食・グルメ
2018.04.18
「くるみの木」奈良・一条店 30年以上愛されてきた理由とカフェ＆雑貨店としての魅力
1984年にオープンして以来、全国のファンの絶大な支持を受ける「くるみの木」。おいしくて体にやさしいと評判のランチやデザートから、併設する雑貨店と洋服店の上質なセレクトまで、オーナー石村由起子さんの素敵な暮らしのセンスが息づくショップの魅力をご紹介します。
奈良の憧れカフェ くるみの木一条店でいただく季節のランチ
奈良の中心地から少し離れた線路沿い、緑豊かな木々と花々に囲まれた一軒家。ここは、空間コーディネーターとしても活躍する石村由起子さんが、1984年にオープンしたカフェ・生活雑貨店「くるみの木 一条店」です。
開店当時から変わらない佇まいのカフェ、生活道具と食材の店、着心地の良い洋服のセレクトショップ。３つの店がゆるやかにつながる空間は、日差しがたっぷり降り注ぎ、庭の緑も美しい。
ナチュラルなインテリアや商品のすべてが丁寧に選び抜かれ、毎日の生活を自分らしいスタイルで彩る喜びを教えてくれます。
カフェで一番人気の「季節のランチ」は、早々に売り切れてしまう日がほとんど。旬の食材や奈良県産のフレッシュな野菜をたっぷり使ったおばんざいは食べ応え抜群。体にやさしくしみ渡ります。
季節のフルーツをたっぷり使った自家製デザートもファンにはおなじみ。手なじみのよい作家や窯元のうつわで召し上がれ。
使い勝手のよい生活雑貨が揃う「cage」
カフェの隣にあるのは雑貨店「cage（カージュ）」。こだわりの食材や調味料、台所用具、手触りのよいリネンなどがセレクトされています。
人気の食材は、「くるみの木」オリジナルのジャム。果物本来の甘みを生かしたおいしさにリピーター続出です。
料理をグンと引き立ててくれるうつわも充実。イイホシユミコさん、山口和宏さんのお皿のほか、「くるみの木」オリジナルの手吹きガラスのコップも。シンプルながら独特の表情があり、使うほどに愛着が増していきます。
着心地のよい大人服も。庭には新ギャラリーが誕生
大人のおしゃれのヒントを探すなら、敷地の一番奥にある「NOiX La Soeur ノワ・ラスール」へ。麻やオーガニックコットンなど素材や仕立てにこだわった洋服やアクセサリーがたくさん。
国内ブランドは、ARTS＆SCIENCEやmina perhonen、YAECA、homspun、葉山のSUNSHINE+CLOUDなど。L.A.の「dosa」などインポートも扱います。
2017年末には、お庭の中に小さなギャラリー「pieni35（ピエニ35）」がお目見え。季節ごとにイベントや展示が行われる予定で、こちらも楽しみ！
30年以上たった今も、女性たちの憧れの場所であり続ける「くるみの木」。奈良市内には他に2つの姉妹店があり、こちらもおすすめです。暮らし上手になるためのヒントがきっと見つかるはず！
text：山口紀子
photo:マツダナオキ
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
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