
「箱根ランフェス2025」で絶景を見ながらランニング!初心者にもおすすめのイベントを編集部が体験

2025年4月19日に開催された箱根のランニングイベント「箱根ランフェス2025」に、編集部が参加してきました!普段は自動車専用の「芦ノ湖スカイライン」をランニングできたり、絶景を見ながらのんびり走ったり、箱根ならではの特別な体験ができるイベント。タイム測定がないので、初心者の私にはぴったりの「箱根ランフェス2025」でランニングイベントデビューをしてきました。
Summary
「箱根ランフェス2025」って?
2025年で第6回を迎える「箱根ランフェス」は、箱根の雄大な自然の中でランニング・アウトドア・フェスが楽しめるエンターテイメントスポーツフェスティバルです。今年は制限時間を5時間に延長し、グルメや宿泊もパワーアップ!
コースは、全長22kmの「富士ビューラン ハーフ」と、全長9kmの「富士ビューラン 三国峠ラン」の2種類があります。ランニングイベント初参加の私は、「富士ビューラン 三国峠ラン」に申し込みました。「箱根ランフェス」では、タイム測定がなく制限時間も5時間と徒歩に近いペースでも完走できる時間設定のため、初心者の私でも気軽に参加することができます。とは言っても、9kmを走ったことがないので、ドキドキしながら当日を迎えました。
メイン会場は「芦ノ湖キャンプ村」。準備をしていよいよスタート!
スタート地点は「芦ノ湖キャンプ村」。交通アクセスは、公共交通機関(小田原駅からバスに乗り桃源台下車徒歩10分)のほか、事前予約制のツアー申込者限定で小田原駅から出ているシャトルバスもあります。箱根は渋滞しやすいので、時間に余裕をもって向かいました。
到着したら、芦ノ湖キャンプ村内の更衣室でランニングしやすい服装に着替えます。その後荷物を預けて、自分が走るコースのゼッケンを受け取ります。荷物を預ける際にもらう荷物札は、受け取りの際に必要なのでなくさないようにしましょう。また、女性トイレが非常に混みやすいので、早めにトイレを済ませておくことも忘れずに。
準備がととのったら、開会式が行われる広場へ移動。開会式ではゲストランナー・元マラソン選手の谷川真理さんが登場!出発の前に、参加者全員で体操をして走る準備はばっちりです!
スタート前には、和太鼓の演奏があり気分を盛り上げてくれます。今年の参加者は約3,000名だったそう。
初めてのランフェス‥!9kmにドキドキしながらスタートです!
「芦ノ湖スカイライン」をランニング!中間の給水所を目指す
中間地点までは、登り坂が続いてかなり息苦しかったです‥‥!ただ、「箱根ランフェス」はタイム測定がないので辛くなったら歩いても大丈夫!私も一緒に参加した同僚と会話を楽しみながら走ったり、時には歩いたりして楽な気持ちでランニングすることができました。
初めの登り坂を越えると「芦ノ湖スカイライン」の料金所が!通常は車でしか通れない「芦ノ湖スカイライン」の道路へと進んでいきます。有料道路を走るというランフェスでしかできない特別な体験にテンションが上がります。
2kmを過ぎたあたりにある中間の給水所に到着!環境に配慮した繰り返し使えるコップで、水分補給をします。このコップは折り畳めるので、走っている間ポケットに入れていても全く邪魔ではありませんでした。
折り返し地点に到着!「三国峠」の絶景を楽しむ
ついに「富士ビューラン 三国峠ラン」の折り返しである4.5kmの地点「三国峠」に到着!ここにはキッチンカーがあるほか、ゼリーや小田原名産のプチかまぼこの配給もありました。ここまで上り坂続きでとてもしんどかったのですが、その疲れが吹き飛ぶくらいの絶景です。
中間地点の近くで、「芦ノ湖スカイライン」の看板を見つけて思わずパシャり。日ごろは自動車専用の道路ですので、こんな写真が撮れるのも箱根ランフェスならではです。
道中では、富士山も美しく見ることができました!富士山を見ながら走れるってすごくぜいたくな体験‥!
中間地点を過ぎると、ゴールまで下り坂が続きます。行きの登り坂と違って息苦しくはなかったですが、足にダメージを負いやすいのでペースを上げすぎないように走りました。
そして遂にゴール!スタート前は「9kmって長いな‥」と思っていたのですが、絶景を楽しみながら走ったのであっという間に感じました。自然の中で走ることができて、すごく気持ちのいいランニングでした!
ゴール地点では、1人1つ大涌谷の名物黒たまごを配布していました。走り終わってエネルギーを消費した体にうれしいサービスです。
芦ノ湖を眺めながらキッチンカーを楽しむ
ゴール地点である「芦ノ湖キャンプ村」では、キッチンカーがいくつか出店していて食事やお酒を楽しめます。
私はハンバーガーを注文しました。「芦ノ湖キャンプ村」は芦ノ湖に面しているので、湖の絶景を眺めながらご飯を食べることができました!
ほかにも、箱根のアウトドア拠点の運営やローカルガイドによる多様なアクティビティプログラムを展開するプロジェクト「HAKONATURE」のブースにも訪れてみました。ブースでは、箱根ビジターセンターの方などが、登山道の整備について紹介していました。整備に使う丸太を担ぐ体験をしたのですが、重すぎてびっくり!整備の際は、この重い丸太を担ぎながら山道を登っていくそう。こういった皆さんの取り組みのおかげで、今日走ったすてきな箱根の自然が守られているのだと感じました。
箱根湯本には、アクティビティ拠点・「HAKONATURE BASE」があり、アウトドアグッズの販売やコーヒー、クラフトビールも楽しめるので、気になる人はぜひ訪れてみて。
ランニングイベントへの参加は初めてですごくドキドキしていましたが、タイム測定もなく、絶景を見ながらとても楽しく走ることができました!
「箱根ランフェス」はランニングイベントに参加したことのない初心者にもおすすめのイベント。ぜひ皆さんも参加してみて。
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