
【京都駅】迷ったらこれ! 老舗の京都土産おすすめ10選|「ASTY京都」で買える、定番グルメから、おしゃれな雑貨、日持ちするスイーツまで
京都駅八条口にある人気の商業施設「ASTY京都(あすてぃ きょうと)」。新幹線改札口すぐにあって、京都土産を買うのにも京都グルメを食べるのにも便利です。そのうえ、京都創業の老舗が10店舗以上も集結しているのはご存じですか? 老舗の名店が1カ所に集まるのは、実は京都でも珍しいことなんです! 今回は1階 「ASTY ROAD」にある老舗のおすすめ夏ギフト&グルメをたっぷりご紹介します。
Summary
- かわいくておいしいグルメ&スイーツ! 老舗が手がける今ドキの味わいに舌鼓
- 乙女心をくすぐるモダンな和菓子【鶴屋吉信 IRODORI】
- 八ッ橋の新しい味わいにワクワク!【nikiniki á la gare】
- 多彩なアイテムで日本茶の魅力を発信【祇園辻利】
- 毎日でも食べたくなる! 京の名物サンド【志津屋】
- 八ッ橋の老舗ならではの展開に注目【西尾八ッ橋 ぎをん為次郎】
- 素材と職人の手作業にこだわった滋味深い味わい【京湯葉 ゆば庄】
- 毎日使いたくなる! 和モダンな雑貨アイテムが勢揃い
- 新しい感性を取り入れた京雑貨【カランコロン京都】
- 和の香りを手軽に日常に取り入れよう【松栄堂 薫々】
- 見逃せない! 京都土産の大定番コスメ【よーじや】
- 伝統の職人技が光る鮮やかな手ぬぐい【永楽屋 細辻伊兵衛商店】
- 京都旅の締めくくりは「ASTY京都」へ
かわいくておいしいグルメ&スイーツ!
老舗が手がける今ドキの味わいに舌鼓
乙女心をくすぐるモダンな和菓子【鶴屋吉信 IRODORI】
「鶴屋吉信 IRODORI(つるやよしのぶ いろどり)」は、享和3年(1803)創業の和菓子店「鶴屋吉信」がおくる新感覚の和菓子ブランド。
おすすめは、淡いカラーがおしゃれなスティックタイプの干菓子「琥珀糖(こはくとう)」です。外はしゃりっ、中はつるっとした独特の食感で、ローズ、カモミール、ミントなど5種のフレーバーが楽しめます。
ちゅるりとなめらかな「のむわらび」は、希少な本わらび粉を使用した本格的な味わいの涼菓。北海道産小豆を使用した「こしあん」と、京都府産宇治抹茶を使った「まっちゃ」の2種がラインナップされています。
ショップの隣には、イートインスペースもあり、老舗自慢の小倉あんと宇治抹茶みつをたっぷりかけたかき氷「宇治しぐれ」1540円(提供は4月下旬~8月下旬)などを味わうこともできます。
「祇園辻利」とコラボした日本茶ベースの和風ドリンク「京ふわわ」972円といったテイクアウトメニューもあるので、時間がない時や、帰りの新幹線のなかでも楽しめますよ。
■鶴屋吉信 IRODORI(つるやよしのぶ いろどり)
TEL:075-574-7627
営業時間:ショップ10~20時(土・日曜、祝日は9時30分~20時30分) ※カフェはショップ閉店の1時間前LO、30分前終了
定休日:無休
八ッ橋の新しい味わいにワクワク!【nikiniki á la gare】
「聖護院八ッ橋総本店」が、今までにない八ッ橋の味わい方を提案するブランドとして立ち上げた「nikiniki á la gare(にきにき あ ら ぎゃーる)」。「á la gare」はフランス語で「駅の」という意味で、店舗限定のかわいいスイーツが揃うのが魅力です。
この季節におすすめなのが、スイカやひまわりなど、夏らしいモチーフを生八ッ橋でかたどった「季節の生菓子」。中にはこしあん、または白あんが入っていて、食べるのがもったいないほどのかわいさ! 季節により、デザインが変わるので何度訪れても楽しめますよ。
店頭でパクッとつまむのにぴったりなのが、生八ッ橋にバニラアイスを組み合わせた「カレ・ド・カネール グラッセ」。バニラアイスがニッキの味わいを引き立てるんです。季節のコンフィをトッピング(+11円~)することも可能です。
通年購入できる八ッ橋のお菓子も揃います。「オンブル」は、薄く焼いた八ッ橋を紅葉や桜、雨粒など、季節によって異なる多彩な形に切り抜いています。それぞれの形にあわせたお皿に盛っていただくと楽しそう!
