ライフスタイル
2025.01.30
ホテルステイの思い出をノートに残そう！ 北海道「雨ノ日と夕やけ」へ【mini_minorの旅ノートレッスンvol.8】
極上の空間でゆったりと時を過ごす、ホテルステイという旅のスタイル。明るいうちから温泉に浸かったり、併設のラウンジやカフェで好きな本をのんびり読んだり、何もせずに部屋でリラックスしたり…そんな贅沢なひとときをノートに記録すれば、その心地よい時間を何度でも振り返って楽しむことができます。今回は北海道・支笏湖温泉にある素敵なお宿「雨ノ日と夕やけ（あめのひとゆうやけ）」で過ごした時間を題材に、ホテルステイの思い出をノートに記録する楽しさをご紹介します。
Summary
1日6組限定の隠れ家宿、北海道・支笏湖「雨ノ日と夕やけ」
今回ご紹介する「雨ノ日と夕やけ」は、札幌から車で約70分、北海道・支笏湖温泉に位置する1日6組限定の隠れ家宿。
支笏湖は、環境省の水質調査で2007年から11年連続日本一に輝いた透明度抜群の湖。「雨ノ日と夕やけ」は、その支笏湖を見渡す湖畔の高台に立っています。
今回は誕生日祝い（私は1月生まれです）で訪れたのですが、雪景色に囲まれた幻想的なたたずまいがとても印象的でした。
夏には緑豊かな景色を楽しめると聞いたので、ぜひ次回は季節を変えて訪れたいと思っています。
開放的なラウンジとアットホームなレストラン
ホテルの受付に隣接するラウンジは、天井が高く開放感あふれる空間。
15時～翌11時の時間はコーヒーをいただくことができます。夜のハッピーアワー（20時30分～22時）では無料で美瑛ジャージー牛乳を使ったジェラートが提供され、さまざまなリキュール類をかけて楽しむことができます。
施設奥には小さなレストランがあり、夕食と朝食はここでいただくことができます。カウンター席とテーブル席が設けられていて、今回はカウンター席を利用。窓越しに広がる山々や湖の景色を眺めながら、ゆったりと食事を楽しむことができました。
全室異なるデザインの心やすらぐ客室
全6室ある客室は、すべてバス・トイレ付きのプライベート空間で、それぞれ広さやデザインが異なります。
今回はスタンダードルームに宿泊。2・3人掛けのソファスペースや、ノートを書くのにぴったりのデスクもあり、心身ともにリラックスした時間を過ごせました。
北海道の食の恵みを味わうディナーとモーニング
夕食は、宿自慢の焼きたてピザをメインに、季節のサラダやスープなどが並ぶコース料理。お肉やシーフード、野菜、小麦、お米に至るまで、北海道産の食材がふんだんに使われており、食後にはお好みのフレーバーを3種類まで選べるジェラートまで!! 心もお腹も大満足でした。
朝食も定山渓精肉店のソーセージや酒井農場の卵など、北海道産の新鮮な食材がたっぷり使われたモーニングセット。朝からしっかり栄養をチャージできました。
ちなみにこの日は旭川の高砂酒造の酒粕を使った甘酒スムージーも付いていたのですが、甘酒が得意でない私でも驚くほど飲みやすくおいしかったです。
そんなわけで1泊2日という短い滞在でも、自分だけの特別な時間と空間を存分に楽しむことができ、最高の誕生日を過ごすことができました。
帰宅後は “とっておきのホテルステイ時間” をノートに
家に帰ったら、ホテルでの思い出が新鮮なうちに、ノートをまとめます。今回使ったのはトラベラーズノート・レギュラーサイズの無罫リフィルです。
【ノート作りのポイント】
1. はじめにタイトルとホテルの基本情報
まずページの上部に「HOTEL STAY」とタイトルを書き、その傍らに宿泊したホテルの名前や所在地を添えます。
今回はシンプルな英字のタイトルにしましたが、「隠れ家宿でおこもりステイ」など日本語で記すのも素敵です。
2. 滞在中のできごとを時系列で記録
次に、左ページに滞在日を記し、その日にあったホテルでのできごとを書き出していきます。
時系列のスケジュール形式で記入することで、大きな思い出から小さなエピソードまでを一目で振り返ることができますよ。
今回の滞在では、ウェルカムドリンクならぬ“ウェルカムジェラート”に感激したことや、お隣の「支笏湖第一寶亭留 翠山亭」の貸切温泉風呂を利用するため、夕食後に酔い覚ましのお散歩をしたことなども記しました。
3. 食事の記録はビジュアルとテキストで
右ページには、夕食や朝食の内容を文字やイラストでまとめます。
食事にこだわりのあるホテルでは、メニュー表を配っているところも多いので、今回も現地でいただいたメニュー表を参考に各料理の名前を書き出しリストにしました。
イラストの代わりに写真をプリントして貼ってもOKです。
4. お部屋の記録には方眼紙が便利
宿泊した部屋の様子もまとめると、より濃密な記録に。
少し難しそうな間取り図も、方眼紙を使えば比較的スムーズに描くことができますよ。
詳しい間取り図の描き方については、私の著書『“忘れたくない”をかたちにする myトラベルノート（ワニブックス）』P67を参考にしてみてください。
まとめ
ノートに旅を記録する時間は、思い出を振り返りながらもう一度旅する時間。シンプルな一冊のノートが、忘れたくない瞬間をずっとそばに残してくれます。ぜひ、自分だけの“ホテルステイノート”を作ってみてくださいね！
■雨ノ日と夕やけ（あめのひとゆうやけ）
住所：北海道千歳市支笏湖温泉
TEL：011-598-5252（支笏湖第一寶亭留 翠山亭）
チェックイン/アウト：15～19時/～11時
料金：スタンダードルーム1万8000円～（【夕食4500円コース】基本のプラン利用時の1泊2名1室一人当たりの料金）
アクセス：JR千歳駅から北海道中央バス支笏湖行き乗車、支笏湖バス停で下車、徒歩6分。JR千歳駅より無料送迎バス運行（完全予約制）
駐車場：5台（無料、予約不要）
Text＆Photo：mini_minor
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
この記事を書いた人
