
加賀野菜や無料の街並みガイドツアーも…! 古都・金沢の魅力凝縮「ホテルインターゲート金沢」に編集部が宿泊
北陸の古都、金沢は歴史ある街並みが残り、伝統工芸や郷土料理、日本海の新鮮な海産物などの魅力満点で何度も訪れたい観光地です。「ホテルインターゲート金沢(ほてるいんたーげーとかなざわ)」では、ホテルにいる間も石川県の加賀と能登の文化にふれられる体験型コンテンツが充実しています。その魅力をたっぷりレポートします!
Summary
アクセス良好で観光にぴったり。加賀五彩を取り入れた石川の伝統美漂う客室
「ホテルインターゲート金沢」は、兼六園や金沢21世紀美術館、金沢市民の台所とよばれる近江町市場までも徒歩圏内。バスを使えばJR金沢駅前からは10分以内とアクセスも良好です。
「インターゲートホテルズ」は、京都・四条新町、東京・京橋、広島、金沢、大阪・梅田と5カ所で展開していますが、どのホテルでもその土地の特色を独自に取り入れているのが特徴です。
12階建てのホテルは外観も内観も金沢をイメージしたデザイン。外観やフロント後ろのタイルは金沢城の石垣がモチーフです。客室内はもちろん、さまざまな場所に温かみある臙脂(えんじ)色、藍色、黄土色、草色、古代紫色が効果的に使われています。この5色は、加賀五彩とよばれ、加賀友禅や九谷焼など金沢の伝統工芸によく使われている色彩です。知らず知らずのうちに古都・金沢らしい空気に包まれます。
客室は全部で166室。「スタンダード ダブルルーム」や「スーペリア ツインルーム」、「コーナー ツインルーム」などカップルや友人同士、家族での旅行、1人で金沢観光を楽しみたい人にもそれぞれぴったりな部屋が用意されています。
最上階の12階にある「ジュニア スイートルーム」は、47㎡と広々。小上がりのようになったベッドスペースにもう1台ベッドを入れて、3名まで利用することができるので、グループや母娘の旅などにもおすすめです。
「ジュニア スイートルーム」では室内の調度品も、伝統工芸が盛んな金沢らしい器や竹細工などの作品を設置。かわいらしいデザインのお茶とお菓子も用意されています。
どのお部屋も落ち着いた色合いながら、モダンなデザインになっていて、客室内で過ごす時間も印象的なものにしてくれそうです。
こだわりのコーヒーから伝統工芸体験まで! ラウンジで体験する充実のサービス
「ホテルインターゲート金沢」は、お部屋で休んでいるのがもったいないと思うほど宿泊者向けのサービスが充実しています。1階にあるインターゲートラウンジでは、飲み物やちょっとした食べ物のサービスが、滞在中何度でも無料で受けられます。
チェックイン直後から、朝食の時間を除いて提供されるのがこだわりのコーヒーです。コーヒー豆は昭和20年(1945年)の創業以来、金沢で愛され続けている「ダートコーヒー」がホテルインターゲート金沢専用にオリジナルで焙煎、ブレンドしたアラビカ種の上質な豆を採用。苦味が少なくさっぱりした味わいのコーヒーでした。
15時から20時まで提供されるのがアフタヌーンサービス。ドリンクやスナックが複数種類提供されていますが、そのなかにも石川県らしさがキラリ。金沢でよく料理に使われるお麩を使った自家製のラスクや加賀伝統野菜の五郎島金時で作ったチップスなどもあり、止まらなくなる味です。
17時から19時はハッピーアワーと称して、ホテルオリジナルカクテルをはじめ、ワインなどのアルコールやソフトドリンクが宿泊者向けに無料で提供されます。ホテルオリジナルカクテルはその時々で種類が変わります。ハッピーアワーでは、スパークリングワインも提供されます。
さらにスパークリングワインは、土・日曜、祝日の朝食でも無料で提供されています。まだ外が明るいうちからお酒をいただけるサービスは、休日のひとときをグレードアップしてくれます。