「ヌガティン(シナモン)」は、板状にした八ッ橋とアーモンドに飴がけをして、パリパリ食感に仕上げています。1枚でも食べごたえがあって、お配り用の京都土産にもぴったりですよ。
■nikiniki á la gare(にきにき あ ら ぎゃーる)
TEL:075-662-8284
営業時間:10~20時
定休日:無休
多彩なアイテムで日本茶の魅力を発信【祇園辻利】
萬延元年(1860)に、現在の京都府宇治市で創業した日本茶専門店「祇園辻利(ぎおんつじり)」。こちらのお店では、テイクアウトできるドリンクや抹茶ソフトクリームをはじめ、抹茶のお菓子から茶葉まで幅広く取り揃えています。ドリンクは新幹線の中で味わう用に、お菓子や日本茶はお土産用になどで購入して、日本茶の魅力を存分に体験するのがおすすめです。
今夏味わってほしいのが、同店舗限定の新メニュー「抹茶氷ソーダ【桃】」です。濃厚な抹茶の味わいとほんのり香る桃シロップが相性抜群で、炭酸の爽快感が体中に染みわたるよう!
冷水で手軽に一服できる「水出し冷煎茶ティーバッグ」は、暑い季節にぴったりのアイテム。通常の煎茶よりも茶葉を少し長めに蒸しているため、冷水でも抽出しやすく、わずか20分で手軽に香り高い冷煎茶が堪能できるんです。老舗が厳選した日本茶を“日常のご褒美茶”として楽しんでみては。
■祇園辻利 京都駅八条口店(ぎおんつじり きょうとえきはちじょうぐちてん)
TEL:075-681-0001
営業時間:8時30分~21時
定休日:無休
毎日でも食べたくなる! 京の名物サンド【志津屋】
昭和23年(1948)から京都でパンを作り続ける「志津屋(しづや)」の名物といえば、全店で1日に1万個以上売れるというロングセラーの「京かるね」。噛むほどに小麦のうま味があふれる丸いフランスパンに、ハムとスライスオニオンをサンドした、シンプルながら味わい深いサンドです。ハムの塩気とタマネギのアクセントが絶妙で一度食べたらやみつきに! ホテルや帰りの新幹線内などで、小腹を満たすのにもぴったりです。
お店の方のイチオシは、志津屋自慢のおいしいサンドイッチを詰め合わせた「志津屋幕ノ内サンド」。創業時の味を守り続けるビーフカツサンドのほか、トンカツや分厚いオムレツ、ミックスサンドなど、5種のサンドイッチが一度に味わえるという逸品は、食べごたえ十分です。店舗は朝7時から営業しているので、朝食にするのもおすすめです。
■志津屋(しづや)
TEL:075-692-2452
営業時間:7~21時
定休日:無休
八ッ橋の老舗ならではの展開に注目【西尾八ッ橋 ぎをん為次郎】
「西尾八ッ橋 ぎをん為次郎(にしおやつはし ぎをんためじろう)」は、江戸時代の元禄年間(1689年~)創業の「西尾八ッ橋」が営む麺・甘味処。特製の鶏そばや、抹茶パフェなどの甘味をイートインできるのが魅力です。
夏に味わいたいのが「冷やし鴨そば」。コク深いピリ辛の白ごまスープに、京名物の鴨ロース、水菜、白ネギ、糸唐辛子をトッピングした、ちょっとぜいたくな京風冷麺を試してみてください。
店頭には、お土産もずらりと並びます。やわらかい生八ッ橋であんをはさんだ看板商品の「あん生八ッ橋」は、進化を遂げ、季節ごとの味わいが次々に登場します。夏季は、フルーティーな桃や、昔懐かしい味わいで冷やしてもおいしいラムネ味が人気ですよ。
■西尾八ッ橋 ぎをん為次郎(にしおやつはし ぎをんためじろう)
TEL:075-662-2788
営業時間:9~21時(20時30分LO)※時期により変更あり
定休日:無休
素材と職人の手作業にこだわった滋味深い味わい【京湯葉 ゆば庄】
明治18年(1885)創業、生湯葉販売の先駆けとなり、近年は冷凍できないといわれていた「くみあげ湯葉」の冷凍に成功した湯葉専門店「京湯葉 ゆば庄(きょうゆば ゆばしょう)」。厳選した国産大豆のうま味がたっぷり詰まった「くみあげ湯葉」は、とろとろ食感がたまりません。
お取り寄せ人気NO.1の「湯葉ちりめん」は、乾燥させたきざみ湯葉とちりめんじゃこ、実山椒、干しシイタケをだしで炊きあげたご飯のおとも。お酒のつまみにも好適です。
食欲が低下しがちな暑い夏には「京湯葉入り大豆とろろ蕎麦」もおすすめです。小麦粉やそば粉を使用しない、大豆100%でできた大豆麺を、とろろと一緒にツルッと食べることができます。京生湯葉も入っているので、いっそう高タンパク質で栄養たっぷりの一食になりますよ。
■京湯葉 ゆば庄(きょうゆば ゆばしょう)
TEL:075-691-3136
営業時間:9~21時
定休日:無休
新しい感性を取り入れた京雑貨【カランコロン京都】
明治28年(1895)創業、四条河原町に本店を構える「創作京履物伊と忠」のお土産事業として、2014年に京都駅に出店した京雑貨ブランド「カランコロン京都(からんころんきょうと)」。モダナイズされた和柄を生かした、カラフルながま口やハンカチ、ポーチ、扇子などの布小物が特に人気です。
