
新大久保「oyoppi coffee」で味わう本格バスクチーズケーキとクロッフル
新大久保のメイン通り「大久保通り」の路地を入ってすぐの場所にある韓国風カフェ「oyoppi coffe(およっぴ こーひー)」では、淡い色合いの洗練された韓国インテリアが広がる空間で、バスクチーズケーキやクロッフルなどのスイーツを食べられます。本格コーヒーから映えドリンクまで、ドリンクの種類も豊富。新大久保ショッピングの休憩に、ぜひ知っておきたい場所です。
大久保通りから路地を入ってすぐのカフェ
2024年にオープンした「oyoppi coffee」。大久保通り沿いにあるパチンコ店「グランパ大久保」の路地を入ってすぐ、韓国家庭料理焼肉店「仁川家(じんちょんげ)」がある建物の2階にあります。コスメ店や雑貨店がひしめきあうメイン通りからもアクセスがよく、買い物の合間にほっとひと息つくのにぴったりです。
外観は、シンプルなサインと階段があるだけ。知らなければ素通りしてしまうほどのさりげなさです。お店は階段を上がった2階にあり、このロフトのような隠れ家感も人気の秘密。新大久保にはおしゃれなカフェがたくさんありますが、「oyoppi coffee」も知っておくと自慢できること間違いなし!
1階から階段を上がって店内へ。「oyoppi coffee」は日本家屋をリノベーションしているため、階段が少し急です。つまずかないように注意して上がりましょう。
階段沿いの壁には、韓国語で描かれたメッセージがダウンライトに照らされていておしゃれ。「オヨッピ、愛らしくてかわいい、さらに今日はかわいく見えるよ」といった意味のメッセージが描かれています。店名であるオヨッピ=oyoppiは、韓国語で「キレイ・かわいい・すてき」といった意味の古風な言いまわしだそう。意味も発音もかわいいですね。
バスチーにクロッフル、映えドリンクなど、ビジュも味も◎なメニュー
まずは席を確保してからカウンターでオーダーし、会計を先に済ませます。現金・電子マネー・クレジットカードと決済方法も選べます。できあがったらベルでよばれるので、席で待ちましょう。
「oyoppi coffee」で食べられるスイーツは、バスクチーズケーキとクロッフルとドバイチョコレート。ほかのスイーツはなく、3種類に厳選されているからこそ本格派の味を楽しむことができます。
店内で焼き上げているというバスクチーズケーキは3種類。表面に砂糖をまぶしてバナーであぶった焦がしカラメルがのっている「ブリュレ バスクチーズケーキ」、ブリュレのない「バスクチーズケーキ」750円、期間限定のものがあります。写真は、一番人気の「ブリュレ バスクチーズケーキ」。
期間限定のものは、夏は「とうもろこしのバスクチーズケーキ」でしたが、冬はコグマ(韓国語でサツマイモの意味)を使った「コグマ(紫芋)バスクチーズケーキ」850円。内容は公式SNSで更新されるので、期間限定のものがお目当ての場合はチェックしてから訪れましょう。
バスクチーズケーキは濃厚そうな見た目ですが、割とあっさり。ブリュレの食感とチーズケーキのふわふわでなめらかな食感が合わさって、ぺろりと食べられました!
こちらのドリンクは、「アインシュペナー」とよばれるもの。アインシュペナーはオーストリア発祥のドリンクで、数年前から韓国で大流行しています。上のクリームをすくって食べつつ下のビターなラテと混ぜると、甘さとほろ苦さが絡み合って絶妙なおいしさ。スイーツ感覚で味わいつつ、コーヒーのしっかりとした苦みや風味を感じることができます。
ほかにも映えドリンクがたくさん。SNSで大人気になった「生アップルティー(HOT)」850円、「コグマラテ(HOT/ICE)」700円、「ヘーゼルナッツラテ(HOT/ICE)」650円、「アマンチュ(ICE)」(アイスピーチティーにマンゴー追加の略)750円が人気だそうです。
「oyoppi coffee」で味わえるもう一つのスイーツが、クロッフル。クロワッサン生地をワッフルメーカーで焼いた、外がサクッと中はモチッとした新感覚スイーツです。
味は5種類。「オレオクロッフル」850円、「ロータスクロッフル」850円、「ティラミスクロッフル」850円、「チョコバナナクロッフル」900円、「アイスクリームクロッフル」900円。どれもおいしそうで迷ってしまいますが、今回は「ラズベリークロッフル」をチョイスしました。
サクッとモチッとした食感を楽しみつつ、フランス産のバターを使用したという香り高いクロワッサンとラズベリーの甘酸っぱさを口の中で感じます。甘すぎず食感も相まってあっという間に完食。おかわりで、ほかの種類も食べられそう……!
韓国っぽさが散りばめられたかわいい店内
おいしいスイーツ&ドリンクが味わえるだけでなく、とにかく居心地がいい雰囲気の店内! クリームイエローを基調とした淡色系の壁紙に、洗練された家具がさりげなく置かれて、都会的な雰囲気です。ごちゃごちゃしていない落ち着いた空間で、ゆっくりとくつろぐことができます。
席数は30席ほど。テーブルのデザインや各コーナーのインテリアのバリエーションが多く、座る位置によって全然違う雰囲気を味わえるところも魅力の一つです。
こちらは、入口を入って左側にある、コンクリート打ちっぱなしのベンチに並ぶ4席。ベンチが花壇にもなっていて、サボテンなどの観葉植物が植えられ、花器や洋書などのインテリア雑貨が飾られている素敵な雰囲気です。
こちらは入口を入って右側にあるベンチ席。「oyoppi coffee」と店名のロゴが壁に描かれた畳風のベンチで、特別感のあるスペース。この席が空いていたらラッキー!
洗練された韓国インテリアで、本格スイーツと映えドリンクを楽しめる「oyoppi coffee」。大人気で平日でも満席になることもあり、時間帯によっては待つこともあるそうです。オープン時間の11時の来店であれば比較的空いているとのことなので、早い時間を狙って訪れてみてはいかがでしょうか。
■oyoppi coffee(およっぴ こーひー)
住所:東京都新宿区大久保2-31-18 2F
TEL:03-6457-3013
営業時間:11~22時 ※金・土曜、祝前日は~22時30分
定休日:無休
Text:松崎愛香
Photo:斉藤純平
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。