食・グルメ
2025.03.10
【金沢】ひがし茶屋街の「東山 志 -YOSHI-」で石焼スタイルの海鮮丼をいただきます
石川県金沢市にある地産地消にこだわる料理店「東山 志 -YOSHI-（よし）」では、石焼鍋で海鮮丼を提供するオリジナルスタイルのメニューが人気。和食の技や味の変化を楽しみながら食べられるユニークな丼で、金沢でもひと味違った海鮮ランチを楽しめます。
ひがし茶屋街の隠れ家的和食店
「東山 志 -YOSHI-」があるのは、ひがし茶屋街、西側の通りに並ぶ建物の2階です。入り口は階段を登った奥にあり、隠れ家のようなたたずまい。「志」という店名は「ひととのつながり、心をこめた料理づくりを志したい」という思いから。
店主で料理人の中村さんは、地産地消の海鮮を中心とした丁寧な和食料理にこだわり、ランチでは海鮮丼と一品メニュー、夜は予約のみの会席ディナーというスタイルで営業しています。
料理のクオリティはもちろん、落ち着いて料理が楽しめるとあって、著名人の常連も多いそう。ライブ感たっぷりに料理を堪能できるカウンター席の奥には、長くお付き合いがあるという歌手の吉幾三さんの書が飾られています。
通りに面した窓際には、テーブル席が2卓。茶屋街の雰囲気を感じながら食事が楽しめます。おひとり様やカップルのほか、ファミリーやグループもゆったり利用できます。
地元海鮮を石焼スタイルの丼で味わえる
ランチの看板メニューは、石焼鍋を使った海鮮丼です。新鮮な地物の魚をご飯の上にのせ、熱した石鍋の器のまま提供されます。六角形の台は特注のオリジナルです。
今回は4種の魚が入る「海鮮炙り石焼丼」をチョイス。取材時に使用された魚は、ブリ、真鯛、サーモン、マグロ。鮮度を感じるサク冊から注文が入った分だけ身を切り出していきます。
石焼鍋に地元・百万石米のご飯と魚を盛ったら、コンロで鍋を熱し、魚の表面をバーナーで少し炙ります。
シソと大根おろし、卵黄を乗せ、最後に金箔をふりかければ完成。煌びやかな金沢らしさも感じられる雅な仕上がり。まずは熱々の器のヘリから回すように醤油をかけます。醤油は地元の老舗・大野醤油のものです。ジュワーと音が上がり、食欲をそそる香ばしい匂いが広がります。
炙られた魚には、ホロりとした食感も加わり、脂のうま味がよりしっかりと。薬味や卵と一緒に味変を楽しみながら食べ進めます。
少しだけ、ご飯と魚を残しておき、最後は出汁をかけていただきます。昆布と魚から丁寧にとった出汁に醤油と魚の味が広がり、深みのあるまったりとした味わい。おこげの香ばしさもアクセントに。
多彩な海鮮丼メニュー！能登牛A5ステーキ丼も
石焼丼のメニューはほかに、サーモン＆いくら、ノドグロ、能登牛があります。どれも魅力的で迷ってしまいますね。人気ナンバーワンは、高級なノドグロをたっぷり使用した「のどぐろ炙り石焼き丼」です。リーズナブル感もあって人気ナンバーワン！
種類豊富な海鮮丼のなかでも、遊び心が感じられるかわいい「ミニちょこ丼」が人気。ウニ、イクラ、キャビアが乗った小さな丼を一緒に味わえる一品です。丼にプラスしてシェアしたり、少食だけどいろんな味を味わいたい人にもおすすめ。
石川県のブランド牛・能登牛のメニューはこちら。ステーキを豪快に盛ったステーキ丼はボリュームも満点！
ランチでは丼メニューを中心にカジュアルかつリーズナブルに、夜は、地元食材にこだわり腕によりをかけた本格和食コースが楽しめる「東山 志 -YOSHI-」。少し大人な金沢旅のプランにおすすめです。ぜひ取り入れてみてくださいね。
■東山 志 -YOSHI-（ひがしやま よし）
住所: 石川県金沢市東山1-4-42-1 2階
TEL:076-256-5634
営業時間：11時30分～16時（15時30分LO）、18〜22時※ディナーは予約のみ
定休日：木曜、ほか不定休あり
text :フジタイコ
photo：小川康貴
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