極上すぎる三つ星京料理店の「できたて本わらび」に悶絶

極上すぎる三つ星京料理店の「できたて本わらび」に悶絶

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京料理の老舗であり、三つ星レストランでもある「菊乃井」の味を、気取らずカジュアルに楽しめる「名物 時雨飯」と「喫茶」の店、無碍山房。「何にもとらわれない山房」という店名のとおり、庭木が見せてくれる四季折々の景色を眺めつつ、日常から解き放たれた、ゆったりとした時を過ごせます。

Summary

老舗の美学があらゆる場所に息づく店内

磨き抜かれたモザイクタイルがお出迎え。店への一歩を清々しい気持ちで踏み入れます。

おもてなしの最初に出される水は、庭の井戸からひいた天然水。すぅっと沁みとおる水がカラダを清めてくれるよう。

メニューの最後のページには、菊乃井総料理長、村田氏のサインがあり、品格を感じます。

もてなし方も美しい、定番甘味のわらび餅

おまちかねの無碍山房できたて本わらび餅(1,300円)!本わらび餅、きな粉、黒蜜がそれぞれ別のガラスの容器に入れられて、漆のお盆に乗せられてやってきます。美しいおもてなしに心が踊ります!

目の前に置かれた瞬間、ぱっと広がる香ばしいきな粉の匂いに高まる期待。「本わらび餅」といえるのは、山菜の「わらび」の地下茎から採れる本わらび粉100%使用のもののみ。生産量が少なく、手に入れるのが難しい貴重品です。

秘伝の黒蜜をとろりと垂らして、本わらび餅をいよいよ試食。口にいれた瞬間のきな粉の香り、本わらび餅特有の弾力、上品な甘みがたまりません。味の秘訣は「ひたすら練ること!」だそうです。料理長の愛も込められています。

樹齢100年以上の古木、枝垂れ桜の絶景

(写真提供:無碍山房)
(写真提供:無碍山房)

無碍山房の春を彩るのは樹齢100年以上の古木、2本の枝垂れ桜。そよ風にひらめく桜花を眺めつつ過ごす時間は最高の贅沢。数奇屋大工の手がけた居心地よい店内の窓から四季を通じて美しい景色を楽しめます。

ココでしか買えないおみやげも

出入り口の飾り棚には、菊乃井オリジナルの商品が並びます。柚子カステラ、生姜カステラ各1500円などお店に足を運ばないと買えないものもあります。ネットでも販売されていないものですので、おみやげにもいいですね。

老舗の菊乃井の新しい展開、無碍山房は味、しつらい、窓からの景色のすべてにおいて品の良いおもてなしの心が行き届いています。気負うことなく京都らしさを味わいたい方に、おすすめしたいお店です。

text:小西尋子
photo:中野貴裕

●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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