
中国宮廷料理レストラン「REIKASAI GINZA」でぜいたくなチャイニーズアフタヌーンティーを堪能【ご褒美の新定番】
本格中国宮廷料理レストランのチャイニーズアフタヌーンティーが楽しめると話題の「REIKASAI GINZA(れいかさい ぎんざ)」。中華スイーツだけでなく、本格的な飲茶や健康茶のフリーフローを楽しめるぜいたくなプランをご紹介します。
まるでプリンセス気分! 中国モチーフのエレガント空間
JR有楽町駅から徒歩約6分、東京メトロ・京橋駅、銀座駅から徒歩約5分、銀座一丁目駅から徒歩約1分の場所にある「REIKASAI GINZA」は、中国清朝の宮廷料理を提供する中国料理店。
西太后に提供されていた当時の料理レシピを元に創業者が北京で開業したのが「厲家菜(れいかさい)」の始まり。「REIKASAI GINZA」は2016年に、唯一の海外直営店として銀座にオープンしました。
うま味調味料を使用せずに仕上げた伝統的な宮廷料理に加え、当時の中国文化にはなかった“アフタヌーンティー”を現代的にアレンジした、チャイニーズアフタヌーンティーを提供。日本にいながら中国の雅趣を感じられる、優雅なひとときを楽しめます。
店内には、自然光が明るく差し込み、白のカーテンで仕切られたエレガントな空間が広がっています。
インテリアには、中国をイメージしてデザイナーに特注したこだわりの家具を使用。ソファは山の形、大きな傘状の照明は雲の形を模しているそう。
おすすめメニューの一つである「翡翠豆腐(ひすいどうふ)」の「翡翠」がお店のテーマカラーになっており、ソファーは落ち着きのあるエレガントな翡翠色で揃えられています。
周囲の視線をやわらかく遮るため、ソファにはハイバックの形状を採用。白のカーテンで空間を装飾しながら、計算された配置によって落ち着きのあるひとときを演出しています。
中国らしい要素を感じながらも、モダンなセンスあふれる内装が印象的です。ゴールドのアクセントが華やかで、まるでお姫さまになったようなぜいたくな気分に!
「REIKASAI GINZA」ではドレスコードがあり、スマートカジュアルを推奨。素敵な空間に合わせて、ぜひドレスアップして来店してみて。
一品一品が絶品。点心からフルーツ豆花まで彩り豊かなラインナップ
平日のランチタイムまたは土・日曜、祝日のアフタヌーンティータイムにのみ注文可能な「チャイニーズアフタヌーンティー」5500円では、コースと比べてリーズナブルにさまざまなひと口料理を楽しむことができます。
せいろに盛りつけられた点心、棚に飾られた甜点(てんてん)、フルーツ豆花(とうふぁ)、ドリンクのフリーフローがセットに。
※「チャイニーズアフタヌーンティー」は、2〜4人分のみ注文可能です。
セッティングされる取り皿は中国のもので、ビビッドな色合いや豪華なデザインにうっとり。箸には店名ロゴが入っていて、細部までこだわりが詰まっています。
甘い甜点よりも好評だという点心セットからスタート。せいろの中に、色とりどりの点心が入っています。できたてほかほかで期待も膨らみます。 れんげの真ん中から時計まわりに「ぷりっと海老ハーカオ」「翡翠ぎょうざ」「プチちまき」「皇帝海老入りシュウマイ」「韮菜包(じゅうつぁいぱお)」「かに小籠包」です。
「ぷりっと海老ハーカオ」は、皮がもちもちでたっぷり入ったエビがプリプリ。店のテーマカラーにもなっている「翡翠」色の「翡翠ぎょうざ」は、タケノコとイカの食感の違いを楽しめます。飲茶で一番人気の「かに小籠包」は、粗挽き肉と国産紅ズワイガニをふんだんに使った、豪華な一品です。
「皇帝海老入りシュウマイ」は、肉とエビ、椎茸などの具材を濃いめに味つけ、黄色の皮で包んだ一品。うま味をしっかり感じます。ちなみに黄色は「皇帝の色」とよばれており、「黄」と「皇」の発音が同じ「ファン」であることに由来しているのだとか。
ちまきはミニサイズでとってもキュート。糸をほどく瞬間もワクワクドキドキ。開くと中には、軟らかく煮込み香味油で味つけした豚肉ともち米が。豚肉は香ばしくジューシーで食べごたえ抜群。もち米はふっくらともちもちした食感がたまらない!
