【熊本】天草の魅力再発見! 知られざる7つの観光スポットと楽しみ方

【熊本】天草の魅力再発見! 知られざる7つの観光スポットと楽しみ方

熊本県 焼き物 絶景 絶景でパワーを充電したい 海岸 天然温泉
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雲仙天草国立公園に指定されている“天草”は青い海に囲まれ、大小約120の島々によって構成されています。熊本を代表する観光地のひとつでありながら、まだまだ広く知られていない魅力的なスポットがいくつもあります。自然、歴史、文化が織りなす心癒やされる7つのスポットをご紹介します。

Summary

三つの信仰が織りなす歴史的・文化的価値に触れる「﨑津集落」

世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産の1つでもある
漁村の景観で初めて国の重要文化的景観として選定

小さな漁村である﨑津集落は、禁教期に仏教、神道、キリスト教が共存し、独自の信仰形態を育みました。その歴史的・文化的価値が認められ「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産の一つとして世界文化遺産に登録されました。

海に向かってたたずむ「海上のマリア像」/漁村に立つ﨑津教会はゴシック様式で、内部は全国でも珍しい畳敷き
(写真左上)海に向かってたたずむ「海上マリア像」/(写真右)漁村に立つ﨑津教会はゴシック様式で、内部は全国でも珍しい畳敷き

細い路地や石畳、古い民家が並ぶ景観は、まるでタイムスリップしたかのよう。歴史好きはもちろん、ノスタルジックな雰囲気を楽しんだり、心静かに自分と​​向き合う時間を過ごしたい方におすすめです。

■﨑津集落(さきつしゅうらく)
住所:熊本県天草市河浦町﨑津
料金:散策無料(※教会内の見学は要予約)


人とイルカが共存する天草ならではの「イルカウォッチング」

ルカは定住しているので、遭遇率は9割以上
イルカは定住しているので、遭遇率は9割以上
イルカが群れをつくって回遊することでサメも寄ってこないため、安心して素潜り漁ができるそう
イルカが群れをつくって回遊することでサメも寄ってこないため、安心して素潜り漁ができるそう

天草の沖合は魚が豊富で漁業でも網を使わないことから、なんと200頭以上の野生のミナミハンドウイルカが生息しています。海岸から船を使ってわずか10分ほどの距離で、一年中、人懐っこいイルカたちを見ることができます。船は小さな子どもも乗れるので家族でも楽しめますよ。

■天草市イルカウオッチング総合案内所
(あまくさしいるかうぉっちんぐそうごうあんないじょ)

住所:熊本県天草市五和町二江4689-20
TEL:0969-33-1616
出航時間:10時、11時30分、13時、14時30分、16時(16時は春夏中心・要確認)
定休日:12月31日~1月1日
料金:大人(中学生以上)3000円、小人(小学生)2000円、幼児(2歳以上)1000円、幼児(2歳未満)無料


恐竜時代の冒険へ!「御所浦恐竜の島博物館」

施設は令和6年3月20日にリニューアルオープンしたばかり
施設は2024年3月20日にリニューアルオープン
博物館から徒歩5分の場所にある場所で、化石採集が体験できます
博物館から徒歩5分の場所にある場所で、化石採集が体験できる

数多くの恐竜の化石が発掘されている天草市御所浦島は、化石だらけの海岸があったりと島全体が貴重な化石の宝庫。その御所浦にあるこちらの博物館は、島内で発掘された日本最大級の大型肉食恐竜の歯をはじめとする天草の化石や、世界の恐竜化石など自然史を学ぶ貴重な標本が展示されています。

■御所浦恐竜の島博物館(ごしょうらきょうりゅうのしまはくぶつかん)
住所:熊本県天草市御所浦町御所浦4310-5
TEL:0969-67-2325
営業時間:9~17時 ※入館は16時30分まで、HPにて事前予約
定休日:月曜(月曜が祝日の場合は翌日)、12月30日~1月1日
料金:大人500円、大学・高校生300円、小・中学生200円


天空の鳥居からの絶景が見たい!「倉岳」

山頂にある漁民と航海の安全を祈願して祀られた倉岳神社の鳥居
山頂にある漁民と航海の安全を祈願して祀られた倉岳神社の鳥居

倉岳は、天草諸島最高峰でありながら、標高682mと比較的登りやすい山。山頂からは天草諸島らしい景色のパノラマが広がり、晴れた日には島々と海のコントラストが素晴らしく、遠方には九州本土が見渡せることも。圧巻の景色で心身ともにリフレッシュできそうです。

■倉岳(くらたけ)
住所:熊本県天草市倉岳町
TEL: 0969-64-3111(天草市倉岳支所 まちづくり推進課産業建設係)
料金:散策無料


日本一の陶磁器原料を誇る“陶磁器の島・天草”の「天草大陶磁器展」

隅から隅まで眺めて、お気に入りの器をみつけて
すみからすみまで眺めて、お気に入りの器を見つけて
子どもが楽しめるろくろ体験などもあります
子どもが楽しめるろくろ体験などもある

熊本県内で最大級の陶磁器の展示即売会で、2025年は10月31日(金)~11月4日(火)の5日間の開催予定です。例年、約100の窯元が日本全国から一堂に会します。展示即売会以外にも器を楽しむ喫茶店や天草市内の飲食店による屋台村、ろくろ体験などがあり、1日中いても楽しめます。

■天草大陶磁器展(あまくさだいとうじきてん)
開催時期:2025年10月31日(金)~11月4日(火)※毎年11月上旬
場所:天草市民センター体育館ほか
料金:入場無料


沸かさない薄めない循環させない 源泉かけ流しの「下田温泉」

「湯本の荘 夢ほたる」の露天風呂
「湯本の荘 夢ほたる」の露天風呂
鬼海ヶ浦(きかいがうら)展望所から眺める夕陽は、息を呑むほどの美しさ
鬼海ヶ浦(きかいがうら)展望所から眺める夕陽は、息をのむほどの美しさ

下田温泉は、約750年前に開湯したといわれる歴史ある温泉地です。優れた泉質が認められ、温泉の多い熊本県内でもわずか3カ所しかない国民温泉保養地の1つに指定されています。温泉街から徒歩5分ほどのところには日本の夕陽百選にも選ばれた鬼海ヶ浦(きかいがうら)展望所があり、美しい夕陽を眺めることができます。

■下田温泉(しもだおんせん)
住所: 熊本県天草市天草町下田北1310-3
TEL: 0969-42-3239(下田温泉旅館組合)


天草市を代表する景勝地「妙見浦」

波の浸食によってつくられたトンネルの海食洞門がみられる
波の浸食によってつくられたトンネルの海食洞門が見られる

妙見浦は天草西海岸にある岩礁で、昭和10年(1935)に名勝および天然記念物として国の指定を受けています。十三仏公園側からは通称「象さん岩」とよばれるユニークな形の岩を見ることができます。 また、スキューバダイビングやSUPなどのスポットとしても人気の場所となっています。

妙見浦(みょうけんうら)
住所:熊本県天草市天草町下田南
TEL:0969-42-1111(天草市天草支所 まちづくり推進課産業建設係)


天草のまだまだ知られていない穴場スポットをご紹介しました。2026年7月には、雲仙天草国立公園指定から70周年を迎える天草へ、みなさんもぜひ行ってみては?


●年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●この記事は『るるぶドライブ九州ベストコース'26』に掲載した記事をもとに作成しています。

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