
「エドベンチャークルーズ」のプライベートクルーズで東京の景色をひとりじめ【ご褒美の新定番】
リゾートなどでの特別な体験というイメージのあるクルーズを東京で気軽に楽しめると好評の「エドベンチャークルーズ」。水面を進むボートからはいつもとは違う東京の姿を眺められます。しかも、貸し切りなので友達や家族とかけがえのない時間を過ごすことができますよ。
フルオープンのボートでアーバンクルーズ
「エドベンチャークルーズ」が運航するのは、ポンツーンボートで楽しむプライベートクルーズ。ポンツーンとは「桟橋」という意味で、フラットなデッキが特徴です。オープンエアなので、360度広がる東京の景色を楽しめ、風、スピード、音を感じることができます。
船内にはシャンパングラスとプレート、フォークがセットされたテーブル、モエ・エ・シャンドンのクッションが置かれたソファがあり、まるで小さなパーティールームのよう。
タイプは、船だけをチャーターする「スタンダードクルーズ」と、モエ・エ・シャンドンとソフトドリンクのフリーフローが付いた「シャンパンクルーズ」。
どちらのタイプも料理やドリンクの持ち込みができ、ボートの上でちょっとしたパーティーを楽しめます。
「スタンダードクルーズ」にも氷を入れたワインクーラーが置かれているので、持ち込んだドリンクを冷やせますよ。
出発は日本橋か勝どきから、行き先・ルートは自由!
「スタンダードクルーズ」「シャンパンクルーズ」ともに、発着場所は日本橋のたもとにある日本橋桟橋、もしくは、勝どき駅近くの朝潮桟橋。基本は乗船と下船は同じ桟橋ですが、別々の桟橋もリクエストが可能です。運航時間は、10時〜21時50分の間で対応してもらえます。
どちらも決まった航路はなく、乗船前に船長の上田哲三さんと相談します。江戸時代から現代までの歴史を感じられる神田川をメインに巡るものや、通称「キリン」とよばれるガントリークレーンが並ぶ品川コンテナ埠頭を通過して天王洲まで行くものなどさまざまな航路があるので、見てみたいスポットなどを上田さんに伝えましょう。
取材時は、8割の人がリクエストするというレインボーブリッジやお台場へ。日本橋桟橋発、朝潮桟橋着でお願いしました。
日本橋桟橋を出発したら、日本橋をくぐって押し返し、日本橋川を東に進んでいきます。亀島川を経て隅田川に入ると、一気に川幅が広くなり、「グラスを持ってください!」と言う上田さんの声とともにボートは加速。BGMもメロウなジャズからアップビートな曲になり、雰囲気を盛り上げてくれました。曲をリクエストしたり、スマートフォンをつなげてお気に入りの曲をかけたりすることもできるそうですよ。
浜離宮恩賜庭園の外堀に入り、一旦スローダウン。都会の風景と自然というユニークな組み合わせを眺めて、いざ東京湾へ。ボートは再びスピードアップして視界一面に広がる海を進みます。この日は45km/hほどでしたが、65km/hになることもあるのだとか。
レインボーブリッジに近づく頃には空がオレンジ色に。迫力あるレインボーブリッジをくぐり、下から見上げるのもクルーズならではです。
お台場に到着したら、しばらく東京湾でプカプカ。
飛行機を眺めたり、写真を撮ったり、海上でフードやドリンクをゆっくり楽しんだりできるのはとてもぜいたくな時間です。
この日は周りに船が少なかったので、東京湾をひとりじめしている気分にもなれました。夕暮れのロマンティックな雰囲気の中、サプライズプロポーズをする人もいるそうです。
お台場でのひとときを過ごした後は、橋のライトアップが始まった橋を通過しながら、朝潮桟橋へ向かいます。
時間帯によっては、東京タワーやスカイツリーのライトアップも見られますよ。だんだんと日が暮れていき、窓の灯りがキラキラしているビルの間を過ぎていくと朝潮桟橋に到着し、クルーズは終了です。
春はお花見クルーズも♪ 季節ならではの楽しみ方も必見
船上で過ごすのが気持ちいい6月や10月の利用が多いそうですが、一年のうちでもっとも人気なのは、3月下旬から4月初旬の桜の時期。「エドベンチャー」では、門前仲町を流れる大横川で両岸の桜並木を眺めながらゆっくりクルージングする「お花見クルーズ」も運航しています。下からの桜の眺めだけでなく、人混み知らずなのもクルーズの魅力のひとつ。タイプは、モエ・エ・シャンドン白とソフトドリンクのフリーフロー付き、モエ・エ・シャンドン ロゼとソフトドリンクのフリーフロー付きの2つから選べます(2025年は3月20日〜4月10日に実施予定。2025年2月現在、残りわずか)。
12月には毎週土曜にお台場で花火が打ち上げられます。空気の澄んでいる季節なので、特に綺麗に見られるそうです。夏の夜はお台場近くにたくさんの屋形船が集まり海上を彩るなど、その季節だけの体験もできますよ。
頑張った自分へのご褒美に、ダイナミックな東京の風景を楽しむアーバンクルーズはいかがですか? 夜の出発なら、仕事後に楽しむこともできますよ。友人同士でドレスコードを決めてゴージャスなパーティー感を演出するのもおすすめです。
■エドベンチャークルーズ(えどべんちゃー くるーず)
住所:東京都中央区日本橋1-9(日本橋桟橋)
TEL:03-6823-4337
運航営業時間:10時~21時50分
定休日:無休(雨、強風の場合は運航中止)
料金:スタンダードクルーズ5万5000円(80分)、6万6000円(100分)、7万7000円(120分)※1艇貸切の料金、最大10名まで。シャンパンクルーズ1人1万5000円(80分)※4名から利用可能、最大10名まで。お花見シャンパンクルーズ“モエ・エ・シャンドン白” 1人1万5000円(80分)、お花見シャンパンクルーズ “モエ・エ・シャンドン ロゼ”1人1万6500円(80分)※4名から利用可能、最大10名まで
Text:河部紀子(editorial team Flone)
Photo:日髙奈々子
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