
【インタビュー】白濱亜嵐さん(GENERATIONS)さんが語るフィリピンの魅力「幸せの本質を知っている国」
フィリピン人の母を持ち、2023年よりフィリピン観光親善大使を務めている、GENERATIONSの白濱亜嵐さん。7月発売の「るるぶフィリピン'25」では、白濱さんへのインタビューを掲載します。グルメやフィリピンの魅力について語ったインタビューの一部を、誌面未公開のエピソードも含めてお届けします!
フィリピン帰省中は大人数の親戚たちと賑やかに!
幼稚園の頃から夏休みは1カ月間、フィリピンの母の実家に帰省していました。親族とバスケをしたり、馴染みのレストラン「Max's」で食事をしたり、いつも賑やかに過ごすんですが、母も祖母も7、8人くらいきょうだいがいて、親戚がとんでもなく多いので名前を覚えきれないんです(笑)。本当に仲が良くて、家族の繋がりにはいつも癒されています。
生まれ育った愛媛にもフィリピン人のコミュニティがあって、教会で同じフィリピンハーフの子たちと一緒に遊んでいました。母の友人もフィリピン人ばかりで、日本にいながらフィリピンの暮らしをしていたような感覚もありますね。
サリサリストアは面白いので、ぜひ立ち寄ってみてほしいです。フィリピンのいたるところにある、コンビニのような小売商店です。僕の実家の近くにも7、8店舗あって、お菓子やパン、日用品が並んでいました。観光地を少し離れるとよく見かけるので、ローカルなお買い物を楽しみたい方におすすめです!
フィリピングルメ、これは絶対に食べて!
フィリピン料理はなかなか日本で味わえないので、訪れたらぜひ堪能してください! 豚の丸焼き・レチョンはぜひ味わってほしいですね。セブ島にある専門店・ZUBUCHON(ずぶちょん)がすごくおいしくて、僕的にはマニラのレチョンより好みでした。豚の中にいろんな薬草や調味料を入れて焼くんですけど、セブのレチョンはスパイスが効いていて、味がしっかりしている印象でしたね。
シニガンは酸味のあるスープ。味が豚やエビなど家庭によって違って、我が家のおふくろの味はエビです。母はよく面倒くさそうにエビの殻を剥いていましたけど(笑)、本当においしいです! 自分でも作りたいけど、日本ではなかなか調味料が手に入らないんですよね。
ジョリビーは、僕の体を作ったファストフード店! 子供の頃に誕生日会もやったし、プライベートで帰った時も絶対に立ち寄ります。ごはんとチキンがセットになった「チキンエンジョイ」がおすすめメニュー。チキンはもちろん、グレービーソースがすごくおいしいんです。
フィリピンは思いやりのある国
フィリピンの一番の魅力は、やさしさ。みんな思いやりがあるんです。「お金がなくても、生きているだけで幸せ」という価値観があるので、ストリートチルドレンも楽しそうで。辛いことがあっても明るさで吹き飛ばしていく、幸せの本質を知っている国だと感じますね。
日本人にもやさしいし、絶対にパワーをもらえる。僕も訪れるといつも、悩んでいたことがちっぽけに思えるし、一瞬で心が洗われます。「最悪、この仕事なくなってもフィリピンで生きていけばいいか」と思えていて、帰る場所があるからこそ、僕はひるまずいろいろなことにチャレンジできている気がします。すべてを失ったら、僕はサリサリストアで働きます(笑)。
現地に行ったら、ぜひ友達を作ってください。英語も通じますし、ナイトクラブに行けばすぐに友達ができると思いますよ。フィリピンのクラブでDJをすると、何をかけてもすごく盛り上がるんです。みんな“自分が主役”の感覚で生きている感じが最高ですね。みんな英語を話せるので、1990年代後半や2000年初期の洋楽への理解度も高いと感じます。
フィリピンで撮影された白濱さんのオフショットも含め、ここでは紹介しきれないインタビューのフルバージョンは、「るるぶフィリピン'25」誌面でお楽しみください!
\\最新の『るるぶセブ島 マニラ」はこちらでCheck!//
Text:岸野恵加
Photo:曽我美芽、るるぶ編集部
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