【すみずみ宿泊ルポ】日本初のvocoホテル!「voco 大阪セントラル」で自分らしいホテルステイを

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Osaka Metro西梅田駅から一駅の京町堀エリアにある「voco 大阪セントラル(ぼこ おおさかせんとらる)」は、梅田、難波など大阪の主要な観光地へのアクセスもよく、観光拠点にぴったりのホテル。大正時代に建てられた「京町ビル」で実際に使われていたものを再利用しつつ、スタイリッシュにデザインされた空間は、新旧が調和していてオシャレな佇まいも魅力です。今回は、そんな「voco 大阪セントラル」のおすすめポイントを徹底紹介。客室や館内施設、レストランなどの情報を詳しくお伝えします!

Summary

Osaka Metro肥後橋駅から徒歩約3分の京町堀にあるホテル

「voco 大阪セントラル」は、Osaka Metro四ツ橋線肥後橋駅7番出口から徒歩約3分、御堂筋線淀屋橋駅からは徒歩約5分のところにあります。ビジネスビルが立ち並ぶ立地ながらも、周辺にはカフェやアートギャラリーも多く、散策が楽しいおしゃれエリア。ホテルから南へ3分ほど歩けば、緑あふれる「靭(うつぼ)公園」もあるので、早朝散歩もおすすめです。

1階ホテルフロント
1階ホテルフロント

ホテルに着いたら、チェックインはこちらでどうぞ。「voco 大阪セントラル」は、IHGホテルズ&リゾーツが展開する「voco」ブランドで国内初進出のホテル。リサイクル素材の寝具や、植物由来のバスアメニティを使用するなど、環境に配慮したサステナブルな取り組みにも力を入れています。

古民家などで使用されていた柱や梁を再利用している
古民家などで使用されていた柱や梁を再利用している
「voco」とはラテン語で「招待する」「呼び集める」という意味
「voco」とはラテン語で「招待する」「呼び集める」という意味

「voco 大阪セントラル」は大正時代に建てられた「京町ビル」の跡地に建造されたこともあり、ホテル内には旧京町ビルの面影があちこちに散りばめられているのも特徴です。写真中央にあるのは、旧京町ビルで実際に使われていた私設郵便ポスト。各階に設けられた投函口へ切手を貼った封筒やはがきを投函するとシューターを通して、こちらの私設郵便ポストに集められるという当時の画期的なシステムが採用されていたものだそう。

ポストは今でも利用可能。フロントでもらえるポストカードを使って旅先から手紙を送っても◎
ポストは今でも利用可能。フロントでもらえるポストカードを使って旅先から手紙を送っても◎

1階エレベーターホールには、旧京町ビルの鋼鉄扉を再利用したオブジェを展示。重厚感たっぷりの扉が、訪れたゲストを出迎えるアート作品に生まれ変わっています。

左側は塗装していますが、右側は当時のまま残されている
左側は塗装していますが、右側は当時のまま残されている
旧京町ビルの給水管バルブを再利用したアート
旧京町ビルの給水管バルブを再利用したアート
旧京町エビルの外観にデザインされたレリーフは天井にも用いられている
旧京町エビルの外観にデザインされたレリーフは天井にも用いられている

ほかにも、館内にはホテルブランドを表す小鳥、フラミンゴ、フクロウにちなみ、鳥にまつわるアイテムがあちこちに飾られていました。

なお、チェックインの際にはウェルカムアメニティとしてホテルオリジナルの「澪つくしキャンディ」をプレゼント。大阪といえば飴ちゃん文化! ということで、ここにもホテルの遊び心が感じられます。キャンディ中央のマークは、船が安全に運航できるように作られた昔の川の標識「澪つくし」。ゲストの安全な旅への祈りを込めてデザインされたそうです。レモン味?と思いきや、イチゴ味で食べたときのギャップも◎。

客室は全191室。人気の客室を徹底レポート

客室フロアエレベーター前の天井は「水の都大阪」をイメージし、水面を表現したデザイン
客室フロアエレベーター前の天井は「水の都大阪」をイメージし、水面を表現したデザイン

「voco 大阪セントラル」の客室は全部で191室。12タイプの客室が設けられています。今回は「グランドルーム ツインベッド ダブルベーシン」と「プレミアムルーム キングベッド」をご紹介!

