【京都】巻きすの奥に、はんなり京都らしい “カナッペ寿司” がずらり!「gion 一穂」

【京都】巻きすの奥に、はんなり京都らしい “カナッペ寿司” がずらり!「gion 一穂」

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京都観光の際には、いつもとはちょっと違う特別なグルメを楽しみたいですよね。今回ご紹介する「gion 一穂(ぎおん いちほ)」は、そんなスペシャルな日のランチ&ディナーにぴったりのお寿司屋さん。カナッペから着想を得た創作寿司は、見た目も味も繊細そのもの。おいしくて華やかなひと時が堪能できます。

Summary

京都・祇園のすぐそば! 京都観光の合間に訪れたい寿司店

「gion 一穂」があるのは、京都らしい街並みが楽しめる祇園エリア。京阪祇園四条駅の1番出口を出てすぐの場所です。花見小路通など人気のスポットへ徒歩約10分で行ける距離感ながら、街全体はほどよく落ち着いており、ゆったりくつろぐのにぴったりの場所です。

オープン以来SNSを中心に話題を集め、観光客も多数来店。シックで大人な店構えではありますが修学旅行の学生さんがグループで訪れることもあるそうで、誰でも気負わずに来られます。

座席はカウンター7席のみ
座席はカウンター7席のみ

オーナーは、バーテンダーとして腕を鳴らした一村洋平さん。京都で寿司店を開業するにあたって目を惹くメニューができないかと考え、バーで提供していたカナッペやピンチョスに着想を得てひと口で食べられる“カナッペ寿司”を考案しました。

シャリは握るのではなく、ひと口サイズの巻き寿司に。断面の上に季節のネタを華やかに盛り付けます。
『手毬寿司のようなイメージで、華やかなお寿司をたくさん提供したいと思ったんです。メニューはランチもディナーもカナッペ寿司のセットのみ。オープン以来口コミで「京都らしいお寿司だ」と広がり、ご予約もたくさんいただけるようになりました』と一村さん。

巻きすを開けると、まるで宝石のようなお寿司がたくさん!

食事メニューは、お寿司13貫の「一穂セット」2900円と「祇園セット」2400円、お寿司8貫の「団栗(どんぐり)セット」(ランチタイムのみ)1900円の3種類。お寿司全13貫が楽しめる「一穂セット」が断然おすすめですが、着物姿で散策中やいろんなお店で食べ歩きをしたい場合には、「団栗セット」で腹八分目に抑えるのもよさそうです。

「一穂セット」
「一穂セット」

「一穂セット」は、カナッペ寿司に加えて京野菜を使ったおばんざい2種類と季節のフルーツのサラダ・甘味・お吸い物が1種類ずつ付いてきます。木のボックスに巻きすがかけられた、特別感のあるルックスにワクワク!

巻きすをそっと開けながら、まるで宝石のような、美しいお寿司が少しずつ見える喜びを噛み締めます。

本日の「一穂セット」ラインナップはこちら。タイや太刀魚、マグロなど魚を使ったお寿司8貫と、赤かぶやさつまいもなど魚以外も並ぶ変わり種5貫です。シャリの代わりの巻き寿司は、ノリやごま、おぼろ昆布など3、4種類をネタに合わせて変えています。

こちらは、白ごま仕立ての巻き寿司に、ホタテとマスカットをのせてエディブルフラワーをあしらったもの。マスカットの甘酸っぱい風味とホタテのうま味が重なり合う、華やかなおいしさを堪能! 全てのお寿司はすでに味付けがされているので、醤油はつけずにそのままいただきます。

ほかにも、アーモンドをあしらった太刀魚を抹茶味噌で仕上げたものや、ヒラメとかぼちゃにコチュジャン味噌を合わせたものなど、これまで食べたことがないような味わいがずらり。すし酢を利かせすぎていないため、ネタと味付けとのハーモニーをしっかり堪能できるのがうれしいです。

おばんざい2種類とデザートまでしっかり満足できる

セットのおばんざいやサラダ、甘味は日替わりに。この日のおばんざいは「大根と薄揚げの煮物」と、「さつまいもの煮物」が並んでいました。京都らしいだしの利いた薄味仕立てで、繊細な味わいのお寿司ともよく合います。

この日のサラダは、グリーンに梨をトッピングしてさわやかに仕上げたものに。合わせるフルーツをはじめ、サラダの内容も日替わりです。

グレープフルーツの寒天はさっぱりとした後口で、たくさん食べたあとでもすとんとおなかに収まります。お寿司13貫、おばんざい、サラダ、甘味まで、丁寧な仕事が随所に感じられて大満足。ひとつひとつ楽しみながら味わってくださいね。

ドリンクメニューも昼夜問わずにラインナップしているので、ディナーはもちろんランチでもお酒をちょっといただいて、非日常気分を味わいたいです。日本酒は「澤屋まつもと」1合600円など京都の地酒をはじめ、ビールやウイスキーなども京都で造られているものを揃えています。

デートや友人との特別なひと時にはもちろん、ひとりでしっぽりしたい時にも絶対おすすめ! 落ち着いた空間で、京都の雅を存分に堪能しましょう。
なお、人気店のため予約は必須。電話は随時、公式サイトなら当日の朝9時まで受け付けています。土・日曜は席が埋まっていることも多いですが、来店時間によっては予約できることもあるのでぜひ一度チェックしてみてください。

■gion 一穂(ぎおん いちほ)
住所:京都府京都市東山区博多町101-8ヤマトマンション
TEL:075-525-3210
営業時間:ランチ11~15時(14時30分LO)、ディナー17時30分~21時 (20時30分LO)※売り切れ次第終了
定休日:不定休


Text&Photo:木村桂子(ウエストプラン)

●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。


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