泊まる
2025.01.30
【沖縄・石垣島】ビーチも!プールも!夢のリゾートステイを叶える「フサキビーチリゾート ホテル&ヴィラズ」宿泊リポート
石垣島西部にある「フサキビーチリゾート ホテル&ヴィラズ」は、夕日が人気のビーチや、大人も子どもも楽しめるプールなどがそろった、一度は泊まってみたい憧れ南国リゾートです! そんなホテルの魅力を、実際に宿泊した編集部員がレポートします♪
モダンな雰囲気と島らしさが同居したリゾート感あふれるロビー
琉球赤瓦の屋根をいただき、入口の両脇にはシーサーが並ぶ沖縄らしい雰囲気のエントランス
「フサキビーチリゾート ホテル&ヴィラズ」は、空港から車で35分、観光の拠点となる石垣港離島ターミナルからは車で15分ほどの場所にあります。レンタカーでの訪問がおすすめですが、空港とホテルを結ぶ無料の送迎バスも運行しているため、運転が不安な方でも安心です。
この日は第一駐車場に車を駐めて、駐車場とロビーを往復するシャトルバスで移動。随時運行していたので、5分も待たずに乗車できて便利でした。荷物が多くない場合は、花々や草木が綺麗な遊歩道を通ってロビーに向かうのも良いですよ。
洗練された大人っぽい雰囲気のロビー
ロビーに到着! 高い天井からは美しい照明がさがり、中央の水盤からは水辺の涼しさが感じられます。
ロビーのドアの向こうにはこの景色! 階段状の水盤と亜熱帯の木々、青空、そして遠くにはプールも見えます。これぞ憧れていた南国のリゾート。高まる気持ちを抑えつつ、チェックインに進みます。
チェックイン時間は15時からですが、チェックイン当日であればプールなどの施設は15時より前でも利用できるため、荷物を預けて先にビーチやプールでひと遊びしてから部屋に向かうのもいいかも!
レセプションの向かいにあるのは「Lounge bar ADAN」。サイフォンで丁寧に淹れたコーヒーや沖縄県の素材を使用したジュース、アルコールなどが楽しめます。ホテルのラウンジらしい落ち着いた雰囲気で、長居してしまいそう。
ロビーにはツアーデスクもあります。人工光害の少ない石垣島で満点の星空を楽しむツアーや、国の天然記念物に指定された雄大なマングローブをめぐるカヌーツアーなど、さまざまなプログラムに申し込めます。
南国らしい見た目の観葉植物が館内のそこかしこに
赤瓦屋根の建築で「島時間」を感じる至福のステイ
いよいよ部屋に移動します! 泊まるのは「スーペリアツイン」タイプの客室。「スーペリアツイン」は「NORTH WING」と「SOUTH WING」の2か所があり、今回はロビーに近い「NORTH WING」にご案内いただきました。
ロビーからショップやレストランの前を通り、一旦建物の外へ。抜けるような青空、芝生と南国の木々のグリーン、赤瓦屋根の2階建ての白い建物、静かに流れる水盤。思わず「ここに住みたい……」と口走ってしまいました。
ドアを開けると36㎡の広々とした部屋が待っていました。青と白でまとめられた家具はラグジュアリー感たっぷり。オリエンタルな天井とフローリングがホテルのある自然豊かな環境とも調和していて、非日常感がありつつも心落ち着きます。
「スーペリアツイン」タイプの部屋の定員は2~4名。セミダブルサイズのベッドが2台設置されていて、3名以上で宿泊する場合は、スタッキングベッドまたはソファベッドを用意してもらえます。
今回は中庭に面したガーデンビュー。バルコニーに出ると、先ほど見た亜熱帯植物が生える広々とした庭を見下ろせて、開放感たっぷり。
「パティオ」以外にも魅力的な客室がいくつもあります。例えばこちらは「ガーデンヴィラズ」。琉球赤瓦屋根のヴィラが138室並んでいて、島の集落にやってきたような気分に。暮らすように過ごせるのが魅力です。ウェルネスセンターが近くにあり、大浴場やインドアプールを利用したいときに便利な立地。
ほかにもプールやビーチに最も近い「ガーデンテラス」の部屋もあります。自分のスタイルに合わせて予約してみてくださいね。
敷地内には赤、青、黄色などカラフルな南国の花々が咲いており、ウォーキングも楽しい
タイプの異なる3つのプールでリフレッシュ&リラックス
カートはゲストを乗せて、ゆっくり走行
部屋に荷物を置いたら、お楽しみのプール&ビーチへ! ロビーの外に出ると青い車を発見。こちらは24時間宿泊客を敷地内の各地に送り届けてくれるフサキ専用カート。内線もしくは館内に掲示されている二次元コードから予約すれば迎えに来てくれるんです。遊び疲れて、広い施設内を歩いて移動するのはちょっと大変……という方はぜひ利用してみてください!
