上野「国立科学博物館」のみどころを総力取材! 恐竜や月の石、フォトスポットまでご紹介♪

上野「国立科学博物館」のみどころを総力取材! 恐竜や月の石、フォトスポットまでご紹介♪

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東京・上野にある「国立科学博物館(こくりつかがくはくぶつかん)」は、貴重なコレクションや大迫力の大型展示が大人から子供まで人気のスポットです。さらに、最近ではおしゃれな建築や展示などの“映え”スポットの多さから、女性にも人気なんだとか。今回はその新しい魅力やおすすめスポットを潜入レポートしちゃいます!

Summary

大きなクジラがインパクト大の歴史ある博物館

画像提供:国立科学博物館
画像提供:国立科学博物館
「国立科学博物館」(通称:科博)は、明治10年(1877年)に創立された自然史・科学技術史に関する国立の唯一の総合科学博物館。収蔵標本はなんと490万点以上! そのうち常設展示では、約2万5000点もの資料を見ることができます。

「国立科学博物館」は「日本館」と「地球館」に分かれており、かなり広いので、オンラインで博物館を回ることができるサービス「かはくVR」で、見学したいところを事前にピックアップしておくのもおすすめ♪
画像提供:国立科学博物館
画像提供:国立科学博物館
博物館に到着すると、屋外展示のシロナガスクジラがお出迎え。全長約30mのシロナガスクジラが海面から潜ろうとしている姿を再現したもので、その大きさは圧巻です!

なんとハチ公も!? コアな魅力がたっぷりの「日本館」

「日本館」では、日本を取り巻く生き物や日本人、自然との関わりについての歴史を知ることができます。

上の階からストーリーに沿って展示されているので、一番上の3階から見学しましょう!
ここでおすすめの展示が、大迫力の「フタバスズキリュウ」。なんと、日本で見つかった化石なんです。実はこの「フタバスズキリュウ」は映画『ドラえもん のび太の恐竜』のピー助のモデルになっているのだとか!

常設展示では原則撮影が可能なので、こんな神秘的なショットも撮れちゃいます♪
また、日本の鉱物を展示している「櫻井コレクション」は、「日本館」の隠れ人気スポット。水晶や翡翠をはじめとした、キラキラ輝く鉱石が部屋中に展示されていてとってもきれい♪ なんと、これらはすべて日本で採れる鉱物なのだそう!
そして“科博”ならではの展示として有名なのが、「秋田犬の忠犬ハチ公」と「南極観測隊に同行したカラフト犬のジロ」の剥製です。実際に目の当たりにすると、ハチ公もジロも意外と大きくてびっくり!
こちらは、展示の最後にある「現代人」の展示スペース(写真右側)に入ることで、古代から現代人までの展示が完成するというもの。自分が展示物になるというユニークな体験ができちゃいます…!
日本の金魚や菊の系統などを表した展示もおすすめです。この鮮やかな金魚やお花は、江戸時代からある品種なのだとか!

展示以外にも楽しみが! 建物やシアターに注目

「日本館」は展示だけでなく、実はそのレトロな建築自体がおしゃれで雰囲気があるとして人気。こちらは昭和6年(1931年)に関東大震災の復興を目的として建てられたもので、とても歴史がある建物なんだそう。

中央ホールなどの窓には色鮮やかなステンドグラスがあって素敵です♪
また、南翼・北翼の階段室にもきれいなステンドグラスが! 階段も洗練されていて、こんなにフォトジェニックな写真が撮れちゃいます♪
画像提供:国立科学博物館
画像提供:国立科学博物館
ほかにもおすすめなのが、球体の中に入って映像を楽しむという「シアター36○」。360度全方位から映像と音を感じられるので、独特な浮遊感や臨場感が味わえます。

7種類もの映像があり、月替わりで放映されているとのこと。海や大地、宇宙など、さまざまなテーマの映像が楽しめるので、ぜひコンプリートしてみて!

迫力満点! 大型展示が盛りだくさんの「地球館」

「地球館」では、地球や地球上の生物の歴史、現代の最先端技術について学べます。体験型展示も多く、手を動かしながら展示を見られるのもうれしいポイント!
子どもから大人まで人気の「系統広場」では、生き物や植物の進化の道のりをたどることができます。

透明の壁にさまざまな植物が展示されていて思わずうっとり。展示の景色を楽しみながら学べるのも、“科博”の魅力です♪
こちらは “科博”名物のひとつである恐竜の展示スペース。一度は聞いたことがあるような恐竜たちの化石標本が観られます。ここでは、「ティラノサウルス」と「トリケラトプス」が向かい合って展示されていて、まるで威嚇し合っているみたい!