グランドルーム ツインベッド ダブルベーシン

「グランドルーム ツインベッド ダブルベーシン」は、広々とした客室で、女子旅やカップルなど2人組の宿泊に人気です。「スタンダードルーム」は21㎡か26㎡ですが、こちらの客室は40㎡もあり、ゆったりできます。

ツインベッド
ツインベッド

白とグレーを基調に、ブルーやイエローのアクセントが利いたインテリアは、モダンでオシャレな雰囲気。

客室にはミネラルウォーター、電気ポット、コーヒーメーカーも完備されています。

カプセルタイプのコーヒーメーカー
カプセルタイプのコーヒーメーカー
紅茶のティーバッグのほか、ココアも!
紅茶のティーバッグのほか、ココアも!
大阪の銘菓「岩おこし」も用意
大阪の銘菓「岩おこし」も用意

こちらの客室の特徴は、ダブルシンクの洗面台。おでかけの際、2人同時に身支度ができる点は、特に女性に喜ばれているのだとか。

トイレと浴室は独立タイプ
トイレと浴室は独立タイプ

大人が足を伸ばせるくらいの広々としたお風呂も完備。環境に配慮した取り組みの一環で、節水タイプのエアレッドヘッドシャワーが備え付けられています。

バスアメニティは生態系への影響を考慮して開発された植物由来の「アンティポディース」を用意。

歯ブラシとコームは竹製
歯ブラシとコームは竹製

プレミアムルーム キングベッド

「プレミアムルーム キングベッド」は30㎡の広さ。ベッドの横にあるソファは、3名で宿泊する際にソファベッドとしても使えます。

クローゼットはオープンタイプで開放感が感じられる仕様に。

なお、客室に備わっているアメニティ内容は全室同じです。歯ブラシ、コーム以外のアメニティはフロントに用意されているので、チェックインの際に必要なものを選んで、客室に持っていきましょう。

宿泊すみずみinfo
フロントに用意されているアメニティは、ハンドゲル、カミソリ、コットン、サニタリーバッグ、シャワーキャップ、ボディタオル、ソーイングセットです。スキンケアセットは使い慣れたものを持参するのも◎。


朝食会場やカフェバーなど館内施設をチェック!

LOKAL HOUSE(イタリアンレストラン)

ホテル1階にあるイタリアンレストランでは、グリル料理を中心に地元食材を取り入れた本格料理を提供しています。朝食はもちろん、ランチ、ディナーの利用も可能。大きなガラス張りの窓で天井も高く、開放感たっぷりの空間です。

営業時間:朝食7~10時、ランチ11時30分~14時30分、ディナー17時30分~21時(日曜~20時)

LOKAL HOUSE(カフェ&バー)

同じく1階にはカフェ&バーも併設されています。コーヒーや紅茶、ソフトドリンクのほか、本日のパスタ、パン、ミニサラダ、コーヒーまたは紅茶付きの「パスタセット」2500円や、ドリンクとケーキが選べる「ケーキセット」1600円などのメニューも。カフェ&バーにはコンセント付きの座席もあるので、観光や予定の合間に立ち寄り、スマホの充電やパソコン作業をするときに利用するのもおすすめです。また、テイクアウトのケーキは500円~なので客室に持ち帰ってスイーツを食べるのも◎。

© voco 大阪セントラル
© voco 大阪セントラル

カフェ&バーでは2025年3月13日から万博にちなんだ「スイーツパビリオン」デザートセット3600円を提供(~2025年10月13日まで)。万博会場に見立てた丸いプレートに7種類のスイーツが並んでいる、見た目も華やかなプレートです。