デッキチェアはプールの中に設置されており、まるで水上で寝そべっているような気分に
ロビーから向かって最初に見えてくるのが「ビーチサイドプール」。ブルーのタイルが美しい3つのレイヤーが特徴の大人向けプールです。デッキチェアに寝そべりながら、バーでテイクアウトしたトロピカルカクテルを飲むのは至福のひととき。
「ビーチサイドプール」は通年で利用が可能ですが、冬季期間(2024年11月16日~2025年2月29日)は3面中2面のみの営業となります。
ナイトプールは屋外バー「THE STAR BAR」側の2面のみ営業
さらにシーズン限定(2025年は4月27日~10月31日の予定)で20~23時のナイトプールの営業もあります! ライトアップされたプールは大人な雰囲気。
カンカンカンと鐘の音がすれば、そろそろ巨大バケツが満水になる合図。1.2トンもの水がプールにザバン!
「ビーチサイドプール」の隣は、子どもたちの楽し気な声が絶えない「スプラッシュパーク」。ウォータースライダーや、約10分に1回大量の水が降り注ぐ巨大バケツなど工夫が凝らされており、ファミリーで訪れれば大満足間違いなし。15cm、30cm、60cmと浅めのプールも用意されているので、小さいお子さまのプールデビューにもおすすめです。
2025年の営業期間は3月1日〜11月15日の予定。冬季はクローズとなるため、注意してくださいね。
2つの屋外プールに加えて、ウェルネスセンター内には雨でも安心のインドアプールも。こちらにもウォータースライダーがあるほか、アームリングや浮き輪の無料貸し出しがあり大満足!
プールサイドに更衣室、シャワーが完備されているので、部屋からプール・ビーチまでは普段着でOK
宿泊者は無料でプールを利用できますが、フサキパス大人 8300円 / 小人(小学生)5800円を購入すればビジターもOK。タオルを貸し出してもらえるほか、プール内のパラソル・チェアも利用できます。春休み、GW、夏季繁忙期は宿泊者のみとなるため気を付けてくださいね。
日差しが強いので日焼け止めは必須! サングラスもあると重宝する
プールのすぐ隣には、全長1kmのフサキビーチがあります。プールとビーチをシームレスに楽しめるのが「フサキビーチリゾート ホテル&ヴィラズ」の魅力。
海の一部にはクラゲ侵入防止のネットが張ってあり、安心して遊泳できます。実際に泳いでみたところ、ネット内でもクマノミをはじめとした数種類の魚を観察することができました!
なおビーチエリアには24時間立ち入ることができますが、遊泳可能な時間帯は監視員が配置されている9~18時となります。
ビーチは貝殻が落ちていたり、夏場は砂がかなり熱くなるため、裸足ではなくビーチサンダル推奨
ビーチを歩いていると見えてくるのが、フサキのシンボル「エンジェルピア」。青い海に一直線に突き出した桟橋が絵になります。桟橋の周辺には様々な魚が集まってくるため、フィッシングポイントとして釣り師たちからも愛されているんだとか。
島の西側に位置しているため水平線に沈む夕日を一望でき、島内有数のサンセットスポットとしても知られています。海に向かって伸びる桟橋の上から眺める夕日は格別。時間を変えて何度も訪れたいです。
複数のアクティビティがセットになったお得なマリンパスポートも取り扱いあり
フサキビーチをもっとアクティブに楽しみたい、という方はぜひビーチステーションへ! 浮き輪、水中スコープなどビーチ用品が借りられるほか、シュノーケルやSUPツアーなどのアクティビティの申し込みもできます。1歳から利用可能な「ドラゴンボート」や、泳がずグラスボートの上から海中観察できる「フサキクルーズ」など年齢問わず体験できるマリンアクティビティもあるのが嬉しい!
アクティビティは空き枠があれば当日参加もできますが、ハイシーズンは予約で埋まってしまうことがあるため、事前の予約がベターです。
島食材を活かした極上グルメ体験を楽しむリゾートレストラン
広い敷地内をぐるぐる歩き回っていて、気づくと夕食の時間。この日のディナーは「セントラルヴィレッジ」内にあるレストラン「ISHIGAKI BOLD KITCHEN」へ。
沖縄の食材を使った世界各国の種類豊富な料理が味わえるビュッフェスタイルのレストランです。店内は島の伝統工芸品をあしらったスタイリッシュ感がありつつも、落ち着いた雰囲気。バイキングスタイルで気楽に食べられることもあって、店内はファミリー客で大賑わい。
魅力のひとつが、シェフが目の前で料理するライブキッチン。お肉料理やピザなどができたての状態で食べられます!
