【鹿児島】霧島神宮 九州有数のパワースポットに参拝!
鹿児島県霧島は温泉と大自然が魅力! 神話ゆかりの地が点在するスピリチュアルなエリアです。“神々のふるさと”とよばれる霧島を象徴する霧島神宮(きりしまじんぐう)は、鹿児島に来たらまず訪れたいスポット。神聖な雰囲気のなか、大きなパワーをいただきましょう。
Summary
霧島神宮ってどんなところ?
天孫降臨神話の主役・ニニギノミコトを主祭神として、6世紀に創建された格式ある神社。木々に囲まれた境内は神聖な空気に満ち、参道先には第21代当主・島津吉貴の寄進によって300年以上前に建立された、朱色の社殿が立ち、社殿は国宝に指定されています。
『古事記』や『日本書紀』によると、霧島の高千穂峰(諸説あり)に天上界から初めて地上に神が降り立ったとされる。そのときの神が霧島神宮の主祭神・ニニギノミコトだ。
・ゆかりのお菓子・鉾餅(ほこもち)
ニニギノミコトが、天上から高千穂峰に突き立てたとされる「天の逆鉾」に由来した、霧島神宮御神饌の鉾をかたどったお菓子。境内の売店でしか手に入らない。10個入り755円。
・かつては違う場所にあった!
文暦元年(1234)までは現在の高千穂峰への南側登山道入口にあった。その場所は「霧島神宮古宮址として、現在も石段と鳥居、石の斎場が残っている。
・境内にある「霧島七不思議」とは?
境内にある「霧島七不思議」とは?霧島で古くから言い伝えられる不思議な現象が「霧島七不思議」とよばれ、そのうち4つのスポットが霧島神宮の境内にある。
境内のみどころはここ!
◆本殿(ほんでん)
現在の社殿は300年以上前に重建されたもの。全体的に絢爛な朱塗りで随所に極彩色の彫刻や絵画が施されています。
◆神楽殿(かぐらでん)
霧島神宮御鎮座1460年を記念して建立され、家内安全や交通安全などの祈願奉仕が行われます。
◆御神木(霧島メアサ)(ごしんぼく きりしまめあさ)
社殿前庭の右隅にある高さ38mの巨大な杉。樹齢は約800年で、南九州の杉の祖ともいわれています。そのたたずまいからも力強い生命力が感じられるはず。
◆亀石坂(かめいしざか)
旧参道のこの坂は、石組みの階段から始まり、道中には巨木がそびえる神秘的な雰囲気。西郷隆盛や坂本龍馬・お龍もこの参道を通って参拝したのだとか。
◆さざれ石(さざれいし)
国歌『君が代』は鹿児島発祥との説があり、この石は岐阜県の山中で発見、寄贈されたもの。歌詞のように、小石が溶けた石灰石によって集結し、長い年月をかけて大きな巌となったものです。
◆手水舎の水口(てみずしゃのみずぐち)
鹿児島市内を流れる甲突川に五代石橋(現在は石橋記念公園に移設)を造った名石工・岩永三五郎の作。手を洗い、口をすすぐと身も心も浄化された気分に。
◆オガタマの木(おがだまのき)
『古事記』や『日本書紀』の神話によると、アマテラスオオミカミが天岩戸にこもった際、アメノウズメがこの木の枝を持って舞を披露したのだそう。社務所近くにあり、芸能へ の御利益があるとされます。
ご利益GET!
女の子と男の子の人形が付いたかわいいおみくじや、宝物の九面(くめん)をモチーフにしたお守りが人気です。「きりしま 花まもり」はあらゆる願いが叶うといわれる万能なお守りです。ご利益もいただいていきましょう♪
参拝をもっと楽しく便利に!
◆観光情報、おみやげならここ!/霧島市観光案内所
霧島の観光情報を取り揃えるほか、農産物やみやげによさそうな加工品も販売。レンタ サイクルや手荷物預かり(有料、当日の9時〜16時30分まで)が利用できます。無料の足湯「あし湯霧島」(写真)も人気。
■霧島市観光案内所(きりしましかんこうあんないじょ)
TEL:0995-57-1588
営業時間:9~17時
定休日:無休
◆レンタサイクルで霧島巡り
霧島市観光案内所と西郷公園(2025年3月中旬まで休園)内にある観光案内所では、レンタサイクルを設置しています。クロスバイクから電動アシスト付きe-Bikeまで揃えていて、霧島の自然や街並みを楽しめます。1泊2日での利用もOK。4時間1000円〜 (貸出時間、自転車の種類により異なる)。
■霧島市観光案内所(上記)
■西郷公園観光案内所(さいごうこうえんかんこうあんないしょ)
TEL:0995-73- 3828
営業時間:9~17時
定休日:無休
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は『るるぶ鹿児島 指宿 霧島 桜島’25』取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。