左から「アクアネイチャー」、「ホトリア」/© voco 大阪セントラル
左から「アクアネイチャー」、「ホトリア」/© voco 大阪セントラル

セットのドリンクは、バラシロップとジンを合わせたカクテル「ホトリア」と、ライチとグレープフルーツを合わせたモクテル「アクアネイチャー」(ノンアルコール)から、お好きな1杯をセレクト可能。

「アフタヌーン・パルフェ ~桃と葡萄の贈り物~」シーズン1
「アフタヌーン・パルフェ ~桃と葡萄の贈り物~」シーズン1

そのほか、期間限定で提供される特別なアフタヌーンティー「アフタヌーン・パルフェ ~桃と葡萄の贈り物~」6000円(数量限定)も人気。優雅なティータイムを過ごしたい方はぜひ要チェックです♪(利用日の3日前までの予約が必要)

「アフタヌーン・パルフェ ~桃と葡萄の贈り物~」/© voco 大阪セントラル
「アフタヌーン・パルフェ ~桃と葡萄の贈り物~」/© voco 大阪セントラル

アフタヌーン・パルフェ ~桃と葡萄の贈り物~
期間:シーズン1 桃  2025年7月1日(火)~8月17日(日)
   シーズン2 葡萄 2025年8月18日(月)~9月30日(木)
時間:13~18時(LO) 
料金: 6000円(数量限定/サービス料込み)
   ※利用日の3日前までに要予約

営業時間:9時30分~22時30分、ハッピーアワー(月~金曜)16~19時

宿泊すみずみinfo
カフェ&バーが併設されているのもうれしいところ。1日中街歩きでテンションアップした体を一旦ここでリセットすれば、リラックスモードで客室に戻れます。


合わせて楽しみたいランチビュッフェ

ホテルを訪れたら、ぜひおすすめしたいのが「LOKAL HOUSE」のランチビュッフェ。前菜や自家製パン、イタリアンシェフが腕を振るう特製パスタ1皿のほか、スイーツやスムージーなどのドルチェがいただけて3000円と、とっても贅沢なランチタイムが楽しめます♪

ランチビュッフェの会場は、ホテル1階のイタリアンレストラン「LOKAL HOUSE」。

取材日の6月には「アンティパスト&スイーツビュッフェ~イタリア サマー バケーション~」というテーマで、前菜8種と、自家製パン3種、スイーツ9種、スムージー2種などがラインナップ。旬の素材を使ったフリッタータや夏野菜のカポナータ、鮮魚のカルパッチョ、冷製トマト豆腐など、ホテルシェフ自慢の品々がずらりと並んでいて、どれを食べようかワクワクします。

温かいポテトにお好みで明太子やバジル、しば漬けタルタル、ツナなど加えてつくる「カスタムホットポテトサラダ」もありました。

五つ星ホテルなどでも腕をふるったシェフが一皿一皿作る特製のパスタは、ビュッフェなので「ほかのものも食べたい」を叶えてくれる、ちょうどよい分量なのも嬉しいポイント。物足りない方は、+600円で130gに増量することもできますよ。

食事をたっぷり楽しんだら、コーヒーや紅茶などのドリンクとともに、デザートを満喫しましょう♪ ジューシーなマンゴーがトッピングされた「マンゴーコッコトルタ」、本場イタリアの「季節のティラミス」、ひんやりとした口当たりの「ブラッドオレンジジュレ」など、見た目も華やかなスイーツに「デザートは別腹」といわんばかりに食欲が増します。

チョコレートフォンデュ
チョコレートフォンデュ

そのほか、セルフワッフルやチョコレートフォンデュも並び、充実したラインナップでした(6月下旬からはチョコレートフォンデュに代わってチョコレートファウンテンが提供されています)。とっても贅沢な内容のランチビュッフェで、大満足すること間違いなし。ランチ目当てに訪れてみるのも、ぜひおすすめです。

