洗練された和モダンな空間と絶品朝ごはんビュッフェで東京ステイを堪能「ホテル龍名館東京」【すみずみ宿泊ルポ】
東京駅・八重洲北口からすぐの場所にある「ホテル龍名館東京(ほてるりゅうめいかんとうきょう)」は、アクセスのよさはもちろん、ゆったりくつろげる和モダンな客室も魅力的です。今回は、ホテルの人気サービスのひとつである「カラダがよろこぶ和洋折衷なブッフェ」をコンセプトにした絶品ブッフェとあわせて、宿泊体験をルポします!
Summary
旅行にもビジネスにも◎! 東京の玄関口にある和モダンホテル
新幹線はもちろん、JRに地下鉄など、多くの路線が乗り入れる東京の玄関口、東京駅。その東京駅八重洲北口から徒歩3分の場所にあるのが、「ホテル龍名館東京」です。
都内観光の移動もしやすい東京駅から抜群のアクセスのよさは、荷物が多い旅行時にはとってもうれしいポイント。新幹線が乗り入れる駅の近くということもあり、出張などビジネスシーンにもおすすめです。
ホテルのロビーは15階。エレベーターで向かいます。8〜14階が客室、最上階の15階が、ロビーやレストランなどの施設となっています。
15階につくと、大きな窓のロビースペースが目に入ります。黒を基調としたスタイリッシュな空間です。
各種新聞やガイドブックも置かれているので、朝出発前にソファでくつろぎながら、今日の行き先をチェックするのもいいですね。
カウンターでチェックインを済ませてから、下の階の客室へ向かいます。これから宿泊する部屋への期待が高まります。
和・洋が融合した気品あふれる客室でおしゃれなステイを満喫
広々とした空間でくつろげる「コーナーデラックスツインルーム」
角部屋となる「コーナーデラックスツインルーム」は、37.8㎡の広々とした客室。ゆとりのある空間には、ベッドが2つとデスク、ソファが設置されています。
落ち着きのあるダークカラーとベージュトーンを基調とした客室は、和モダンなデザインもあって、おしゃれさのなかにどこかなじみのよさも感じられる雰囲気。大きな窓と、やわらかな間接照明も、リラックスできる理由のひとつです。
ベッドの向かいには、テレビとデスクスペースがあります。
大きなデスクと、しっかりと背もたれのあるチェアは、ビジネス利用での作業時も快適です。
コーヒーマシーンとお茶菓子も用意されています。お菓子は、ホテルのある日本橋・東京エリアの老舗和菓子店「榮太樓總本鋪(えいたろうそうほんぽ)」の「ピーセン」です。
ベッド脇のワードローブにはしっかり衣服をかけるスペースがあるので、長期間の宿泊も快適。扉でしっかり区切られているのも、うれしいポイントです。
なお、「コーナーデラックスツインルーム」は、洗面所・トイレ・バスルームがそれぞれ分かれているのも特徴。清潔感のある洗面所は、大きな鏡と明るい照明で、心地よく身だしなみを整えられます。
バスルームには、大人もしっかり足を伸ばして浸かれる湯船が。シャワースペースと湯船が分かれているのは、結構うれしいところですよね。大きくゆとりのあるバスルームなので、家族連れで宿泊する際にも安心です。
また、一部の「コーナーツインデラックスルーム」では、2部屋をつなげて大きな宿泊スペースとして活用することが可能なので、家族や友人など、大人数での利用におすすめです。
美しさと快適さを兼ね備えた和洋室空間「フォーラスダブルC -JAPANESE MODERN-」
「フォーラスダブルC -JAPANESE MODERN-」は、畳の上で、より機能的かつ現代的、快適に過ごすことをテーマに、“和と洋”、“用と美”を融合させた和洋室タイプの客室。
ベッドと畳スペースという、現代の生活スタイルに合わせつつ日本らしい要素も兼ね備えた構成で、ホテルながら家にいるようなリラックス感を味わえます。
フォーラスタイプの客室は、快適な睡眠にこだわったベッド周りも魅力のひとつ。マットレスと枕には、日本を代表する老舗寝具メーカー「西川」の「エアーシリーズ」を採用。柔軟性、硬度、高弾力性などを兼ね備えた特殊構造で、質の高い睡眠をサポートしてくれるのだとか。
ちゃぶ台のような見た目のローテーブルが置かれた畳のリビングスペースは、広めの造り。コーナーには複数人で座れるソファもあります。
なんだか懐かしさも感じられる畳のスペースでゆったりくつろぎながら、旅の疲れを癒やせます。
畳スペースにあるテレビ台には、食器やアメニティのドリンク、冷蔵庫、電気ポットなどが用意されています。充実した設備も「ホテル龍名館東京」のポイントです。
また、フォーラスタイプの客室限定で、オリジナルのブレンドティーも楽しめます。社員の日本茶インストラクターがブレンドしたお茶で、体の内からもくつろぎを感じられます。
部屋でのくつろぎ時間をより豊かにするため、日本の伝統や文化にふれられるアイテムも。部屋ごとに書籍が用意されているほか、日本ならではのおもちゃであるけん玉や万華鏡、そして持ち帰り可能な折り紙が置かれています。
宿泊の機会に、童心にかえって折り紙やけん玉で遊んでみたり、読書にふけるのもいいですね。
フォーラスタイプのシャワールームは、機能的な造りながら結構な広さがあるので、窮屈感なく使えます。トイレや洗面所とはドアで区切られているのも、うれしいポイント。
シャワーヘッドには、肌へのストレスを考えて作られた「マイクロ・ナノバブルシャワーヘッド」を採用するというこだわりも。
微細な空気の泡で皮膚汚れやシャンプーなどをしっかり落とす、美容にこだわったアイテムで、女性にはうれしい設備です。
※「フォーラスダブルC -JAPANESE MODERN-」の場合、4万3500円~(朝食付き サービス料込・税込)
充実したアメニティにも注目
ボディソープやシャンプー・コンディショナーには、日本のお茶文化をテーマに、龍名館が手がける「ホテル1899東京」で使用しているものを採用。グリーンティーの香りが広がり、バスタイムがより充実したものになります。
寝巻きは浴衣とパジャマの2パターンが用意されているので、自分の好みやスタイルに合わせて選べます。
レストランでいただくぜいたくな朝食で朝から極上の時間を
「ホテル龍名館東京」では、15階のレストラン「花ごよみ東京」で朝食ブッフェ「東京ブッフェ」が味わえます。
なお、朝食は予約なしでも席があれば利用可能。チェックイン時にフロントで問い合わせるか、直接レストランへ確認が必要です。
「カラダがよろこぶ朝ごはん」をテーマにした「東京ブッフェ」では、和洋折衷のバラエティ豊かな料理が楽しめます。“地産地消”にもフォーカスしていて、東京で採れる食材を使っているのもポイント。
朝からおいしくて栄養満点のご飯を堪能すれば、一日元気に過ごせること間違いなしです!
