【沖縄・石垣島】サウナやプールバー、ナイトラウンジも!「seven x seven 石垣」でラグジュアリーステイ【宿泊レポ】
沖縄の離島・石垣島に2024年秋オープンしたばかりのハイエンドホテル「seven x seven 石垣(せぶん ばい せぶん いしがき)」。館内にはインフィニティープールやプロサウナー集団「TTNE」が監修するシーサーサウナ、株式会社fridaysが手掛けるダイニングレストラン「BATIDA」、ナイトラウンジ「Red.」などがあり、ホテルから一歩も出ずにラグジュアリーな滞在を満喫できると話題です。編集部員が宿泊体験してきました!
Summary
太平洋を望むインフィニティープール&バーは大人のオアシス
新石垣空港から車で約18分、太平洋に面したマエサトビーチの近くにあり観光に便利な立地。館内には沖縄県を代表する石材「琉球石灰岩」が用いられ、グリーンが至る所に飾られたボタニカルな空間に癒やされます。
「seven x seven」のブランディングディレクターは、ランボルギーニやNetflix、MarriottグループのホテルEDITION、Moxyなどを手掛けたデイビット・ミスキン氏。世界的に評価の高い設計事務所「PDP LONDON LLP」が設計を担当し、クリエイティブでどこかキャッチーなデザインが心に刺さります。
チェックインはオンラインで事前に住所登録などを済ませると発行されるQRコードを、フロントの端末にかざせば完了。到着してすぐに部屋に向かうことができノンストレスです。
フロントの奥にはヤシの木に囲まれたファミリープールがあり、ロビーから直接向かうことができます。
プールサイドの「Lobby Bar(ロビーバー)」で注文したお酒をカバナに座って楽しんだり、温水ジャクジーで温まったり。夜になるとライトアップ&ファイアーピットに火が灯されてより幻想的な雰囲気に。
ファミリープール奥にある階段を2階へと上ると、石垣島の大自然を望める20歳以上限定の「インフィニティープール」が。プールに併設された「Sky Bar by BATIDA(スカイバー バイ バティーダ)」では、トロピカルなカクテルを注文できます。
生ハーブを使ったオリジナルフレーバーのシーシャ(6000円~)やダイニングレストラン「BATIDA」の食事も楽しめます。美しいグリーンとファミリープール、ホテルを見渡せるテラス席は特等席。
プロサウナー集団「TTNE」監修の洗練されたサウナでデトックス
1階と2階のプール脇には、70年以上の歴史をもつフィンランド発サウナ&スパブランド「HARVIA(ハルビア)」のサウナが設置されています。サウナ文化を根付かせるべく活動するプロサウナー集団「TTNE」がいずれも監修を担当。
2階の「スカイビューサウナ」からは石垣島の海と水平線、グリーンを一望できます。
沖縄では古くから薬草とされてきた月桃茶を収穫・煮出してロウリュウに使用。独特のさわやかな香りがより深いリラックスへといざなってくれます。日によってはサウナ好きのホテルオーナーがこだわりのハーブ水を使うこともあるそう。
1階ファミリープール脇にある「シーサーサウナ」内には、沖縄の守り神・シーサーが鎮座。その口から噴射される水や、デイゴの花に見立てたデザインのサウナストーブなど沖縄感あふれるサウナを満喫しましょう。霧を使った大胆なロウリュウも魅力的です。
「シーサーサウナ」隣には水温の異なる水風呂が用意され、キンキンの冷水が苦手な人もトライしやすい環境。夜にはサウナ前のプールや滝がライトアップされ幻想的な雰囲気に一変します。
全室テラス付きパノラマビュー! グループの女子旅に最適
客室は全121室、21タイプ。全室テラス付きで、床から天井までガラス張りのパノラマビューに圧倒されること間違いなし。ターコイズブルーの海を望める部屋も多く、プライベートプールやサウナ、ジャクジーを備えた部屋まで。“くつろぐ”だけでは終わらない特別な滞在が待っています。
バンクベッド(2段ベッド)が設置されている「スタンダードバンク」などの客室はグループでの女子旅にぴったり。ジャパニーズモダンな畳付きの「タタミエグゼクティブバンク」は家族旅にも人気です。
すべての部屋にはキッチン、シンク、IHコンロ、電子レンジ、ケトル、皿・カップなどが備わり簡単な調理ができるほか、便利なドラム式洗濯乾燥機まで。まるで暮らすように旅できるのも「seven x seven」の特徴なのです。
シャンプーとコンディショナーは、スウェーデンアーティストによるフレグランスブランド「19-69」。部屋に置かれている肌触りのよいローブはプールやサウナに繰り出す際に水着の上に羽織るのにぴったりです。
石垣島最大級の広さを誇るペントハウスでチルパーティー
ホテル最上階の12階から13階の2フロアにわたり、石垣島最大級の広さを誇る400㎡以上のメゾネットスイートルーム「ザ・セブンペントハウス」も誕生しました。全面ガラス張りで眺望は最高!