ラウンジでは、有料の伝統・文化体験のワークショップも行われます。その日にフロントで申し込めば随時体験できるので、金沢の雨の多い空模様に合わせてチャレンジしてみるといいかもしれません。
人気があるのは石川県観光PRマスコットキャラクター「ひゃくまんさん」のモデルにもなった郷土玩具「加賀八幡起上り」の絵付け体験。水彩絵具や筆ペンで自由に絵柄を描いて、仕上げていきます。久しぶりに絵筆を握って模様を描く作業は集中力が必要。思った通りにはいかないからこそ、愛着が湧いて、自分用のおみやげにぴったりです。
「寿司割烹 髙﨑屋」で職人の技が光る海の幸と金沢の郷土料理を味わう会席
夕食は、地元の雰囲気を感じながら食事を楽しめるお店をホテルから紹介してもらいました。おすすめの夕食スポットは、JR金沢駅近くにある老舗「寿司割烹 髙﨑屋」。金沢を訪れたら食べたいものばかりがコースになった「加賀会席 月コース」(1人前7400円)は先付からデザートまで全9品。
先付のお吸い物と一緒に出てきた八寸盛りは、ハゼ科の一種であるゴリを佃煮にしたもの、クルミの飴煮、そして能登ふぐの粕漬け、甘く煮たバイ貝の4種類。石川らしい珍味でのお出迎えです。
寒い時期に北陸を訪れたら、食べたい「加能ガニ」も登場。アシには甘みのある身がびっしり。甲羅の部分や器に入れられたカニ味噌のおいしさにも大満足です。
こうなると欲しくなるのが郷土のお酒やドリンク。「寿司割烹 髙﨑屋」では、地サイダーや地ビールのほか、県内でもなかなか出回らない地元の日本酒が用意されていることもあります。
「ノドグロ焼き」は、九谷焼らしい色合いのお皿で提供されます。弾力を感じる身は、ひと口食べただけでうま味の濃さがはっきりわかります。添えられている焼いた骨も食べられます。
■寿司割烹 髙﨑屋(すしかっぽう たかさきや)
住所:石川県金沢市本町2-19-20
TEL:050-5484-4073
営業時間:11時30分~14時、17時30分~22時(21時LO)
定休日:水曜(火曜・木曜に休みの場合あり)
アクセス:JR金沢駅から徒歩3分
夜の贅沢「お茶漬けバイキング」! さまざまな地元食材と特製だし
ラウンジでは、夜の小腹を満たしてくれる「お茶漬けバイキング」が20時から22時まで開催されていて、こちらも宿泊者は無料でいただけます。
トッピングも、ノドグロのそぼろや加賀野菜の源助大根のおばんざい、能登フグの削り節など地元の名物を使ったもののほか、梅干し、鮭フレーク、のり、あられなど定番まで15種類ほどが揃っています。
だしとして用意されているのは、さっぱりした味わいの加賀棒茶にだしを加えたものと、うま味たっぷりの能登フグのだし。おかわり自由という太っ腹なサービスです。
観光でたくさん歩いてお腹が減ったあとや、お風呂上がりになにか食べたいときなどにもぴったり。外国人の宿泊者も、お茶漬けを楽しんでいました。
お腹も心も満たされた1日の疲れを取るのに欠かせないお風呂。「ホテルインターゲート金沢」は2階に大浴場があるのもうれしいポイントです。大浴場の壁には石川県観光PRマスコットキャラクターの「ひゃくまんさん」や、鼓門、尾山神社、金沢21世紀美術館なども描かれていて、訪れた場所を思い起こしたり、翌日のルートを考えたりしながら1日の疲れを癒やすことができます。
焼きたてパンと加賀野菜もたっぷり! 50種類以上が並ぶ朝食ビュッフェ
「インターゲートホテルズ」はグループ全体のコンセプトとして「最高の朝をお届けするホテル」を掲げ、朝の時間も重要視。1階のラウンジで早朝のサービスを味わいましょう。
朝6時から7時までこだわりのコーヒーとスムージーが宿泊者なら誰にでも提供されます。この日の「スムージー」は小松菜やほうれん草にりんごなどがミックスされていて、飲みやすく仕上がっています。早起きそのものを楽しんで、ますます得した気分です。
