「和カフェTsumugi 鎌倉店」オープン!朝食にもおすすめ「鎌倉紬御膳」で、鎌倉の名店の味を堪能

「和カフェTsumugi 鎌倉店」オープン! 朝食にもおすすめ「鎌倉紬御膳」で、鎌倉の名店の味を堪能

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日本茶と和スイーツを楽しめる「和カフェ Tsumugi(わかふぇ つむぎ)」が、2025年2月に鎌倉にオープン。鎌倉店でしか味わえない限定メニュー「鎌倉紬御膳(かまくらつむぎごぜん)」「濃抹茶・生どら焼き」「鎌倉ブレンドティー」に、早くも注目が集まっています。朝8時から営業しているため、朝食としての利用もできるのがうれしい!

Summary

席数81席を誇る広々とした店内

JR鎌倉駅から徒歩約8分。鶴岡八幡宮へと続く若宮大路沿いの「源ホテル」の1階に、「和カフェ Tsumugi 鎌倉店」はあります。店の前からは鶴岡八幡宮の赤い鳥居をすぐ近くにめるという、観光にも便利なロケーションです。

「和カフェ Tsumugi」は、飲食チェーン「PRONTO」を手がけるプロントコーポレーションが全国展開している店舗で、鎌倉店が16店舗目となります。

店内は、和のモチーフを基調とした落ち着いた雰囲気。今回紹介する鎌倉店限定の「鎌倉紬御膳」をはじめ、定食やお茶漬け、京抹茶の生パスタなど、和テイストの食事や和スイーツメニューのバリエーションが豊富。創業160年以上もの歴史をもつ大阪の老舗茶屋「袋布向春園(たふこうしゅんえん)本店」の日本茶も人気です。

81席(テーブル席69席、座敷席12席)と広々とした空間では、少し落とし気味の照明の座敷席でくつろぐのもよし、開放感のあるテーブル席で食事を楽しむのもよし。店内の至る所に和テイストのお花や絵画が飾られていますが、かしこまりすぎずカジュアルな雰囲気で気軽に利用することができますよ。

鎌倉店だけのメニュー「鎌倉紬御膳」

「鎌倉紬御膳(お肉)」2750円
「鎌倉紬御膳(お肉)」2750円

こちらが「和カフェ Tsumugi 鎌倉店」の看板メニュー「鎌倉紬御膳(かまくらつむぎごぜん)」。鎌倉で愛されている名店の味が御膳に並んでいる姿は圧巻です。8時から18時まで終日提供しているので(数量限定、なくなり次第終了)、ぜいたくな朝食に、ゆっくりと楽しむランチに、といろんな楽しみ方ができそう。鎌倉の情緒を感じながら、名店の味を堪能しましょう。

主菜はお魚かお肉を、ご飯は白米か十三穀米を選べます。こちらの写真は、数量限定のお肉の主菜「相模牛ハンバーグ」。老舗精肉専門店「鎌倉肉の石川本店」の手作りハンバーグで、相模牛のうま味と脂の甘みがぎっしりと詰まっています。

「鎌倉紬御膳(お魚)」2750円
「鎌倉紬御膳(お魚)」2750円

お魚の主菜は「金目鯛の西京焼き」。文久3年(1863)創業の老舗ひもの専門店「山安鎌倉店」のものです。金目鯛の切り身が山安オリジナルの西京味噌に漬け込まれており、ぎゅっと詰まった身と香ばしい香りで、ご飯が進みます!

席に着くとまず、セットのあざやかな「鎌倉ブレンドティー」が提供されます。その色の美しさに驚き! これは、鎌倉の雄大な自然と色鮮やかなアジサイをイメージしたもの。大河内煎茶とハーブがブレンドされ、さわやかな甘みのなかにほんのりと柚子が香ります。食事との相性もいい、さっぱりとした味わいです。

メニューをみながら、少しずついただきます!
メニューを見ながら、少しずついただきます!
「けんちん汁」
「けんちん汁」

鎌倉の建長寺では700年以上も前から食されていたといわれる郷土料理「けんちん汁」。昆布とシイタケでとった植物性のだしに新鮮な鎌倉野菜と豆腐が入った、素朴でほっとする味です。

小鉢は、9品のうち5品が鎌倉ゆかりのメニュー。鎌倉の味がお客さまの心に紡がれていくように、というメッセージが込められています。

「しらす山椒」
「鎌倉とも乃」の「しらす山椒」

さまざまな“ごはんのお供”を扱う「鎌倉とも乃」の小鉢。「しらす山椒」は山椒の刺激がピリリと口の中に広がり、ご飯との相性はいわずもがなばっちり。毎日食べても飽きない、定番のおいしさです。

