
【金沢】自分で焼くお団子&お酒♪「お座敷BAR & 甘味処 籠」で過ごす金沢ナイト
深夜でもゆっくりとお団子やケーキといった甘味が味わえる「お座敷BAR & 甘味処 籠(かご)」をご紹介。靴を脱いで入店するお座敷スタイルで、ディナーの後にスイーツを食べながらもう少し寛ぎたい……。そんな金沢の夜にもおすすめのスポットです。
畳空間でくつろげる和風のお座敷バー
「お座敷BAR & 甘味処 籠(かご)」があるのは、片町に隣接する金沢随一のツウな繁華街・木倉町です。小さな路地が交差し、昭和の風情も感じられる木倉町エリアのメイン通りの一角で行燈を灯し、佇まいは小料理屋のよう。
入店は入り口で靴を脱いで。廊下を進むとバーカウンターが現れます。和風の調度品や意匠を取り入れつつ、ナイトバーの雰囲気も相まって茶屋街のような妖艶さも感じられまする雰囲気です。全体に畳が敷かれ、カウンター前は低めの座席が並びます。
カウンター以外にも席があり、座椅子を設置。4人用の和室の個室もあり、人数やシーンに合わせて席をセレクトすることも。コンセプトは和情緒溢れる店内で、お酒を飲める人も飲めない人も一緒に乾杯できる和洋バー&甘味処。お一人からグループまでさまざまな人が気軽に楽しめる空間です。
目玉は自分で焼きながらいただくお団子セット
甘味処と謳うこのお店で、一番ユニークかつ大人気なのが、お客さん自身が七輪でお団子を焼いて食べる「炙りお団子セット」です。エンターテイメント性もあり、楽しいスイーツタイムが過ごせそう。バーカウンターにお団子、七輪、お抹茶などが並ぶ様子は、写真に収めたくなる映えポイントです!
お抹茶は、高級宇治抹茶をマスター自らが目の前で点てる本格的なもの。こちらもバーではなかなか見られない光景! お点前を拝見しながら、楽しい旅話に花を咲かせるのも。
お団子は白団子と草餅の2種類。卓上の七輪で自分好みの焼き具合まで焼きます。マスターのおすすめは「外がパリッと焦げるまで、焼き過ぎくらいが香ばしくておいしいですよ。おいしそうな匂いがして、がまんできなくなったら食べごろです(笑)」。
お団子はそのまま食べてもおいしい、やわらかくて品のある甘さの大人な味わいです。マスターが厳選したこだわりの餡やきな粉と一緒にいただきます♪ きな粉は高級百貨店でも扱っているという上質なもので、砂糖なしのタイプ。団子そのものの甘さを引き立ててくれます。
多彩なドリンクとスイーツのマリアージュも楽しんで
お酒もスイーツもバリエーション豊富。今、マスターがイチオシなのは、チョコレートのケーキ・ショコラテリーヌと赤ワインのセットです。ビターで濃厚なショコラテリーヌの味わいが、ワインとマッチ。ショコラテリーヌはちょっぴりかじるだけでもしっかりとした味わいで、ワインソムリエにセレクトしてもらっている赤ワインとのペアリングが楽しめます。
ワインのほか、ウイスキーや日本酒もスタンバイ。地酒は石川県のものを中心にセレクト、仕入れによって変わるこだわりの地酒は定番から季節のものまでさまざま。利き酒セットで堪能するのもおすすめです。
「エイヒレの炙り」880円、「マグロの酒盗」440円など、日本酒に合うアテもあります。
3月からは籠オリジナル日本酒の販売も予定!詳細はSNSにてチェックを。
また、加賀棒茶を日本酒に漬け込んで作るご当地リキュールのメニューも。そのほか、丸八製茶場の「献上加賀棒茶」550円や、地元で人気の36コーヒーの「籠オリジナルブレンド」550円といったメニューもあり、金沢らしいドリンクが充実しているのも魅力。
ユニークな和空間バーで、一味違うくつろぎの夜を過ごしてみては。
■お座敷BAR & 甘味処 籠
おざしきばー あんど かんみどころ かご
住所: 石川県金沢市木倉町5-13
TEL: 070-3275-2542
営業時間:20時〜翌2時、日曜、祝日(連休最終日)は19〜24時
定休日:火曜、ほか不定休あり
text : フジタイコ
photo:小川康貴
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