おでかけ
2025.01.12
エルメスをテーマにした東京ベイコート倶楽部「RISTORANTE OZIO」のアフタヌーンティーを堪能する豪華なご褒美時間【ご褒美の新定番】
都会にいながらリゾートに訪れたようなラグジュアリーな時間が過ごせる会員制ホテル「東京ベイコート倶楽部（とうきょうべいこーとくらぶ）」にある「RISTORANTE OZIO（りすとらんて おっつぃお）」では、「エルメス」のテーブルウェアを使用したアフタヌーンティーが楽しめます。洗練された空間のなかで、シェフがすべて手作りした逸品揃いのアフタヌーンティーを味わうご褒美時間を堪能してきました。
リゾート気分が味わえるラグジュアリーなイタリアンリストランテ
ゆりかもめ・東京ビックサイト駅から徒歩約5分、りんかい線・国際展示場駅からも徒歩約10分の場所にある「東京ベイコート倶楽部」は、大都会の喧騒から遮断されたような非日常感が味わえる完全会員制のホテル。
ニューヨーク・アールデコ様式の美しい空間が特徴で、都会にいながらリゾートに訪れたような極上のひとときを過ごすことができます。
今回訪れた「東京ベイコート倶楽部」の中にある「RISTORANTE OZIO」では、洗練されたイタリアンがいただけます。このリストランテは一般の人でも利用することができ、来店の際は専用の入口から入ります。
店内はイタリアンリゾートをイメージしていて、イタリアで広く使用されている砂岩積みの壁や、回廊型の座席配置など、細部にまでイタリアらしさが詰まっています。注目は高さ約6mの吹き抜け空間。昼間はここから光が差し込み、リストランテ全体をあたたかく照らします。
シャンパンの泡をイメージした約5万個のスワロスキーや、ヴェネツィアンガラスをぜいたくに使用したシャンデリアなどもポイント。夜になるとシャンデリアが灯され、よりロマンチックな雰囲気に。
リゾート気分が味わえるテラス席も完備。青空の下で料理がいただける昼はもちろん、幻想的にライトアップされた夜の雰囲気も素敵です。
アフタヌーンティーの歴史にインスパイアされて考案したセイボリー
ランチタイムのみ注文できる「アフタヌーンティー」8470円では、華やかなテラス席が見える窓際の席に案内されます。「RISTORANTE OZIO」のテーマカラーでもある、赤のテーブルクロスが目を惹きます。
アフタヌーンティーは、「一流の方たちには一流のものをご提供したい」という信念のもと、ハイブランドをテーマに考案したそう。取材時（2024年12月）に用意されていたのは、フランスの高級品メーカー「エルメス」をテーマにしたアフタヌーンティー。使用する食器はすべて「エルメス」のテーブルウェアで統一されています。
最初に運ばれてきたのは、フレッシュなオレンジの香りが漂うウェルカムドリンク。グリーンティーとオレンジ、グレナデンシロップをブレンドした1杯で、オレンジの甘ずっぱさとグリーンティーのさわやかさがマッチした、すっきりとした味わいです。
続いて紅茶をセレクト。200年の歴史を持つ紅茶ブランド「ロンネフェルト」の紅茶9種類のなかから、好みのものを1つ選べます。
今回はミルクティーにしてもおいしい「アイリッシュウイスキー」をチョイス。アッサムの茶葉にアイリッシュウイスキーのアロマとカカオの実をブレンドしたフレーバーで、芳醇な香りが特徴。ホットミルクを加えれば、まろやかな味わいが楽しめます。
ウェルカムドリンクと紅茶を楽しんでいたら、お待ちかねのセイボリーとスイーツがワゴンで運ばれてきました。思わず「わぁ……！」と声がこぼれてしまうほど豪華なアフタヌーンティーに、心が躍ります。
「RISTORANTE OZIO」のアフタヌーンティーは、セイボリーのバリエーションが豊富なのが特徴。
これは、「RISTORANTE OZIOらしいアフタヌーンティーとはなんだろうか」と考えたときに、「カフェが提供するようなスイーツが中心のアフタヌーンティーではなく、リストランテだからできるセイボリーにもこだわったアフタヌーンティーを作ろう」と思ったからだそう。
セイボリーにこだわる理由はもうひとつ。
諸説ありますが、アフタヌーンティーが始まったきっかけは、夜遅くに開催される晩餐会やオペラ鑑賞までの間の腹ごしらえだといわれています。そのため、アフタヌーンティーが始まった当初は、スイーツではなくサンドイッチなどの軽食が中心だったのだとか。次第に腹ごしらえの時間がおしゃべりや交流を楽しむ場として普及していき、現代で親しまれているスイーツ中心のアフタヌーンティーが定着したそう。
「RISTORANTE OZIO」ではこのアフタヌーンティーの歴史にリスペクトを持って、セイボリーもスイーツに負けないくらい豪華で華やかなものに仕立てられています。「甘いものはあまり得意ではない……」という人でも満足できるはず。
