川越の新名所「りそなコエドテラス」へ! 地域の魅力が詰まったレトロ空間でとっておきグルメを

川越の新名所「りそなコエドテラス」へ! 地域の魅力が詰まったレトロ空間でとっておきグルメを

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川越のランドマークともいわれる旧埼玉りそな銀行川越支店がリニューアルオープンし、レストラン、シェアキッチン、チャレンジショップ、インキュベーション・コワーキングスペースなどを備えた複合施設に生まれ変わりました。そんな、地域の新しい発見やつながりを感じられる「りそなコエドテラス」の魅力を余すところなくご紹介します!

Summary

りそなコエドテラスとは?

りそなコエドテラスは、国の登録有形文化財である「第八十五銀行本店」の建物をリノベーションした複合施設。1918年に建てられた建物は、レトロな雰囲気も満載です。新たな産業創出や育成支援のプラットフォームともなっており、埼玉りそな銀行主催のビジネスコンテストなど、創業支援に関する企画・イベントも開催しています。

施設内には埼玉の食文化や農産物、伝統技術などを伝えるためのショップやレストランも入っています。地域の豊かな食や歴史ある文化をアピールすることで、地域文化の保存・継承を目指しています。

りそなコエドテラスで味わう埼玉食材!

りそなコエドテラスを訪れたらぜひ足を運んで欲しいのが、埼玉県産の食材を使った料理が楽しめる「Azzurri KOEDO(あずーり こえど)」。武州和牛、さいたまヨーロッパ野菜研究会の新鮮野菜、秩父のジビエなど埼玉の食材を活かした本格的なイタリアンレストランです。

店内は大正時代の面影が色濃く残り、落ち着いた雰囲気が漂います。ランチ、ディナー共にコース料理のみの提供で、大切な人と特別な時間を過ごすのにもぴったり。

旬の食材をふんだんに使ったコース料理(ランチコース3850円~・サービス料別10%)は、お肉料理、パスタ、デザートなどどれも絶品。いつ訪れてもその季節ならではのメニューに出会えます。ワインはイタリア産や秩父・兎田ワイナリーのワインなど、充実の品揃え。

併設のバール「Bar Azzurri(ばー あずーり)」では埼玉県産のウイスキーやワイン、ビールなどが揃います。川越の中心部、蔵の街や時の鐘を眺めながらのんびりと過ごせるテラス席もおすすめ。

続いて向かったのは、1階にある埼玉食材を県内外に発信する「ECCOLA(えっこら)」。飲食コーナーはジェラートコーナー、モッツァレラチーズファクトリー、ピッツェリアから構成され、物販コーナーも併設。埼玉の農と食の魅力を再発見できる加工食品を多数販売しています。

ピッツェリアは、ショーケースの中に並ぶたくさんのピッツァやお惣菜の中から好きなものをオーダーするスタイル。イートインスペースもあり、ランチや散策の休憩におすすめです。

オープン以来高い人気を誇るのが「ECCOLAジェラート」。埼玉の食材を使った地産地消のジェラート専門店です。「川越芋&マスカルポーネ」コーン770円などオリジナリティあふれるメニューが常時10種以上揃っています。どれにしようか迷う時間も楽しい!

美しいレトロな建物もチェック!

国の登録有形文化財になっている「第八十五銀行本店」の建物は、1918年に再建されたものです。本館3階の建坪は88坪、高さは塔の先端までおよそ27mで、当時川越の建築物では一番の高さを誇りました。

建物はネオルネサンスリバイバルを基調に、ゼブラ模様の付け柱やアーチ部分がサラセン風にデザインされた洋風建築。国内に現存する早期の鉄筋コンクリート建築物としても貴重で、八角形のドーム形屋根がシンボルとなっています。

旧頭取室は「Azzurri KOEDO」の個室として利用でき(要予約)、空室時は自由に見学も可能。 また重厚な雰囲気の金庫室はギャラリーとして活用されています。


りそなコエドテラスではグルメやショッピングが楽しめるだけでなく、歴史的な洋風建築も大きなみどころとなっています。現代ではなかなか見ることのできないアーティスティックな建築美をぜひ間近でご覧ください!

■りそなコエドテラス(りそなこえどてらす)
住所:埼玉県川越市幸町4-1 
営業時間:各テナントにより異なる
アクセス:JR川越駅から徒歩26分、西武本川越駅から徒歩14 分
 株式会社地域デザインラボさいたま(埼玉りそな銀行100%出資子会社)

https://www.saitamaresona.co.jp/labtama/koedo-terrace/


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Text・Photo:鈴木はるか(櫻井印刷所)

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