おすすめの旅ノートの作り方がここに!【mini_minorの旅ノートレッスン vol.1】
おでかけや旅は、人生をワクワクさせてくれる大切な時間。スマホで写真を撮って記録もいいけれど、旅ノートでそのときの思いまで、丁寧に記録してみませんか?カフェやお散歩など日々のおでかけから、遠くの旅行まで、なにを書いてもOK。旅ノート作家mini_minorが、おでかけをもっと楽しくする、旅ノートの世界にご案内します。
日々のおでかけを特別にする、旅ノートをはじめよう
美味しいご飯や素敵な風景に感動したこの気持ち、自分なりに何か形として残したいな。そして手元のカメラを取り出し、パシャリ。
でも時間がたって見てみると、そのときの気持ちや感動は映り込んでいなくて、ぼんやりとしか思いだせない…。消すに消せない写真のデータがたまっていくばかり。そんな人は多いのではないでしょうか。
おすすめしたいのが「ノート」に記録するという方法。自分の手を使ってノートに書いた文字やイラストは自分らしさが表れた世界でたったひとつの記憶になり、写真だけでは忘れてしまいがちなそのときの感情を、ページを開けばすぐに取り出すことができます。
「字が汚い」「絵心がない」「そもそも書くってことが面倒…」なんていう方もいるかもしれませんが、以下のポイントを意識してみると、意外にスルスルっと書き始めることができると思いますよ。
まずは形から!持っていると“あがる”ノートを選ぶ
時計やお財布などの小物のように、ノートも大きさ、材質、佇まいなど「持っているとテンションが上がる!」というものを選びましょう。
私は中身を入れ替えればずっと使い続けることができ、さらに使えば使うほど味わいがでる革のカバーのノートを愛用しています。また、かさばらずに持ち歩け、外出先でも手軽に取り出して書くことのできる小さなタイプのものと、持ち帰ってきたたくさんの情報や思い出を家でじっくりとまとめるための大きなタイプのものとを、使うシーンに応じて使い分けています。
書き方の特徴(字の大きさなど)や、書くシーン(外出先で書くのか家で書くのか)に合わせてノートを使い分けてみるといいですよ。
お助け文房具で自分らしさをプラス!
おでかけ先の神社で見つけたお守り紐や、旅先の雑貨店で見つけた携帯ストラップのチャーム等を簡単にリメイクしてノートのカバーにとりつけています。「わたしオリジナルのノート」ができあがると、持っているだけでとってもテンションが上がります。
マスキングテープやシール、スタンプなどは、紙面を賑やかで楽しい雰囲気にしてくれます。また自分らしさを加えてくれる大切なアイテムにもなるので、柄や色などお気に入りのものを探して積極的に使ってみるとよいですよ。
後から見返したくなる誌面にするには?
昔、学校の授業ノートをキレイにまとめることができると、理由もなく嬉しかったり、何度も見返したくなったりしたことはありませんか。
長く、たくさん書く必要はなく、「今日はどんな色を使おうかな?」「この場所をどんな言葉で表現しようかな?」「このページにはどんな模様のシールが似合うかな?」…そんなことを考えながら、ひとつひとつの文字や絵をじっくりていねいに書くことが大事だと思います。
おでかけ中にあったことすべてを書くのは大変なので、本当に書きたいことだけに絞ってしまいましょう。ランチが最高に美味しかったならランチのこと、夕陽がとてもきれいだったなら景色のこと。感情がこもるのでただの記録ではなくなって、あとから眺めたときにも趣のある誌面になります。
さて、いつものカバンの中に、1冊お気に入りのノートをしのばせて、でかけてみましょう!
おでかけ先や旅先で、皆がスマホを取り出し写真を撮っている中、自分はお気に入りのノートを取り出して「好き」「楽しい」「おいしい」「嬉しい」「しあわせ」な気持ちを書き込んでみる。なんだかそんな時間も、とてもワクワクしませんか。