おでかけ
2025.01.07
新型特急スペーシアXで鬼怒川へ！ 豪華列車の“おひとりさま席”の詳細をレポ【土曜日の小旅行～アラサー女子ひとり旅VOL.06】
2023年7月にデビューし、いまだに発売後すぐに予約が埋まってしまう人気の新型特急「スペーシアX」。今回は豪華列車で東京・浅草から鬼怒川温泉までひとり旅をしてきました！ 非日常な空間でお酒やグルメ、車窓からの景色を楽しみながら移動できる夢のような列車旅をお届けします。次回は鬼怒川温泉での観光の様子もまとめるので、お楽しみに。
14:00 START 浅草駅
新型特急「スペーシアX」って？
スペーシアXは、浅草から日光・鬼怒川温泉方面を結ぶ新型特急列車。車両デザインから座席までワンランク上の上質な旅ができる人気の列車で、デビューから1年以上経つ今も予約がなかなか取れない人気の列車です。
魅力のひとつが、バラエティ豊かなシート。1号車の「コックピットラウンジ」、2号車の「プレミアムシート」、3・4号車の「スタンダードシート」、5号車の「スタンダードシート」と「ボックスシート」、6号車は「コンパートメント」と「コックピットスイート」と多種多様です。ホームで車両の外側からいろいろな座席が見えましたが、それぞれ魅力的で何度でも乗りたくなります。
人気の2号車のプレミアムシートは、電動のリクライニング付きで背もたれがシェル状になっていて、後ろの座席を気にせずリクライニングできるのも魅力。
6号車のコックピットスイートは1列車に1室限定で、貸し切り利用ができるそう。プライベートなご褒美旅にもぴったりです。
すべての座席が広々とした造りで、コンセント付きの快適で高級感のあるデザイン。5号車のボックスシートや6号車のコンパートメントは家族やグループで貸し切れるので、気兼ねなくプライベートな旅ができます。
1号車「コックピットラウンジ」のおひとりシートをご紹介
今回は1号車のコックピットラウンジに乗車しました。日光の老舗リゾートホテル「日光金谷ホテル」や中禅寺湖大使館別邸をイメージしたというレトロモダンな空間。色使いも鮮やかでまるで高級ホテルのラウンジにいるかのような雰囲気にテンションがあがります。
今回は1人掛けの最前列のシートを予約。専用のデスク付きで広々とした優雅な空間をひとりじめ。1車両に2席しかないプレミアムな空間で、目の前に開放的な運転席が見える人気の座席です。
運転席はプライベートジェットをイメージして、景色が流れていく様子を楽しむことができます。通常の電車と異なり真ん中に運転席を置くことでプライベートジェット感を演出。遮光幕が付いておらず、臨場感あふれる運転席を楽しむことができます。
運転士さんの荷物を収納するスペースも設けられていて、視界を遮ることなく運転席を見ることができます。
各座席の横にも大きな六角形の窓があり、川や山々など自然をたっぷり楽しみながら東京の浅草から鬼怒川へ移動することができます。車窓からは東京スカイツリー（R）も望めて、絶景でした。
座席にはコンセントも完備。一人掛けソファーは座り心地抜群で、こんなに優雅に鬼怒川に向かうことができるなんて、感動です。
車内カフェカウンター「GOEN CAFÉ SPACIA X」で楽しむグルメ
1号車に併設しているカフェ「GOEN CAFÉ SPACIA X」。車内限定で味わえるグルメやドリンクが販売されています。地元のお店とコラボレーションして作られているグルメやドリンクは生産量の少ない貴重な品なのだとか。
1号車と6号車の利用者は専用チケットがあり、自由にカフェで注文することができます。そのほかの座席はオンラインで整理券の取得が必要です。
名物のクラフトビールは4種類。内３種類は期間限定で楽しめるビールです。
今回は、スペーシア Ｘ特別醸造「NIKKO LAGER」1/2パイント 800円をチョイス。サーバーでつぎたてのビールを車内で楽しめるなんて…贅沢すぎます。
ドライホップという製法で、イタリアンピルスナーという様式を取り入れたビールは、日光の和魂洋才を表現しているそう。飲みやすいテイストで、口に入れた瞬間芳醇な香りが広がる一杯です。
座席のテーブルには2カ所ドリンクホルダーもあり、カップにはふたもすることができるのでまったり味わうことができました。
そのほかにも渡邊佐平商店の「日光誉」150ml 750円や片山酒造の「日光路」100ml 600円といった日光の日本酒、日光珈琲のコーヒー「BLUE MOUNTAIN RIBBON（HOT）」600円や、コーヒーをベースにスパイスを使って作られた「ニッコーラ」650円などメニューも豊富です。
フードの種類も豊富で、おつまみにぴったりな「あさのポークジャーキー」800円、「頂鱒のスモーク」900円、「頂鱒とらっきょうのリエット」800円など地元のお店とコラボしたメニューがあります。移動でちょこっとグルメを楽しんで、おいしかったお店に実際に足を運んでほしいという思いが詰まっているそう。
今回は「旅するいちごチョコ」1600円を食べました。日光にある人気の和風チョコレート店「TENTO chocolate」とのコラボ商品で、パッケージにはスペーシアXとイチゴが描かれていてかわいい。
とちおとめにホワイトチョコレートをたっぷり染み込ませたお菓子で、イチゴの酸味とチョコレートの甘みが絶妙に合わさりビールにもぴったりでした。
16:02 GOAL 鬼怒川駅
浅草から約2時間で鬼怒川温泉駅に到着！ あっという間の優雅な旅でした。
次回はたっぷり鬼怒川温泉を観光するモデルコースをレポするのでお楽しみに。
Text＆Photo：土曜日の小旅行
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