セイボリーのなかから一部メニューをご紹介。 「エスプレッソ風味のフォアグラとマンゴー」は、「RISTORANTE OZIO」自慢のスペシャリテ。エスプレッソの風味がプラスされてほんのり苦いフォアグラと、フレッシュなマンゴーの甘さが絶妙にマッチしていておいしい！ なめらかな口当たりもたまりません。
「オマール海老の小さなピッツア・フリッタ」は、外側はパリッと、中はモチモチのピザ生地に香ばしくグリルされたオマール海老をのせたひと口サイズのピザ。トマトベースのソースとバジル、モッツァレラチーズとの相性もバッチリで、食べごたえがある一品です。
アフタヌーンティーのメニューとしては珍しい、焼き芋をアレンジした「サツマイモコンフィ ゴルゴンゾーラムース添え」も絶品。カリっと香ばしくローストされたサツマイモは、中はホクホク食感でやさしい甘さが口いっぱいに広がります。
焼きたてのスコーンは、プレーンとレーズンの2種類。イチゴジャムとマーマレード、濃厚なコクのあるクロテッドクリームをたっぷりつけて食べるのがおすすめ。
エルメスのテーブルウェアとリンクした豪華なスイーツ
セイボリーを心ゆくまで堪能したら、お待ちかねのデザートをいただきます。スリーティアーズ（3段スタンド）には、完全手作りのスイーツ10種類が勢揃い！ どれからいただこうか迷ってしまいます。
「3rd PLATE」に盛り付けられているのは、プディングとクーリーで2種類のマンゴーが楽しめる「マンゴープディング」、ラズベリーの甘ずっぱい風味とマスカルポーネのコクがたまらない「モンブラン ルージュ」、エルメスのスカーフをイメージしたチョコレートシートの上に、チョコレートクリーム、ギモーブ、グリオットチェリーのコンポートをのせた「タルト ショコラ」の3種類。
どれもフルーツやチョコレートの濃厚な味わいが楽しめる「RISTORANTE OZIO」の自信作です。
「2nd PLATE」には、「エルメス」の代名詞ともいえるバーキンをイメージした「アプリコテ」、オレンジとフロマージュブランムースにブラッドオレンジのジュレを閉じ込めた「オランジュ」、太陽をイメージしたパションフルーツのボンボンショコラ「パッション ヤオルト」の3種類がラインナップ。
「アプリコテ」の中には、アプリコットのムースにコンポート、パールクラッカン（チョコレートでコーティングした丸いシリアル）がたっぷり。品があるベージュのチョコレートドゥルセのやさしい甘さとの相性もバッチリです。
「1st PLATE」には、ひときわ存在感を放つプレゼントボックスが。こちらも「エルメス」のラッピングをイメージしています。
はやる気持ちを抑えながら、ゆっくりリボンを解くと……。
焼き菓子の詰め合わせが登場！ 遊び心あふれるサプライズ演出も素敵です。
中に入っていたのは、アーモンドの風味とラズベリーの酸味がたまらない軽い食感の焼き菓子「モワルー アマンド」、ほろ苦いコーヒーの生地にいちじくを混ぜ込んだマーブルグロフケーキの「マルブル カフェ」、しっとりと焼き上げたニューヨークチーズケーキの「フロマージュキュイ」、シナモンを加えたサブレで塩キャラメルをサンドした「キャラメル エピス」の4種類。
どれも食べごたえがあるので、紅茶と一緒にゆっくりいただいてくださいね。
なお、「1st PLATE」のプレゼントボックスのみ、持ち帰ることができます。自宅に帰ってから2回目のアフタヌーンティーを堪能するのも楽しそう！
「RISTORANTE OZIO」には今回ご紹介したアフタヌーンティーのほかにも、ディナータイムに注文できる「Night Afternoon Tea」1万8150円も用意されています。「Night Afternoon Tea」は、セイボリーとスイーツにパスタとヴィアンド（肉料理）をプラスした、さらに豪華なアフタヌーンティーです。特別な日はこちらをいただくのもおすすめ。
いつも頑張っている自分に、「RISTORANTE OZIO」のアフタヌーンティーでラグジュアリーなご褒美時間をプレゼントしてみてくださいね。
■東京ベイコート倶楽部 RISTORANTE OZIO（とうきょうべいこーとくらぶ りすとらんて おっつぃお）
住所：東京都江東区有明3-1-15 東京ベイコート倶楽部 ホテル＆スパリゾート内
TEL：03-6700-0210（受付時間 11～21時）
Breakfast 月〜土曜 7時30分〜11時（10時LO）、日曜、祝日は7時〜（10時30分LO）
Lunch 12〜15時（14時LO）
Dinner 17時30分〜22時（20時30分LO）
定休日：無休
※このアフタヌーンティーは東京ベイコート倶楽部の単独オリジナル企画につき、「エルメス」とのコラボレーション企画ではございません。「エルメス」へのお問い合わせはご遠慮ください
Text・Photo：増田朱音（vivace）
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
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