アンティパスト&スイーツビュッフェ~イタリア サマー バケーション~
期間:2025年6月1日(日)~8月31日(日)
時間:11時30分~14時30分 (LO)
料金: 大人 3000円、こども(6~12歳)2000円(サービス料込み)
   ※5歳以下は無料
   ※仕入れ状況により一部メニュー変更となる場合があります

ホテルから 徒歩で行ける、周辺のおすすめ観光スポット3選

滞在を楽しみつつ周辺観光も忘れずに! 自然に癒やされたり、アート作品に出合えたり、歴史的建造物を楽しめたりするスポットをご紹介。

【ホテルから徒歩3分】靱公園

オフィス街にある都市公園。西約800m、南北約150mと細長く、春は桜、秋はケヤキ並木の紅葉が美しい公園です。東園と西園に分かれており、ホテルに近い東園には160種、約2600株のバラが植えられた約9000㎡のバラ園があります。

【ホテルから徒歩11分】大阪中之島美術館

水都・大阪の芸術文化ゾーン・中之島に立つアートスポット。館内の1・2階は入館自由なので、気軽に立ち寄れます。屋外の芝生広場には大阪生まれの現代美術家・ヤノベケンジ氏の彫刻作品《SHIP'S CAT》が目を引きます。

■大阪中之島美術館(おおさかなかのしまびじゅつかん)
住所:大阪府大阪市北区中之島4-3-1
TEL:06-6479-0550(代表)
料金:展覧会により異なる
開場時間:展示室10~17時(入場は~16時30分)※ショップ・レストランは店舗により異なる
定休日:月曜(祝日の場合は翌平日)
アクセス:京阪中之島線渡辺橋駅2番出口から徒歩約5分

【ホテルから徒歩18分】大阪市中央公会堂

大正時代のネオ・ルネッサンス様式の歴史的建築物で国の重要文化財に指定されています。地下1階の「展示室」と「自由見学エリア」は自由に見学ができます。また、外観はライトアップ(時間は公式サイト要確認)されるので夜に訪れるのも素敵です。

リアルなおすすめタイムスケジュール

【1日目】
11:30 「LOKAL HOUSE」でランチビュッフェを堪能
13:30 フロントに荷物を預けて「大阪中之島美術館」へ
16:00 チェックイン。部屋で荷物を広げてしばし休息
17:00 心斎橋でショッピング&ディナー
20:00「大阪市中央公会堂」のライトアップを鑑賞
21:00 中之島遊歩道を散策しながらホテルへ戻り「LOKAL HOUSE」でカクテルを楽しむ
22:00  客室でくつろぐ

【2日目】
7:00 起床
7:30 支度をして「LOKAL HOUSE」で朝食
8:30 靭公園を散歩
11:00 チェックアウト
11:10 大阪・梅田「グランフロント大阪」界隈でショッピング&ランチを楽しむ
16:00 帰路へ

各線を利用して、梅田、難波、心斎橋、海遊館、大阪城公園、夢洲、京都祇園四条などへも乗り換えなしでアクセスできるため、観光拠点として利用するのにぴったりの「voco 大阪セントラル」。USJまでも電車で35分と近く、外国人観光客が多いのも印象的でした。スタイリッシュさと、旧京町ビルの面影を残した新旧が調和する空間もオシャレで、居心地のよさを感じる雰囲気も魅力。ぜひ、周辺散策も楽しみながら、ホテルステイを存分に楽しんでくださいね♪

■voco 大阪セントラル(ぼこ おおさかせんとらる)
住所:大阪府大阪市西区京町堀1丁目7-1
TEL:06-6445-1100
チェックイン:15時
チェックアウト:11時
料金:1名2万5400円~(1泊2名1室利用時)
アクセス:Osaka Metro四つ橋線肥後橋駅から徒歩約3分、四つ橋線本町駅・御堂筋線淀屋橋駅から徒歩約5分


Text&Photo:中田優里奈(ウエストプラン)

●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。


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