「韮菜包(じゅうつぁいぱお)」は、エビとニラをふんだんに使ったまんじゅう。エビのうま味とニラの風味が口の中に広がります。皮が薄めでエビとニラをダイレクトに感じられます。濃厚さがたまらず、ついもうひとつ食べたくなってしまいます。
フルーツ豆花は、お好みでトッピングをしながら食べられます。豆花、小豆、オートミール、ジャスミンシロップ、スライスイチゴ、マンゴーがガラスの小鉢に入って提供されます。
自分でキレイに盛り付けするのも楽しい瞬間。最後に香りが引き立つジャスミンシロップを投入。
中華棚には、かわいらしいひと口サイズの甜点が散りばめられていて、素敵な見た目にテンションもアップ。
「パイン&マンゴーケーキ」は、パインとマンゴーの果肉がごろっと敷き詰められていて満足感たっぷり。ふわふわな生地の中にはマンゴークリームを使用していて、さっぱりとした後味です。
甘いもののなかでは一番人気の「ハリネズミまんじゅう」。ハリネズミは中国では縁起のよい動物として扱われています。食べるのに躊躇してしまう愛らしい見た目で、写真を撮る人も多いのだそう。
肉まんのような軟らかな生地でカスタードクリームを包み、蒸してからカラッと揚げています。外はパリッと、中はふわふわで、かりんとう饅頭のような癖になる味わい。ハリネズミの針も細かく、こだわりを感じられる絶品スイーツです。
ビタミンやミネラルを多く含むことから、中国では美容食品として広く知られているサンザシを使用した「サンザシ飴」。
近年日本でもブームになった韓国のフルーツ飴「タンフル」は、中国の伝統菓子がルーツなのだとか。甘酸っぱくて華やかな風味が広がり、薄い飴部分のパリッと食感がおいしさを倍増させます。
簡単なランチとしても楽しめる、満足感のあるアフタヌーンティープランですが、さらにたくさん食べたいという人には「チャイニーズバインミー付きアフタヌーンティー」 7480円の用意も。
2種類のバインミーがセットになっており、ひとつは、人気のエビアボカドにオリジナルのチリソースを使用しています。もうひとつは、コース料理で出している国産豚肉の角煮と、にんじんの炒め物をサンドに。中国のパン生地「花巻(ほあじゅあん)」は、ふわふわモチモチの蒸したてです。
美容にもうれしい、オリジナルブレンド茶のフリーフロー
アフタヌーンティーでは、「REIKASAI」オリジナルの健康茶5種をフリーフローでご提供。薬膳の資格を持つスタッフが開発に携わったブレンドティーは、医食同源の思想に基づき、心と体をやさしく整えます。
ストレス解消や胃腸を活性したい人におすすめの「健胃茶(けんいちゃ)」、血行の流れを活発にし肝に栄養を与える「養肝茶(ようかんちゃ)」、体内に蓄積された毒素を排出する「補陽茶(ほようちゃ)」、楊貴妃が愛したライチ紅茶やビタミンCを多く含むローズヒップなどをブレンドした「抗老化茶(こうろうかちゃ)」、デトックス効果が期待できる「排毒茶(はいどくちゃ)」といった、興味をそそるラインナップ。
茶器も本場中国のもの。華やかな花柄がかわいい! ティーポットをキャンドルで温めているので、冷めずにおいしいお茶を楽しみ続けられます。
お店で提供されているオリジナル健康茶は、入口に並んでおり購入も可能。パッケージもかわいいので、簡単な手みやげにもおすすめです。
おいしいものを少しずつ味わえる、ぜいたくな「REIKASAI GINZA」のアフタヌーンティー。
プライベートなデザイナーズ空間で、優雅なひとときを味わってみては。
■REIKASAI GINZA(れいかさい ぎんざ)
住所:東京都中央区銀座1-7-7ポーラ銀座ビル9階
TEL:03-6228-6218
営業時間:ランチ11時30分~15時(14時30分LO)、ディナー17~22時(21時30分LO)、アフタヌーンティー(土・日曜、祝日のみ)15時30分〜17時 ※完全予約制
定休日:水曜日
Text:河合華子(vivace)
Photo:河合華子・土井彩寧(vivace)
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