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2025年3月オープン! 京町家カフェで揚げたてチュロスとスペシャルティコーヒーを楽しめる「Sticks Coffee 京都押小路」

2025年3月オープン! 京町家カフェで揚げたてチュロスとスペシャルティコーヒーを楽しめる「Sticks Coffee 京都押小路」

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自然豊かな兵庫県朝来市にある大人気カフェ「Sticks Coffee」の2号店「Sticks Coffee 京都押小路(すてぃっくすこーひー きょうとおしこうじ)」が京都市内に登場! 築約150年の町家で、世界のコーヒー農家から厳選した豆をオーダー焙煎したスペシャルティコーヒーと揚げたて熱々のチュロスが楽しめます。

Summary

話題の熱々チュロスとスペシャルティコーヒーを京町家カフェで

© Sticks Coffee
© Sticks Coffee

新神戸から高速を使って1時間30分ほどの兵庫県朝来市・夜久野高原に本店を構える「Sticks Coffee」。見渡す限りの自然のなかで飲むスペシャルティコーヒーが最高と、この店を目指して遠くから訪れる人の絶えない人気店です。

「もう少しアクセスのよい場所に2店舗目を」と選ばれたのが、地下鉄烏丸御池駅から徒歩約5分、 “御所南”とよばれる高級住宅地。その中の古い一軒家が「Sticks Coffee 京都押小路」の居場所になりました。

暖簾には「橋屋」の文字。ここであっているのかな? と一瞬とまどいます。これにはちゃんと意味があって、Stickは棒、SticksはStickの複数形だから、2本の棒で橋屋なのだとか。築約150年の京町家の歴史は残しつつ、あえて新しい白木を足したリノベーション。白木が経年美化していく楽しみを未来に残します。

暖簾をくぐると天板の大きな注文カウンターを囲むようにテーブル席とベンチ席が用意されていて、スタッフさんとの会話もはずみます。奥の間には4卓ずつ向かい合うベンチ席のほか、外にはテラス席もあり、合わせると全30席。

ぶどう農家からカフェへ。想いが伝わる一杯を

「Sticks Coffee」のオーナーである南谷雄大さんが将来を決めたのは、1冊の本との出会い。その本には、日本には40歳以下の農家は農家全体の5%しかいないこと、10年後、20年後の日本の食を支える農業への危機感が描かれており、その事実に驚いた南谷さん。

「自分でやってみないと真の魅力を伝えられない」と自ら農業に携わることを決めたそうです。

© Sticks Coffee
© Sticks Coffee

本店のある夜久野高原で、ぶどう農家を営むことからスタート。農家が軌道にのり、スタッフも増え、農作業が暇になる時期の若いスタッフたちの仕事場をつくるために始めたのが、カフェ「Sticks Coffee」でした。

コーヒー豆もぶどうと同じ農作物。「フェアトレードでスペシャルティコーヒー豆を仕入れることは途上国の農家さんの経済的自立や環境保護にもつながる。」と南谷さん。

こだわりを持ってセレクトした豆を国内3カ所の焙煎所で焙煎をしてもらっています。浅煎りが得意なところ、深煎りが得意なところなど、豆の性質に合わせて焙煎所を使い分けます。豆の販売もしているので、お家カフェ派の方もぜひ!

揚げたて熱々のチュロスのおいしさに興奮!

「チュロス」和三盆、宇治抹茶、黒胡麻きな粉 各400円、「コーヒー(ジャバフリンザエステイト)」600円
「チュロス」和三盆、宇治抹茶、黒胡麻きな粉 各400円、「コーヒー(ジャバフリンザエステイト)」600円

そして「Sticks Coffee」の名物といえば、揚げたて熱々のチュロス。くるんと巻いた見た目のかわいさが印象的ですが、一番の感動は揚げたてのおいしさ! 「熱々ですから気をつけてください~」と手渡されて、(そうはいってもお菓子だから…)と油断していたらびっくりします。本当に熱い。

夜久野高原にある本店のチュロスよりも絞り口が細かいものを使っているそうで、ギザギザ部分が多く、角の食感がより一層増します。表面はカリカリで、中はふわふわのやわらかさ。ぜひ熱々の一番おいしい瞬間に食べてください!

定番は抹茶と黒胡麻きなこと和三盆の3種類。抹茶は京都の和束町産、和三盆は四国の香川県産を使用。口溶けがよくきめ細かい和三盆はやさしい甘さ、抹茶は濃く、黒胡麻きなこは香ばしく、どれを食べても揚げ菓子とは思えない上品な味です。この定番3種は京都限定。現在は、定番以外にもう1種類のチュロスが用意されていて、この日は「檸檬と和紅茶」。

他にも「和栗」「豆腐」など京都の名産品を使ったチュロス、「山椒」「胡椒」などスパイス系のチュロス、「ゆず」「さつまいも」など旬の味を取り入れたチュロス、おかず系チュロスなどを企画中。今後の展開にも目が離せません。

「オリジナルホットドッグ」1300円/© Sticks Coffee
「オリジナルホットドッグ」1300円/© Sticks Coffee

本店で不動の人気を誇るというホットドッグも、もちろんあります。

烏丸御池近辺でおいしいコーヒーが飲みたい。ついでに小腹の空きも満たしたい。トレンドスイーツを食べたい。そんな気分ときにはぜひ「Sticks Coffee 京都押小路」を目指してみてください。朝8時15分からと、周辺では早めのオープンなので、モーニングコーヒー&チュロスで1日をスタートさせるのもよいですね。

■Sticks Coffee 京都押小路
(すてぃっくす こーひー きょうとおしこうじ)

住所:京都府京都市中京区押小路通堺町西入竹屋町158-3
TEL:なし
営業時間:8時15分~17時30分
定休日:無休
アクセス:地下鉄烏丸御池駅から徒歩5分


Photo:photo scape CORNER.大﨑 俊典
Text:京都ライター事務所 小西尋子

●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。


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