食・グルメ
2025.03.09
【金沢】「能登牛料理 登るや」豪華絢爛！プレミアムな能登牛お重を堪能
出荷数が少ないことから幻のブランド牛とも呼ばれる能登牛の中でも、さらに希少な「能登牛プレミアム」のみを使用する料理を提供する「能登牛料理 登るや（のとうしりょうり のぼるや）」をご紹介。カウンターのみのシックな大人空間で、お肉だけと向き合うツウな時間が過ごせます。
能登牛プレミアムを楽しむためのシンプルな店内
オーナーの道淵さんは、富山県出身で元はイタリアンのシェフ。自身が能登牛のおいしさに感動したことから、たくさんの人に知ってもらいたいと2020年にオープンしたのが「能登牛料理 登るや」です。金沢三茶屋街のひとつ主計町茶屋街からほど近い場所にひっそりと立っています。
店舗は築５０年以上の町家。リノベーションは道淵さんが手掛けました。黒を基調としたシックなデザインで、コンクリート調のおしゃれなカウンター６席のみの空間。このお店で取り扱う能登牛は、格付けA5ランクのなかでも特に品質の高い「能登牛プレミアム」に認定されたものだけ。そんな最高のお肉を使用し、道淵さんがこだわり抜いた調理法で提供。能登牛そのものの魅力を存分に堪能できる場所です。
1日限定5食！能登牛と贅沢海鮮ぎっしりのスペシャルお重
現在のメニューのラインナップは、能登牛プレミアムを使用したローストビーフ丼と、低温調理したレアな能登牛をイクラ、ウニ、甘エビ、カニと一緒に盛る「能登牛プレミアム肉重海鮮玉手箱」の2種類です。。
1日限定5食という「能登牛プレミアム肉重海鮮玉手箱」は、鮮度を感じる海鮮と能登牛がキラキラと輝く、まさに玉手箱のような一品！
お肉は、モモ肉の上部にあたるトモサンカクという部位を使用。能登牛プレミアムのなかでもサシが多いとされる部位です。低温調理で絶妙に火入れされたレアの肉を、中央ににたっぷり盛り付けます。
肉の両脇を、北海道産のウニとイクラ、兵庫県産のズワイガニ、金沢の甘エビで彩ります。それぞれが上質な味わいで、それだけでもおいしいのはもちろん、「能登牛プレミアムのしつこくない脂と甘味が、いろんな食材と互いのおいしさを底上げしています。プレミアムの肉だからできたメニューです」と道淵さん。
肉×ウニ、肉×イクラ、などハイレベルな味の組み合わせが新鮮！複雑に絡む味や食感を、肉のやさしい脂としっかりした赤身のうま味と共に楽しむことができます。ご飯にも工夫があり、野菜でとっただし「ブロード」で炊いたものを使用。ふわりと香る野菜の風味が、さりげなく全体を包み込みます。
見た目も味もまさに“美食”。「能登牛プレミアム肉重海鮮玉手箱」はぜひ一度体験してほしい一品です。
定番の炭火焼ローストビーフ重もチェック！
創業時に人気の火付け役となったのが、こちらの「能登牛プレミアム 炭火焼ローストビーフ重」です。肉は、ローストビーフではあまり使用されない、イチボやランプといった高級な部位を使用。天然塩、オリーブオイル、ハーブに一晩漬け込み、炭火で香味野菜と一緒に焼き上げ、さらに一晩寝かせるというこだわりの工程を経て、ようやく完成するローストビーフ。しっとりとした仕上がりで、能登牛の身の甘さが凝縮された一品です。
卵黄と絡めてそのまま味わったら、一緒に提供される海苔に巻き、手巻きスタイルで食べることもできます。カウンターにある黒醤油、白醤油なども使いながらいろんな味で楽しんで。
締めは、石川県産ののどぐろと椎茸でとっただしをかけ、だし茶漬けとしても味わえます。牛の脂がだしに溶け、贅沢な味わい。最後の一粒、一滴までしっかりと能登牛ならではの味を堪能できます。
2024年には姉妹店として近江町市場内に「炭火焼STEAK食堂 近江町のりちゃんもオープン。こちらでもローストビーフ重は味わえますので、ぜひチェックを！
■能登牛料理 登るや
のとうしりょうり のぼるや
住所: 石川県金沢市尾張町2-13-19
TEL:076-262-2468
営業時間：11～16時（15時LO）、18〜21時（20時LO）※月〜木曜、祝日、祝前日は昼のみ
定休日：不定休
text :フジタイコ
photo：小川康貴
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