おでかけ
2025.06.17
初夏の風を感じる「きらきら坂」周辺を散策！ 【Masaの関西カメラさんぽvol.39】
兵庫県と岡山県の県境に位置する、兵庫県赤穂市にある「きらきら坂」は、瀬戸内海を望む地中海のような雰囲気が魅力の場所です。きらきらと光る青い海と空の景色が見られることから、その名がついたと言われています。「きらきら坂」を含む、赤穂の海沿いのエリアには、おしゃれなカフェやフォトジェニックなスポットが点在。穏やかな海を眺めながらのんびりと過ごせます。心地よい潮風を浴びながら、初夏のひとときを楽しんでみませんか？
瀬戸内海を一望できるテラスでモーニング
「きらきら坂」へ向かう前に、海を望む開放的なカフェへ寄り道。「壱枚乃絵 海辺のテラスカフェ（いちまいのえ うみべのてらすかふぇ）」は、兵庫県赤穂市にある絶景カフェで、瀬戸内海を一望できるテラス席が魅力的！ 赤穂へは京都や大阪方面から車で2時間以上かかるため、早めに出発して10時頃からモーニングをいただきました。
飲み物に＋100円で追加できるトーストは、クロックムッシュ、アーモンドトースト、小倉トースト、バタートーストから選べます。どれもおいしそうで、思わず笑顔になってしまいますね。
モーニング以外にランチメニューやカフェメニューも充実。特に、焼き立てのパンケーキや自家製プリンが人気で、おいしい食事とともに海を眺めながらのんびりと過ごせるのはぜいたくですね。
テラス席の目の前には、水が張られたブルータイルが広がり、瀬戸内海の青と溶け合う美しい景色が楽しめます。夏を感じさせるさわやかな色彩に包まれ、思わず水に触れたくなってしまいますね。
■壱枚乃絵 海辺のテラスカフェ 赤穂店
（いちまいのえ うみべのてらすかふぇ あこうてん）
住所：兵庫県赤穂市尾崎字丸山2300-3 丸山県民サンビーチ内
TEL：0791-56-6028
営業時間：9～17時（モーニング9時～11時30分、ランチ11時30分～14時）
定休日：水曜（祝日の場合は翌日）
石畳が続く坂道で異国情緒を満喫
「壱枚乃絵 海辺のテラスカフェ」から車で約10分。「きらきら坂」の頂上付近にある駐車場に車を停め、周辺を散策します。まず目に飛び込んでくるのが伊和都比売神社（いわつひめじんじゃ）の鳥居。海に向かって堂々と立ち、晴れた日には鳥居の先に絶景が広がります。青い海と空を背景にした鳥居の風景は、まさに絵になる美しさです。
坂の上から海を眺めると、「きらきら坂」ならではの美しい景色が広がります。高台からの眺めは開放感があり、海と街並みが調和する魅力的な撮影スポット。
坂の下から見上げると、至るところに施されたタイルが目に入り、ヨーロッパの街並みを彷彿とさせる異国情緒が漂います。石畳とカラフルな装飾が見事に調和していますね。
坂の途中にあるカフェの前に設置された手作り感あふれる標識は、「きらきら坂」の象徴的な撮影スポットのひとつ。温かみのあるデザインが街並みに溶け込み、坂の風景とともに撮影すると、「きらきら坂」ならではの魅力がより際立ちますね。
「きらきら坂」から福浦海岸へ海辺を散策
「きらきら坂」を下りると、美しい海が間近に広がる桟橋があり、遠くから眺める海の景色とはまた違った魅力を感じますね。波の音を聞きながら海風を浴びると、より深く自然を満喫できそうです。
桟橋から散歩道を進むと、いくつかの岩場に出られるスポットがあり、自然の造形美を楽しめます。
さらに歩くと、福浦海岸（ふくうらかいがん）の目の前に今井荘という宿が現れます。白い建物がかわいらしく、海辺の景色とよく調和しています。
高台にそびえ立つ灯台を目指してひたすら登ります！
最後に、赤穂エリアのシンボルである赤穂御埼灯台へと向かいます。今井荘から赤穂御埼灯台へ向かう道の途中には、長い階段が続き、登るほどに景色が開けていきます。赤穂御埼灯台は瀬戸内海を一望できる高台に位置し、灯台の白い姿が青い海と空に映える美しいスポットです。
長い坂を登り、一息つくと、青空に映える白い灯台が美しく輝いていました。円柱ではなく八角形になっているんですね。
灯台は高さ16m、海面からの灯高は84mと、マンションの20階以上に相当する高さ。遠くからでもその存在感は際立っています。
■きらきら坂（きらきらざか）
住所：兵庫県赤穂市御崎
TEL：0791-42-2602（赤穂観光協会）
「きらきら坂」は、まるで地中海の街並みを思わせる異国情緒あふれるスポット。石畳の坂道を歩けば、瀬戸内海の輝く青が広がる、フォトジェニックな景色が楽しめます。
坂の途中には、おしゃれなカフェや雑貨店が点在し、散策しながら立ち寄るのもおすすめ。さらに坂を下ると、桟橋や岩場があり、波の音を聞きながら海風を感じる心地よい時間を過ごせます。赤穂温泉や地元のグルメも楽しめるので、のんびりとした旅にぴったりのエリアです。海と坂道を巡る赤穂の旅、心地よい潮風に包まれながら、のんびりと過ごしてみませんか？
photo：西山雅彦（@masa_nikonist）
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