
果物店直営! 大阪・肥後橋「フルーツカフェ MIZUNO」のプリンアラモードや、新メニューのスイーツを紹介
2025年4月、大阪・肥後橋にオープンした「フルーツカフェ MIZUNO(ふるーつかふぇ みずの)」。オープンしてまだ2カ月にもかかわらず、プリンアラモードが大人気に。その理由は果物店直営ならではのフルーツのおいしさにあります。なめらかなプリンがのったグラスの中には毎朝市場で仕入れる上質なフルーツがぎっしり。ほかにもメロンやマンゴーなどをふんだんに使った初夏の新メニューを紹介します。
Summary
おいしい果物しか使いたくない! 果物店直営ならではのこだわり
2025年4月、大阪の肥後橋にオープンした「フルーツカフェ MIZUNO」は、大阪の果物専門店「もぎたて青果研究所」が手がける本格的なフルーツカフェです。Osaka Metro四つ橋線の肥後橋駅から徒歩約7分。大阪を代表する公園・靭公園や西船場公園からほど近い場所にあります。
「本日のフルーツ」は店内にディスプレイされているスケッチブックをチェック。フルーツは日によって変更されます。
「おいしい果物しか使いたくない!」というこだわりから、毎朝市場で厳選するため、メニュー通りの果物で作ることができない日もあります、とあらかじめ断りが入れられているほど。本当においしい!と太鼓判を押された果物だけが使用されます。
もぎたてフルーツとプリンが映える看板メニュー「プリンアラモード」
旬のフルーツが主役のため、メニューは2・3カ月ごとに入れ替え。オープン直後の2025年4月からSNSで話題の的だったイチゴのプリンアラモードは2025年6月に入ってマンゴーに入れ替えになりました。
カップの中に宝石のように詰まった果物たち。 これほどに果物がぎっしり詰まったプリンアラモードも珍しいですよね。
こだわりのプリンは鳥取県産の「養麗卵」を使ったなめらかな食感。自然豊かな環境で育まれた卵はコク深く、とろけるマンゴーの果肉との相性は抜群。グラスの底にオレンジやりんご、ブルーベリー、キウイなどほどよく酸味のある果物を入れることにより、マンゴーとプリンの甘さやなめらかな食感が際立っています。さすが果物のおいしさを知り尽くした店ならではの黄金バランスです。
今がいちばんおいしい旬のフルーツだけを使ったパフェやケーキ
初夏限定のパフェはマンゴーとメロンの2種類です。
「メロンパフェ」は熊本・上田農園の恋人メロンとクラウンメロンの果肉がごろり。
緑の果肉はメロンの王様・クラウンメロン。「一木一果」という贅沢な方法で育てられ、糖度・熟度・形すべてにおいて基準をクリアしたマスクメロンしか“クラウンメロン”とは名乗れません。豊潤な香りと極上の甘さにうっとりします。
また、赤い果肉の「恋人メロン」 は、熊本県上田農園の上田さんが日本で唯一本格的に栽培するメロンです。こちらは緻密な果肉で上品な香りと強い甘みが特徴です。
グラスの中に独特の甘酸っぱさが特徴の柑橘・小夏とレモンシャーベットを忍ばせることにより、メロンの濃厚な甘さが引き立ち、最後のひと口までおいしく味わえます。底には恋人メロンとゼリーを忍ばせ、すっきりとした味わい。トップのメロンの果肉が丸くくり抜かれていることも大きなポイントで、口の中で甘い果汁があふれます。
「マンゴーパフェ」は今がいちばんおいしいアップルマンゴーを厳選。樹上で熟成させたマンゴーを空輸しているそうで、果物店の目利きが光るセレクトです。マンゴーの濃厚な甘みとジューシーなパイナップルは間違いのない組み合わせ。パインの層にはマンゴーとパッションフルーツのソースが隠れて いて、トロピカルなおいしさです。さらにトップの甘酸っぱいいちごアイスが味わいのアクセントに。
フルーツの飾り切りも工夫に富んでいて、なんとも美しいルックス。幅広で肉厚にカットされた主役のアップルマンゴーを頬張れば、とろける果肉の甘さにうっとりします。
マンゴーは樹から離れるときがいちばんおいしいとされている果物。樹上で完熟し、自然落下したマンゴーは上品な甘みと香り、なめらかな食感が特徴です。ジューシーでとろけるような食感が楽しめる宮崎産の完熟マンゴーを贅沢に使ったショートケーキには、甘すぎないクリームを使用し、果実の甘みと香り、食感を兼ね備えた完熟マンゴーのおいしさを余すことなく味わうことができます。
まさにフルーツざんまい! リッチな気分が味わえる「デザートプレート」
なんとも華やかで映えるひと皿に思わず歓声が上がるのはこちら。季節のフルーツをさまざまな形で味わえる、リッチなデザートプレートです。メロンを器に見立てたクラウンメロンボウルや柑橘のゼリー、桜桃(さくらんぼ)のタルト、パウンドケーキやカットフルーツが皿を美しく彩ります。
まさに果物を主役にしたスペシャリテ。この果物はこんなふうに食べてみて!というおすすめが詰まったこだわりのひと皿です。
華やかで甘みのある果実味がたまらない「フルーツティー」
「ドライフルーツティー」は、果物店が自社製造したクオリティーの高いドライフルーツを温かい紅茶に入れて味わいます。そのままでもおいしいドライフルーツですが、紅茶に入れると香りと甘さがじんわりと出てきて、うっとりとした優雅な味わいに。
ポットに少しずつドライフルーツを入れていくのですが、その工程も楽しいです。果物の甘みや酸味に合わせた紅茶が使用されていて、互いに風味を引き立てます。
まるでラグジュアリーホテルのウェルカムドリンクのように優雅なルックスの「アイスフルーツティー」と「アイスシトラスティー」。きりっと冷たい紅茶にフルーツ本来の甘みや香りが溶けて、さっぱりとした味わいながらも、甘みや酸味の余韻が感じられるドリンクです。プリンアラモードやケーキを食べたあとに、さっぱりとお口直しするのもおすすめです。
果物の質に自信があるからこそ、フルーツを主役にした「フルーツカフェ MIZUNO」のメニューはいかがだったでしょうか。高級フルーツのポテンシャルの高さとおいしさに目覚めるメニューばかりでした。
短い場合だと、なんと2週間でメニューを一新することもあり、訪れるたびに旬の果物と出合えるのもうれしいポイント。今回紹介した初夏のメニューは2025年6月下旬頃までの予定です。
かわいいアールのドアが目印! ぜひ今しか味わえない旬の果物のおいしさを味わいに、おでかけしてみてくださいね。
■フルーツカフェ MIZUNO(ふるーつかふぇ みずの)
住所:大阪府大阪市西区京町堀1-17-7
TEL:なし
営業時間:11〜18時(17時LO)
定休日 :水曜(臨時休業は公式SNSを要確認)
アクセス:Osaka Metro四つ橋線肥後橋駅から徒歩約7分
Text:鴨 一歌
Photo:沖本 明
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