花火や祇園祭の山鉾の提灯、大文字山といった京都らしい夏の風物詩と舞妓さんを刺繍であしらったハンカチは、汗ばむ季節に欠かせないアイテム。
光沢のあるジャガード織で作られたがま口は、色や模様が薄れにくく美しさや品質も長持ちします。老舗が提供する上質で品のよい小物はお土産としてプレゼントするのにも最適ですね。
■カランコロン京都(からんころんきょうと)
TEL:075-691-6356
営業時間: 9~21時
定休日:無休
和の香りを手軽に日常に取り入れよう【松栄堂 薫々】
お香の老舗「松栄堂」が展開する「松栄堂 薫々(しょうえいどう くんくん)」では、「カランコロン京都」の愛らしい和柄の生地を使ったコラボ商品もラインナップ。「誰が袖 空蝉香 京柄仕立て」は、甘くふくよかな香りの匂い袋で、カバンに忍ばせたり、玄関に飾ったりしても◎。創業から300年を超える老舗の伝統や技が息づくアイテムを、毎日の生活に楽しく気軽に取り入れられるのがうれしいですね。京都土産にもぴったりのひと品です。
「薫路 草奏」は、白檀を基調とし、木々や草の生命力を感じられるさわやかですっきりとした香り。燃焼時間は1本約20分で、簡易香立付きなのでライターやマッチ、陶器などの不燃性のお皿があればすぐに使えます。少ない量から試してみたい人には、20本770円もありますよ。
ほかにもさまざまな種類の香りが揃うので、京都の旅の思い出に好みの香りを見つけてみては?
■松栄堂 薫々(しょうえいどう くんくん)
TEL:075-212-5590(本社代表)
営業時間:9~21時
定休日:無休
見逃せない! 京都土産の大定番コスメ【よーじや】
明治37年(1904)創業の「よーじや」は、舞台化粧道具の販売からはじまった肌ケアブランドの老舗。金箔を叩く時にできる特殊和紙を独自開発した「あぶらとり紙」は余分な皮脂を取り除き、化粧くずれ防止にも最適と100年以上にわたって愛され続ける看板商品です。
その「あぶらとり紙」が、見た目も涼し気な季節限定商品として登場し、注目を集めているんです。アロエの乾燥葉が漉き込まれた紙はグリーン色の特別仕様。ラムネの泡をイメージした表紙をこすると、ラムネの香りが!
毎年人気の「ひんやりフェイシャルシート」は、気になる肌のべたつきをひと拭きですっきりさせつつ、うるおいのある肌へ導く、夏場に試してほしいアイテムです。ほてった肌をクールダウンさせるボディジェルは、肌を引き締める成分や、肌荒れ防止成分も配合されたすぐれもの。どちらも清涼感があり、使うだけでリフレッシュできそうです。
■よーじや(よーじや)
TEL:075-662-1211
営業時間:10~19時
定休日:無休
伝統の職人技が光る鮮やかな手ぬぐい【永楽屋 細辻伊兵衛商店】
元和元年(1615)創業、14代続く綿布商の「永楽屋(えいらくや)」では、古典柄から昭和初期の復刻柄、現当主発案の新柄まで幅広いデザインの手ぬぐいを取り揃えています。店内には400~500種もの手ぬぐいがずらりと並び目移り必至!
なかでも、川床で涼をとる舞妓さんの風景を表現した手ぬぐいは、水の流れや青葉の緑がとても鮮やかで、見ているだけで涼し気! 部屋に飾るのもおすすめです。
JR東海とコラボレーションした「ASTY京都」限定柄にも注目を。型友禅の伝統技法を用いて丁寧に手染めするため、細かな部分まで見事に再現できるのだそう。ハンカチの代わりにしたり、ポケットティッシュなどの小物を包んだりして活躍させてください。
■永楽屋 細辻伊兵衛商店(えいらくや ほそつじいへいしょうてん)
TEL:075-661-2300
営業時間:9~21時
定休日:無休
✓京都旅の締めくくりは「ASTY京都」へ
京都の老舗が軒を連ね、スイーツからグルメ、雑貨まで多彩なお土産が一度に揃う「ASTY京都」。京都駅の新幹線改札口からすぐの立地なので、出発直前までショッピングや食事が楽しめます。ついたくさん買いすぎて荷物が増えても、そのままスムーズに乗車できるので安心ですね。
老舗が手がける品は、味や品質、ビジュアルも抜群で手に入れるだけで気分が上がります。旅の締めくくりに「ASTY京都」へ立ち寄って、最後のひとときまで京の老舗を満喫してみてはいかがでしょうか。
■ASTY京都(あすてぃきょうと)
住所:京都府京都市下京区東塩小路高倉町8-3
TEL:店舗により異なる
営業時間:店舗により異なる
定休日:無休
Text:平林みわ(ピース)
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
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