また、首の長〜い「アパトサウルス」は、実物の化石が展示されていて、とっても貴重です。
さらに、ロマンあふれる宇宙や海底に関する展示も楽しめます。なかでもおすすめは、宇宙から持ち帰った「SFU」(写真左)。こんなに大きなものを宇宙から持って帰るなんて、想像がつかないですよね…。

また、無人小惑星探査機「はやぶさ」(写真右)は、映画で実際に使われたものなのだそう。そしてなんと、はやぶさが実際に持ち帰った小惑星の微粒子も観られるんです! こちらは実際に訪れて、その目で確かめてみてくださいね♪
「ヨシモトコレクション」は、“科博”で最も有名な展示のひとつ。

世界各地の陸上動物がずらりと並んでいる姿は圧巻! 想像よりも大きい動物たちに、びっくりしちゃいます。
パンダやホッキョクグマ、ライオンなど、動物園や写真でしか見られないような動物を間近で観察できるのも、この展示ならではのポイントです♪
また、宇宙船「アポロ」が持ち帰ってきた“月の石”にも出会えます。月の石を実際に目にできるなんて、とってもワクワクしますね♪

展示を観ながら食事を楽しめるレストランも!

画像提供:国立科学博物館
画像提供:国立科学博物館
また、「地球館」の2階にあるレストラン「ムーセイオン」は、イチオシの休憩スポット。
大星雲と呼ばれる天体現象をイメージした天井はとてもきれいです♪
画像提供:国立科学博物館
画像提供:国立科学博物館
展望席では、地球館1階に展示されている「マッコウクジラ」の模型などを眺めながら食事を楽しむことができます。
(写真左)ジェラ紀 ハンバーグプレート 1280円(写真右)かはくパフェ 580円
(写真左)「ジュラ紀 ハンバーグプレート」1280円、(写真右)「かはくパフェ」580円 ※画像提供:国立科学博物館
博物館ならではのユニークなメニューもおすすめポイントの一つ。「ジェラ紀 ハンバーグプレート」は、恐竜の足跡の形をしたハンバーグが個性的です。

デザートの「かはくパフェ」も、真っ赤ないちごジュレにティラノサウルスのクッキーがのっていてキュート♪

ほかにも、かわいくてオリジナリティいっぱいのメニューがたくさんあるので、ぜひ立ち寄ってみてください。

おみやげにユニークでかわいいグッズはいかが?

オリジナルマスコット フタバスズキリュウ 800円
「オリジナルマスコット フタバスズキリュウ」800円 ※画像提供:国立科学博物館
人気のグッズの「オリジナルマスコット フタバスズキリュウ」は、つぶらな瞳が愛らしい!
オリジナル刺繍ソックス アンクル丈(上)通常丈(中)、綿ソックス 各886円
「オリジナル刺繍ソックス アンクル丈(上)通常丈(中) 」各866円、「シースルーソックス」(下) 各1100円
ユニークでバリエーション豊かな模様の「ソックス」は、デザインがおしゃれでおみやげやギフトにもぴったりです。
オリジナルTシャツ アドレナリン 2648円 ※画像提供:国立科学博物館
「オリジナルTシャツ」 (写真右)アドレナリン、(写真左)ヒト 各 2648円 ※画像提供:国立科学博物館
オリジナルTシャツは、“科博”ならではのイラストが印象的。スタイリッシュな雰囲気のイラストなので、普段使いもできちゃいそう♪

ほかにもいろんなTシャツがあるので、ぜひチェックしてみて!
(上から)マスキングテープ 30mm 440円、マスキングテープ 15mm 330円
(写真上から)「マスキングテープ 30mm」440円、「マスキングテープ 15mm」330円 ※画像提供:国立科学博物館
こちらは個性的な柄がかわいいマスキングテープ。文具としてはもちろん、ラッピングにも使えるので使い勝手は抜群。
食物連鎖てぬぐい 森(上) 海(下)各1100円
「食物連鎖てぬぐい」 (写真上)森、(写真下)海 各1100円 ※画像提供:国立科学博物館
「食物連鎖」の手ぬぐいもイチオシです。食物連鎖がゆるっとしたイラストと淡い色合いでデザインされていて、個性的かつおしゃれ!

この食物連鎖シリーズは手ぬぐいのほかにもクリアファイルやマスキングテープなど、いろんなラインナップが展開されています。
圧巻の大型展示や、ここでしか観られない展示が楽しめるだけでなく、レトロな建築やセンス抜群の展示、かわいすぎるグッズなど、老若男女が楽しめるポイントが満載の「国立科学博物館」。上野を訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみては?


Text・Photo:鳥居まなみ(vivace)

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