そしてホテルに泊まる最大の楽しみといえば朝ごはん!「焼きたてパンとごちそう野菜の朝ごはん」として、種類豊富なパンとサラダや蒸し野菜まで取り揃えています。
「インターゲートホテルズ」グループでは各拠点で取り揃えているパンが一部異なります。今回訪れた「ホテルインターゲート金沢」では2024年秋から種類を増やして、豆腐や全粒粉が練り込まれたパンまで約8~10種類が並ぶようになりました。
料理もご当地食材を使った料理や名物メニューなど50種類以上も並んでいます。筆者はひと口ずつ20種類ほどをいただきましたが、どれを食べてもハズレなし。
その中でもついつい食べたくなってしまったのが、「金沢カレー」です。「金沢カレー」はルーが濃厚でドロッとしていて、キャベツの千切りとカツが添えられるなどの特徴があります。旅先で食べるご当地グルメの選択は難しいもの。せっかく訪れた旅先のご当地グルメはひと口だけでも味わいたいという欲望にしっかり応えてくれます。
ほかにも、石川県で多く漁獲される白身魚、「メギス(別名ニギス)のフリット」や、スパイスを加えてアレンジした「治部煮」、加賀野菜の「源助大根のマリネ」、「加賀棒茶のゼリー」など目移り必至のラインナップです。
朝食メニューは季節ごとに変わります。冬メニューとして能登半島の先端、珠洲市で作られる天然のにがりを使った「自家製の豆腐」が並んでいましたが、春には能登の山菜を使ったメニューが登場予定。調理責任者の水崎さんが農家や市場に足を運んで、直接買い付けてメニューを考えているそうです。
街並みから知る金沢の歴史。宿泊者限定、無料ガイドツアーで街並み散策
ホテルから外に出るアクティビティとして3月からスタートしたのが日曜に開催される3種類の「金沢探訪ガイドツアー」。「武家屋敷跡散策コース」「芸術的建造物と歴史探訪コース」「金沢城公園散策コース」があり、地元のガイドさんと巡ります。今回は一緒にホテルから徒歩7分ほどの場所にある「長町武家屋敷跡」を巡る「武家屋敷跡散策コース」に参加。江戸時代に加賀藩の武士たちが暮らした家屋周辺に用水が通る歴史感じる道を、解説を聞きながら歩くことができるというものです。
筆者はこれまで何度も金沢を訪れてきましたが、小川だと思っていた流れが実は古くから利用されていた用水だったことや、その脇に縁結びと縁切りの神様を祭る貴船明神があることも今回初めて知りました。
40分ほどの散策ですが、地元のガイドさんから説明を聞きながら歩くと街並みへの理解が深まって、ますます金沢を好きになってしまいます。「金沢探訪ガイドツアー」は宿泊者限定で、第2、第4日曜に開催され、参加費はなんと無料です。
チェックアウトタイムは11時。客室内のテレビでチェックアウトができる、エクスプレスチェックアウトが用意されています。最後までスマートに滞在できるのがうれしいですね。
館内でアートや文化、食から金沢を知り、そして街並み散策で歴史にふれることができる「ホテルインターゲート金沢」。ホテル滞在をとことん楽しみたくなる魅力的なサービスが盛りだくさんです。ほかの「インターゲートホテルズ」のサービスや夜のお茶漬けバイキングや朝食のお料理がどんなものなのかまで気になってしまうほどでした。季節を変えて訪れるのも楽しみですね。金沢観光を検討している人はぜひチェックを。
■ホテルインターゲート金沢(ほてるいんたーげーとかなざわ)
住所:石川県金沢市高岡町2-5
TEL:076-260-7200
チェックイン:15時~
チェックアウト:~11時
料金:スタンダード ダブルルーム 1泊 2名1室1名 8000円~
アクセス:JR金沢駅 兼六園口(東口)7、8、9、10、11番乗り場「南町・尾山神社」バス停下車すぐ
Text& Photo:Saori Nozaki/mogShore(一部「ホテルインターゲート金沢」提供)
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