「鎌倉とも乃」の「茎わかめの佃煮」
「鎌倉とも乃」の「茎わかめの佃煮」

塩蔵の茎わかめスライスを水戻ししたものをしその実と合わせて煮詰め、佃煮にした「茎わかめの佃煮」。シャキシャキした食感を楽しめます。

「出汁巻き玉子」
「出汁巻き玉子」
「高菜巻大根」
「高菜巻大根」

鎌倉で伝統的な漬物を提供する「鎌倉あきもと」の「高菜巻大根」は、糖しぼり製法で漬けた大根に、人の手でひとつひとつ丁寧に高菜の葉が巻かれています。

「里芋田楽」
「里芋田楽」
「湯葉いくら」
「湯葉いくら」
「井上蒲鉾店」の「梅花はんぺん」
「井上蒲鉾店」の「梅花はんぺん」

「井上蒲鉾店」の「梅花はんぺん」は、鎌倉の街や野に咲く梅の可憐な姿を表現。コシがありつつも軟らかさのある歯ごたえで、上品な味わいです。

「季節の副菜」。取材時は、サツマイモ・ニンジン・蓮根の白和え
「季節の副菜」。取材時は、サツマイモ・ニンジン・蓮根の白和え
「三留商店」の「紅芯大根のピクルス」
「三留商店」の「紅芯大根のピクルス」

明治15年(1882)創業の「三留商店」の「紅芯大根のピクルス」は、脚本家・向田邦子さんが愛したことでも知られています。

鎌倉の名店の味をゆっくりと味わえる、ぜいたく御膳。敷いてある紙に番号が振られているのは、美しく配膳するための工夫だそう。味だけでなく見た目の美しさにもこだわりが感じられます。

それにしても、主菜とお椀のほかに小鉢が9種類も付いてくるなんて、ご飯1膳じゃ足りない……。そんなときは大盛り(プラス110円)か、おかわり(プラス220円)をオーダーすることもできますよ。

生どら焼きなどカフェスイーツも必食!

「濃抹茶・生どら焼きと鎌倉ブレンドティー」1430円
「濃抹茶・生どら焼きと鎌倉ブレンドティー」1430円

「鎌倉紬御膳」を十分に味わった後は、別腹のデザートです! こちらも鎌倉店の限定メニュー。「袋布向春園」の抹茶を使用した自家製の濃い抹茶ムースと粒あんをベースに、バターと白玉をはさんだ「濃抹茶・生どら焼き」と「鎌倉ブレンドティー」がセットになっています。お口直しの小鉢には、きゃらぶき。

テイクアウトできるように、鎌倉モチーフのイラストがかわいい包み紙も付いている
食べやすいように、鎌倉モチーフのイラストがかわいい包み紙も付いている

中には抹茶ムースとしっかりとした粒あんがたっぷり。ぷるぷるとした白玉と固形バターも入っています。すべての味が絶妙に絡み合い、上品な甘さ。食事の後でもぺろりと食べられてしまいます。

「濃い苺みるく」1320円
「濃い苺みるく」1320円

こちらは「和カフェ Tsumugi」の人気メニュー、「天然水の削り氷」。中央アルプスと南アルプスに囲まれた全国有数の花崗岩地帯の天然水で作った高純度な氷を極薄に削った、ふわふわな食感が楽しめます。プラス110円でトッピングも可能。こだわりソース(イチゴ・練乳・抹茶・ピスタチオみるく・木苺)、白玉5個から選べます。

この「天然水の削り氷」は、AI搭載の調理ロボット「Kakigori Maker」と連動したかき氷機で作られています。AIに組み込まれたプログラムが安定したクオリティのふわふわの削り氷を作るため、素早い提供が可能に。まさに、温故知新の精神があふれるお店です。

朝早い時間から、鎌倉をぶらり。そんな日にぜひ知っておきたい憩いの場所「和カフェ Tsumugi 鎌倉店」。「鎌倉紬御膳」や「濃抹茶・生どら焼き」はもちろん、ほかのメニューもバリエーション豊富なので、いろんな味を楽しんでみては?

■和カフェ Tsumugi 鎌倉店(わかふぇ つむぎ かまくらてん)
住所:神奈川県鎌倉市雪ノ下1-8-36 雪ノ下ビル1F
TEL:なし
営業時間:8〜18時
定休日:無休


Text:松崎愛香
Photo:斉藤純平

●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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