
もっちり豆腐白玉で抹茶パフェ【kyoko_plusのレシピ&テーブルコーデvol.79】
新緑がまぶしい季節になりました! 梅雨の前のちょうどよい気候であるこの時期のおやつには、抹茶のお菓子がぴったり。市販のお菓子も使って、ボリュームのある簡単パフェを作りました。和菓子にはかかせない白玉粉で作った、かわいい2色の白玉がポイント。お豆腐でこねているので、いつまでももっちり柔らかいのが特徴です。とても簡単なので、ぜひ作ってみてくださいね!
「寒ざらし」もっちりふわふわ熊本県産白玉粉
突然ですが、白玉粉の作り方はご存じですか?
白玉粉の原料はもち米。水に浸したもち米を、その水ごと石臼ですりつぶし、濾したものを乾燥させて作られます。水と一緒にすりつぶすことで、摩擦熱によるでんぷん質の変質を防ぎ、白玉粉本来の品質を保つことができるそう。
白玉粉を使うたびに、もっとさらさらの粉だと使い勝手がいいのに…と思っていたのですが、脱水した固形物を賽の目に切って乾燥させて作られるので、どうしても細かな塊が残るとのこと。空気と接触する部分が限られるため、白玉粉の品質をより長く保つ効果もあるそうで、この形状も納得!
厳しい冬の冷たい岩清水で磨かれ、寒風に晒して乾燥させた白玉粉は「寒ざらし」とも呼ばれます。
白玉粉だけで作ったおだんごは、とても柔らかくて弾力があり、ふわふわもちもちとした食感です。このおいしさの秘密は、製法にもあるのですね。
【レシピ】抹茶白玉パフェ
材料/抹茶白玉パフェ(グラス1個分)
(白玉はたくさんできるので、残ったものはきなこやあんこなどで食べても◎。)
(2色の白玉だんご) ✓白玉粉…100g ✓絹ごし豆腐…150g ★抹茶…小さじ1/2 ★上白糖…小さじ1/2 (組み立て) ✓バニラアイスクリーム、抹茶アイスクリーム…各1個 ✓粟おこし(市販)…2個 ✓ホイップクリーム…適量 ✓抹茶プリン(市販)…1個 ✓バウムクーヘン(市販)…適量 ✓甘納豆…適量 ✓イチゴ、ブドウなどお好きなフルーツ…適量 ✓抹茶…適量 ✓ミニたい焼き(市販)…1個 |
(下準備)
1. バニラアイスクリームをスプーンやアイスディッシャーですくい、丸く整えてラップの上に乗せ、冷凍庫で冷やし固めておきます(ポイント!)。
2. 粟おこしはビニール袋に入れ、粗く砕きます。
3. バウムクーヘンは一口大にカットし、ホイップクリームは丸口金をセットした絞り出し袋に入れておきます。
(2色の白玉だんご)
4. 白玉粉に絹ごし豆腐を加えます。
5. 白玉粉の粒をつぶすように、よく練り混ぜます。
6. 耳たぶより少しやわらかいくらいの固さになったらOKです。
7. 6のうち100gを取り分けて、★の材料を加え、よく練り混ぜます。
8. 沸騰したお湯に、2cm程度に丸めた7をやさしく入れ、浮き上がってくるまで茹でます。
9. 浮き上がって2~3分したら、水を張ったボウルにすくいあげ、ボウルに水を流しながら冷やします。
10. できあがった白玉だんごは、冷たい水に入れたままスタンバイして。
11. グラスに2で砕いた粟おこしを入れます。
12. ホイップクリームを絞ります。
13. 抹茶プリンをスプーンですくって、側面につくように入れます。
14. バウムクーヘンを散らします。
15. 直前まで冷やしておいたアイスクリームをのせます。
16. 2色の白玉だんごをバランスよくのせます。
17. お好きなフルーツと甘納豆を飾り、茶こしで抹茶を振ります。
18. ミニたい焼きを乗せて、完成です!
パフェはスピード勝負! バランスもチェックして
パフェのスタイリングは、なんといってもスピードが命!
アイスクリームが入るので、しっかりとグラスを冷やして、超特急で盛り付けましょう。
全方位から見て美しいのが理想ですが、なかなか難しいので、とりあえず、正面から見たバランスを意識して。
一つの具材を入れるたびに側面をチェック!
グラスの反対側から撮影してみましたが、トッピングが全部は見えず、ちょっと寂しいですね。余裕があれば、反対側からも見て、できるだけパーフェクトな仕上がりを目指したいところ。
せっかくの新緑の季節、写り込ませるグリーンも青葉を使ってさわやかに。グラスの前にグリーンを配置することで、奥行きのある写真になりますよ。
若葉のグラデーションを意識して、対角線上にグリーンを入れ込むことで、バランスのよい写真になります。
市販のお菓子も使うことで、おうちパフェのハードルもぐっと下がります。
いろんなバリエーションを試してみてくださいね♪
photo:kyoko_plus
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