芦ノ湖を眺める和カフェでのんびりと。七輪で焼く「本陣だんご」はお餅好きさん必食!
箱根でじわじわとファンを増やしている隠れフォトジェニックなおだんごがあります。その名も“本陣だんご”。海賊船が往来する箱根町港のすぐ目の前にある「茶屋本陣 畔屋 cafe KOMON 湖紋」で人気の「体験型おだんごスイーツ」なんです!一度経験してみると、だんご焼きの魅力にハマってしまうから恐ろしい……。焼くのも・味付けも自分流。七輪で焼く楽しいおだんごをご紹介します。
おだんご焼き初体験!味のトッピングはセンスとひらめきで
芦ノ湖を見ながら七輪でだんごを焼くなんて、なんとも箱根らしいぜいたくなコラボレーション!ちゃんと焼けるかドキドキするけれど、初心者でも簡単にできちゃいます。
ちょっとかわいらしくも感じる、一人用の小さな七輪で焼くおだんご。抹茶・黒ごま・白の3種類のだんごと切り餅がセットになっています。
みたらし・あずき・醤油味の大根おろしの3つの味をお好みでトッピングして食べます。どのくらいの焼き色を付けるか、何を付けるかはセンスにおまかせ。
最初はあまり動かさず、網の上でじっくり焼き色が付くのを待って。ぷくっと膨らんだら好みの焼き具合を探しつつ、裏面も焼いてみて。 焼き加減をマスターしてくるとどんどんだんご焼きの虜になっていきます。
湖上を優雅に走る遊覧船が、もう目と鼻の先
窓の下には、遊覧船が発着する箱根町港が。30~40分間隔で船がやってくるので、見ているだけでも十分楽しめますよ。霞のない晴れた日には、富士山が見えることもあるんです。
窓際の特等席は早い者勝ち。確実に狙うなら、オープン直後の入店がおすすめです。
カフェがあるこの場所は、江戸時代に参勤交代の大名たちが体を休めた「箱根宿」の本陣があったところ。
そういった歴史を少しでも肌で感じてもらいたいという思いを込めて、店内は箱根関所をイメージした造りになっているんですって。
濃い抹茶と黒蜜で自分流アレンジ!ふわふわの和風パンケーキ
中にあずきがたっぷりと入った、抹茶味のふわふわパンケーキ。高さが8㎝もあって、かなり、ボリューミー!一つひとつ丁寧に焼き上げるので、注文からご対面までは20分ほどの心の余裕が必要です。
おすすめの食べ方は、パンケーキに十字の切れ目を入れて、その中央に抹茶アイスと生クリームをオン。最後に黒蜜をたっぷりと。シフォン生地が萎まないよう、パンケーキではなく、トッピングに黒蜜をかけるのがポイントです。甘さ控えめのパンケーキに、濃いめの抹茶アイスと黒蜜を絡めて召しあがれ!
「cafe KOMON 湖紋」のある「茶屋本陣 畔屋」は2階建てで、食べる・買うが楽しめる施設です。1階には、100年以上の歴史を持つ地元の老舗店も入店。カフェを堪能したあとは、おみやげも探しも楽しめますよ!
text:清沢奈央
photo:岩田えり
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