この「東京ブッフェ」の大きな魅力が、色とりどりの直送野菜。江戸時代創業の八王子の農家「中西ファーム」から直送された採れたての鮮やかな野菜は、見るだけでもワクワクします。
フレッシュのサラダとしていただくのももちろんいいですが、ホテルならではの「野菜しゃぶしゃぶ」がおすすめ。用意されているお鍋に野菜を入れれば、野菜本来のうま味をより楽しめます。
自分だけの野菜プレートを作って、普段はできないぜいたくな朝食時間を堪能しました! どれも新鮮かつ野菜のうま味、甘みが感じられますよ。
12時間以上煮込んだ特製「丸鶏スープ」でほっとひと息つくのも◎。ひと口含めば、やさしいだしのうま味が体にしみます。
たっぷり朝ごはんを堪能した〆におすすめです!
ホテルから徒歩で行ける、周辺のおすすめ観光スポット3選
東京の中心地ともいえる東京・日本橋エリアには、ショッピングを楽しむ施設から、歴史あるスポットまで、魅力的な観光スポットがたくさんあります。
ホテルからすぐ行ける、おすすめのスポットをご紹介します。
【ホテルから徒歩5分】ヤエチカ(八重洲地下街)
東京駅の八重洲口からすぐ、外堀通りと八重洲通りの地下に広がるショッピングモール。レストランやファッション、生活雑貨など約180店舗が集まる。カレー店4店舗が集結した「TOKYO CURRY QUARTET[トウキョウカレーカルテット]」、ラーメン店7店舗が集結した「東京ラーメン横丁」があります。外堀地下1番通りには、「八重洲」の地名の語源と言われる「ヤン・ヨーステン」の銅像が設置されています。
【ホテルから徒歩9分】アーティゾン美術館 ミュージアムカフェ
東京京橋のアーティゾン美術館の1階に入るカフェ。天井も高く大きなガラス窓を配した開放的な空間で、ゆったりとした時間とアートな料理を楽しむことができます。前菜・メイン・プチデザート(飲み物付)が選べる「Bコース」3800円は、ランチ・デイナーともに味わえる人気メニュー。ランチタイムは予約がベター。予約は公式サイトからのみ受付が可能です。
【ホテルから徒歩15分】丸の内仲通り
石畳や街路樹が美しい丸の内仲通りは、世界有数のブランドショップや複合ショッピング施設が立ち並ぶ丸の内のメインストリート。通り沿いには、ハイセンスなレストランやカフェ、アートなオブジェなどもあり、おしゃれなビジネスマンも颯爽と行き交います。時期により、イルミネーションなどの季節のイベントが催されています。
リアルなおすすめタイムスケジュール
【1日目】
11:00 東京駅着。徒歩でホテルに向かう
11:05 ホテルに到着。荷物を預けたら八重洲地下街でランチ&ショッピング
14:00 チェックインをして、部屋でくつろぎながら小休憩
15:00 夕飯までの時間、近くの日本橋・東京駅エリアを散策
18:00 丸の内仲通りにあるレストランでディナーを堪能
20:00 そのまま仲通りを散歩しながら、近くのショップやカフェを散策
21:00 ホテルへ帰宅し、「ピーセン」をいただきながらリラックスタイム
23:00 就寝
【2日目】
7:00 早起きをして、レストラン「花ごよみ」で朝ごはんをいただく
9:00 部屋に戻りチェックアウトの準備
10:00 早めにチェックアウトをして、アーティゾン美術館へGO
12:30 美術鑑賞を堪能したら、ミュージアムカフェでランチをいただく
14:00 ホテルに戻り、荷物を受け取って東京駅へ
17:00 おみやげなどを買って帰宅
日本らしさがありつつ、洗練された都会的な魅力があふれる「ホテル龍名館東京」。建物や設備など細部にまでわたる“おもてなし”も、ステイをより楽しめる魅力となっています。
東京観光の際には、“玄関口”東京駅からのアクセスもよいこのホテルで、くつろぎながらステイをしてみては?
■ホテル龍名館東京(ほてるりゅうめいかんとうきょう)
住所:東京都中央区八重洲1-3-22
TEL:03-3271-0971
チェックイン/アウト:14時/11時
料金:1泊素泊まり1室2万4000円~(大人1名、税・サービス料込)
アクセス:東京駅八重洲北口から徒歩3分
Text・photo:鳥居まなみ
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