食・グルメ
更新日：2025.07.09
京都のど真ん中・京都河原町の避暑地「GOOD NATURE STATION」のレストラン「Hyssop」で冷んやりスイーツ三昧
「Hyssop（ひそっぷ）」は京都・四条河原町の「GOOD NATURE STATION」内にある、ハーブや京野菜をふんだんに使ったヘルシー料理が楽しめるレストラン。植物に囲まれた開放的な空間で、ヴィーガンやベジタリアンにも対応するなど、体にやさしい食事を気軽に味わえます。今回はカフェタイムにお邪魔して、冷んやり癒やしのスイーツをいただきました。
Summary
四条河原町の真ん中に、緑あふれる癒やし空間
京都・四条河原町にある「GOOD NATURE STATION」は、オーガニック食材のレストランやスイーツ、コスメ、ホテルなどが集まる、体と心にやさしい複合型商業施設。
立地がよいので観光の合間にも立ち寄りやすく、京都での過ごし方の“ちょっといい選択肢”としておすすめしたいスポットです。
1階から9階まであり、1階がマーケット、2階がガストロノミー、3階がショップとサロン、4階にレストラン＆カフェとホテルのフロントがあり5階から上はホテル専用フロアとなっています。4階から上は、建物の真ん中をくり抜いたかのような吹き抜けになっていて、外からの光が燦々と降り注ぎます。
「Hyssop」があるのは吹き抜けがある開放的な4階。2024年6月にブラッシュアップオープンし、吹き抜け部分にテラス席を増設されました。店内の至る場所で緑を感じられて、ここが京都のど真ん中であることを忘れてしまいます。
実はデザートもヴィーガン！ オープン当初から続く人気メニュー「季節の豆花」
「Hyssop」は、野菜を中心した料理を提供するヴィーガン・ベジタリアンフレンドリーなレストラン。ランチやディナーはもちろん、カフェメニューにもヴィーガンフレンドリーが取り入れられています。人気なのは、創業時からマイナーチェンジを加えながら提供され続けている「季節の豆花」。
食べやすくて、食後でもするっと入ります。冬はあたたかく、夏は冷たく。季節ごとに少しずつシロップの味も変わっていて、2025年の夏の豆花は黒文字ときび糖のシンプルなシロップ。黒文字はクスノキ科の落葉低木の一種。上品でさわやかな香りを添えます。フルーツは甘夏、ぶどうなど季節ごとに変わり、常に旬のおいしさを味わえます。
別皿に添えられているのはドライの棗（なつめ）と自家製の雷おこし。添え物にも手作りと健康への気遣いがされているのがさすがです。
今年のかき氷は、1階「MARKET」でも評判の瀬戸内産せとかみかんを使ったかき氷
©株式会社ビオスタイル
気温が高くなってくる頃に登場するかき氷は、14時30分～16時30分の2時間だけ提供されるカフェメニュー。毎年3種類が用意されており、今年のかき氷は「せとかみかんのかき氷」「京都宇治抹茶のかき氷」「桃のかき氷」です。
新作は、愛媛の農園「ぽんぽこらんど」から届いたせとかみかんを贅沢に使った「せとかみかんのかき氷」。このせとかみかん、「GOOD NATURE STATION」1階「MARKET」のバイヤーが、こだわりを持ってセレクトしていて、マーケットでも毎年大好評なのだとか。
しまなみの離島、岩城島の温暖な気候で育ったせとかみかんは天然の甘みとゆたかな香りが特徴。シロップにも、コンポートにも、せとかみかんを使った贅沢なかき氷です。食べ進めると奥には爽やかなジャスミンティーゼリーが入っており、後味すっきり。かき氷と合わせて提供されるのもジャスミンティー（ホット）です。
京都の繁華街のど真ん中、四条河原町からすぐの場所にある癒やしの空間「Hyssop」。四条河原町は、交差点を東に行くと八坂神社、西に行くとオフィス街、北への道沿いはショップが多く立ち並んでいて人通りが多く、南のゾーンは意外と穴場です。人混みを避けて、ゆったり優雅な時間を過ごしたい方におすすめ。
■Hyssop（ひそっぷ）
住所：京都府京都市下京区河原町通四条下ル2丁目稲荷町318-6「GOOD NATURE STATION」4階
TEL：075-352-3728
営業時間：ランチ11時30分～14時30分LO、ブランチ11時30分～16時30分LO、カフェ14時30分～16時30分LO、ディナー17時30分～22時（21時LO）
定休日：施設に準ずる
アクセス：阪急京都河原町駅から徒歩2分
Photo：photo scape CORNER.大﨑 俊典
Text：京都ライター事務所 小西尋子
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
この記事を書いた人
