。
“使い続ける文化財”というコンセプトのもと、駅やホテル、ギャラリーなどが入る複合施設として現在も活用されています。ライトアップされた美しい夜の駅舎は、思わずため息が出てしまうほど。
店内は茶色を基調に、「カメリア」=“椿”をイメージさせる赤がアクセント。近隣で働くOLの方にも親しんでもらいたいということで、ランチ営業もしています!
「東京ステーションホテル」の開業は、今から100年以上も前の1915年。「カメリア」の前身となるバーができたのは1951年といわれています。
カウンター上部に飾られている“STATION HOTEL”のロゴは、その頃からホテルで使われていたものなんだとか。レトロなフォントがなんともかわいいです!
ストーリーもあわせて楽しみたいオリジナルカクテル
「カメリア」のイチオシは、ここでしか味わえないオリジナルカクテル!季節替わりと定番メニューが、4~5種類ほど揃います。
こちらが、このホテルで一番人気のカクテル「東京駅」。丸の内駅舎をイメージしたレンガ色のカクテルです。「Tanqueray(タンカレ)」というジンをベースに、「Suze(スーズ)」というハーブのリキュールとざくろシロップを合わせた、甘さ控えめの爽やかな味。「Tanqueray」と「Suze」の頭文字のTとSは、「Tokyo Station」とかけているんだとか!
添えてあるライムは、「鉄道の上り線と下り線の景色の違いを楽しむように、途中で絞って味の変化を楽しんでほしい」という、バーテンダーの想いが込められているそう。
「トランスポーター」というカクテルも人気。日本酒をベースに、ピーチリキュール、パイナップルジュースなどを加え、グラスの飲み口の半分に砂糖がまぶしてあります。甘くてフルーティーなので、お酒を飲み慣れていない人にもおすすめ。
きれいなブルーは、新幹線でおでかけする日の空の色をイメージしているのだとか。そんなストーリーを聞きながら味わうカクテルは格別です!
カウンター席では、バーテンダーさんのパフォーマンスを目の前で見ながら、楽しくお喋りができますよ。
充実のフードメニューは女子会にもぴったり
「カメリア」は、料理も本格的。お酒好きの女子会には、「Pleasure of Marunouchi(プレジャー オブ マルノウチ)」というお得なセットがおすすめです。こちらは、7種類ほどのフードから1品と、20種類以上のドリンクから2杯を選んでセットにできるというもの。料理はボリュームがあるので、何人かでシェアするのにもぴったり!
人気メニューは、自家製ソースで食べる「新鮮野菜のバーニャカウダ」。色とりどりの野菜が10種類ほどのったヘルシーな一品です。
チーズがたっぷりの「シーフードドリア」も絶品です。横浜の名門「ホテルニューグランド」のレシピをアレンジしていて、ホタテやエビ、アワビがゴロゴロ!濃厚な味に、ついついお酒もすすみます!
いたるところで、歴史とストーリーを感じられる「カメリア」。格式あるホテルのなかにありながら、カジュアルな雰囲気で、リラックスした時間を過ごすことができます。日常をちょっとリセットしたいときに、ぜひ訪れてみてください。
photo:大塚七恵
- 料理、ドリンクにはサービス料が別途かかります。
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