数多くの料理の中から悩みぬいて、なんとか1プレートに盛り付けることができました。お店ご自慢のグリル料理が素晴らしいのはもちろんのこと、ラフテーや海ぶどうなどの郷土料理も絶品! 和食、洋食、中華、イタリアンと国際色豊かな料理と沖縄のローカル料理が両方食べることができて大満足でした。
マンゴーなど島ならではのフルーツを使った南国スイーツも味わえて◎
翌朝は部屋から少し歩いて、「ガーデンヴィラズ」に囲まれた場所にある「琉球新天地」で朝食をいただきました! こちらは琉球料理をそのルーツである中国料理、東南アジア料理、九州料理と組み合わせたフュージョン料理で提供するレストラン。
オリエンタルなデザインで統一され、天井高のある店内は開放的な雰囲気。夜はコースメニューとアラカルトメニューを提供していますが、朝食は沖縄料理や中華料理をビュッフェ形式で。
こちらでぜひ味わいたいのが海鮮丼! 常時4~5種類(季節や仕入れ状況により変動あり)の魚介を取り揃えており、自分の好きな具材をごはんにのせることができちゃいます。ここに薬味、海苔をのせて、出汁をかけてお茶漬けにするのもおすすめ。
レストランはシーズンによって宿泊者以外も利用可能
ホテル内には今回紹介した「ISHIGAKI BOLD KITCHEN」と「琉球新天地」に加え、さらに2つのレストランがあります。
「琉球新天地」の向かい側にある「HANARÉ」はこだわりの島産食材を日本・中国・東南アジアの料理法、調味料で仕上げるコース料理を提供。店内の発酵室で熟成した発酵食品を採り入れているのも大きな特徴です。
もう1店はフサキビーチのすぐ横にある屋外レストラン「BEACHSIDE GRILL 夏至南風(カーチバイ)」。ビーチサイドで本格的なアメリカンBBQを食べながらサンセットや、八重山の音楽、ラテン音楽のライブが楽しむことができます。
そんな個性豊かなレストランは3か月前から予約可能。当日だといっぱいになってしまうこともあるため、ホテル内で食べることが決まっているのであれば事前の予約が安心です!
「RESORT SHOP & MARKET」でリゾート気分を盛り上げるアイテムをゲット!
「ISHIGAKI BOLD KITCHEN」のすぐ横にあるため、食事までの待ち時間に訪れるのも良い
フサキはショップも充実しているんです! 場所は2か所。こちらはセントラルヴィレッジ内にある「RESORT SHOP & MARKET」。約2000アイテムを取りそろえる充実の品ぞろえ。
水着やビーチサンダルなどアパレルも販売しており、万が一家から持ってき忘れても大丈夫!地元のデザイナーとコラボしたTシャツや南国感あふれるビーチウェアは、家族や仲間と一緒に買ってお揃いコーデを楽しむ人もいるんだとか。
地元・石垣島や八重山諸島の作家が手掛ける琉球ガラスややちむんなどの工芸品も充実。家に持ち帰って大事に使いたい雑貨みやげもゲットできます。
そして忘れずにチェックしたいのが、フサキオリジナル商品。ラインナップはスイーツ、ハーブティーなど。
イチオシは総料理長監修の「FUSAKI ORIGINAL バナナパウンドケーキ」1880円。しっとりフレッシュなバナナの風味、黒糖の深い甘み、クルミの豊かな食感が特徴で、手みやげにもピッタリ。
もう1店は「SOUTH WING」や「ガーデンヴィラズ」からアクセス良好な「TERRACE SHOP」。コンパクトながら、ホテルオリジナル商品、滞在中に楽しむためのフードやドリンク、旅に必要なスキンケア用品などを取りそろえています。夜23時まで営業しているので、たっぷり遊んだ後でもお買い物できちゃいます!
「フサキビーチリゾート ホテル&ヴィラズ」はお楽しみいっぱいのプールやビーチ、広々とした部屋、非日常感あふれるレストラン、南国の花が咲き誇る敷地と、こもって1日中遊びたくなる、楽園のようなリゾートでした。
部屋の予約は半年前から可能。GW、夏休み、年末年始シーズンが特に混雑し、2~3月と、梅雨明けから夏休み前までの時期は比較的ゆったりとしているとのことです!南国リゾートを満喫したいならぜひ「フサキビーチリゾート ホテル&ヴィラズ」を訪れてみてはいかがでしょうか?
■フサキビーチリゾート ホテル&ヴィラズ
住所:沖縄県石垣市新川1625
TEL:0980-88-7000
チェックイン/アウト:15時/11時
料金:1泊朝食付1万2650円~(税込)
アクセス:新石垣空港から車で約35分、石垣港離島ターミナルから車で約15分
Text:村上黎
Photo:西野嘉憲、フサキビーチリゾート ホテル&ヴィラズ、村上黎
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。