ベッドルーム2部屋、ミニ バー・ワインセラー、プロジェクターからメインダイニング、アウトドアリビングまで備わっており、最大8名まで利用可能です。
屋外にはサウナ、水風呂、ジャクジーを配置したプライベートスパエリアが。絶景を見ながらのBBQや出張シェフ(有料)を招いての食事もできます。仲間たちと石垣島の美しいパノラマビューを背景にチルパーティーを催せば、最高の思い出になるはず。
「ザ・セブンペントハウス」以外にも、「ザ・セブンプールスイート」「ザ・セブン オーシャンスイート」など4タイプのスイートルームがあり、それぞれプールやアウトドアリビングなどが付いてワンランク上のホテルステイができます。
石垣島ならではの刺激的なラテンイタリアン・ディナーに感動
ディナーは館内1階のメインダイニング「BATIDA」にて。親しみやすいイタリアンをベースに、タパス料理が魅力のスパニッシュや、ハーブやスパイスを多用するメキシカンの要素を加えたラテンイタリアンが味わえます。
いずれのメニューも石垣島や沖縄の食材をふんだんに使い、食感や野性味を最大限に生かしたアレンジが自慢。オススメのメニューを通常よりも少量にした本取材のため特別コースをいただいたので、いくつかご紹介します。
沖縄3大高級魚の一つ・アカジンミーバイ(スジアラ)に、プリッとしたホタテ、パンションフルーツ、生の七味、マイクロパクチー加えてトロピカルに仕立てたセビーチェは、フレッシュで爽やかな唯一無二の味わい。
石垣島で穫れたクルマエビをぜいたくにはさんだ海老トーストには、スパイシーなマヨネーズがオン。青パパイヤ、レモングラスがアクセントになり感動のおいしさでした。
ヤギ汁やヤギ刺しなどヤギを食べる石垣島の食文化をリスペクトしてあみだされたヤギ肉のタコス。上からライムをかけてさっぱりと。
この日のメインディッシュは石垣島の牧場で育った新里牛のサーロインステーキ。特製ソースと甘めの島人参とともに。脂身が少なめなのでさっぱり食べやすかったです。
石垣島ならではのアルコールも充実のラインナップ。シークワーサーの果実と高級ハチミツを加えてサワーにしたシグネチャーカクテルで乾杯!
ちなみに「BATIDA」ではディナーだけでなくモーニングとランチも営業。朝食(すべての宿泊プランに含まれる)はブッフェスタイルで、ピーナッツミミガーやゴーヤなどご当地グルメも多く、朝からしっかりとエネルギーチャージできます。
真っ赤に染まったシックなナイトラウンジ「Red.」で大人な夜を
ディナーのあとは地下のナイトラウンジ「Red.」へ。エレベーターを降りると、そこには看板、バーカウンター、鏡までも赤い照明で染まった異空間が広がり驚かされます。
コンセプトは“大人の遊び場”。世界中から集められた約200種類のジンにきっと目を見張るはず。海の塩のキャンディーの端材をジンに漬け込んだ「復活の雨」など個性的なカクテルばかりで、メニュー表を眺めるだけでワクワクが止まりません。モクテルや地元グルメの軽食、デザートもオーダー可能です。
シーシャ(6000円~)、ビリヤード(60分2500円)、カラオケ(60分2500円)などを楽しめるほか、定期的にDJイベントも開催。翌2時(翌1時30分)までオープンしているので、ホテルの外に出ることなく深い時間まで石垣島のエクスクルーシブな夜を満喫できます。
「離島に来た甲斐があった」と思わせてくれる客室や、とっておきのサウナ、プール、ナイトラウンジのみならず、ダイニングレストランでのディナーまで……。ほかではちょっと味わえないコンテンツが盛り沢山のリゾートホテル。1度のステイでは飽き足らず石垣島に通ってしまいたくなるかもしれませんよ?
■seven x seven 石垣(せぶん ばい せぶん いしがき)
住所:沖縄県石垣市真栄里254-19
TEL:0980-87-5177
時間:チェックイン15時~、チェックアウト~11時
料金:1泊1室 2万5800円~
アクセス:新石垣島空港より車で約18分
Text:Riyua joe
Photo:Riyua joe 、seven x seven 石垣
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