
【天王洲】蔵書2万5000冊以上! 開放感あふれるホテルの図書ラウンジ「The Library Lounge」
2025年5月、東京・天王洲の運河沿いにあるホテル「ANAホリデイ・イン東京ベイ(えーえぬえーほりでい いんとうきょうべい)」1階に、時間制の図書ラウンジ「The Library Lounge(ざ らいぶらりー らうんじ)」がオープンしました。2万5000冊以上の書籍やコミックに囲まれた、ホテルならではの上質な空間で、フリードリンクやスナックを片手にのんびり。リモートワークはもちろん、友だちや家族とのひととき、ひとりで読書時間など、多彩なシーンで活躍してくれる、とっておきの場所です。
吹き抜けのラウンジは圧倒的な開放感!
東京モノレール羽田空港線・天王洲アイル駅の中央口直結、りんかい線からは徒歩約5分。アクセス便利なホテル「ANAホリデイ・イン東京ベイ(えーえぬえーほりでい いんとうきょうべい)」の1階に誕生した「The Library Lounge(ざ らいぶらりー らうんじ)」は、“ふらっと、自分時間”をテーマに、誰でも気軽に利用できる時間制のブックラウンジです。
時間制の料金プランは3種類で、ソフトドリンクとスナックがフリーで楽しめる「ソフトドリンクプラン」(60分1650円、延長30分ごとに825円。6~12歳の小学生は60分550円、延長30分ごと275円)と、アルコール飲み放題も付く「アルコールプラン」(60分2750円、延長30分ごとに1375円)があります。また、1日利用は「ソフトドリンクプラン」のみで5500円(6~12歳の小学生は2750円)。いずれも予約は不可です。エントランス横には受付カウンターがあるため、初めて訪れる場合は受付時にスタッフが丁寧に館内説明をしてくれます。
天井高およそ12mの吹き抜けが広がるラウンジは、1階と中2階からなる開放感たっぷりの空間。大きな窓から差し込む自然光、植物の緑、そして天王洲運河の眺めに癒やされ、都会にいながら非日常を感じられます。
2万5000冊以上の書籍やコミックが勢揃い
館内には日本語・英語・中国語の蔵書が2万5000冊以上。なかでもコミックが充実していて、漫画喫茶には入りづらい……と感じていた女性からも人気を集めているそう。
エントランス近くには外国語書籍の棚が。装丁やデザインがおしゃれな本が多く、内容が読めなくても感性を刺激してくれそう。その先にはコミック、中2階にはビジネス、文芸、旅行、スポーツなど、日本語書籍のコーナーがあります。
アーチ型のブックシェルフが立ち並ぶ、1階にあるコミックコーナーは、まるで迷路のような本に囲まれた没入空間。二次元コードを読み取れば、コミック本の検索やリクエストも可能です。
カウンターから半個室まで多彩な座席
ブックラウンジといえば、座席の種類も重要なポイント。全122席を備える「The Library Lounge」では、リモートワークや読書に集中したいとき、友だちや家族と過ごすときなど、シーンに合わせて座席を選べるのも魅力です。
リモートワークには、大きな窓に沿って並ぶカウンター席がおすすめ。テーブルにはコンセントとUSBポートが備え付けられているため、パソコン作業に最適です。
中2階のブックシェルフの裏には、壁に囲まれた5室限定の半個室も。人目を気にせず静かに集中できると好評で、訪れた日は満室だったのが少し残念。
4名掛けのテーブル席も多く、ファミリーでの利用も見かけました。ほとんどの席にはイスの下にコンセントがあり、充電環境も整っています。
書籍をじっくり探したい人は、ブックシェルフにあるひとり用ソファに座り、くつろぎながら本とじっくり向き合うのもおすすめ。
ドリンクやおやつ、軽食も充実♪
「The Library Lounge」では、ドリンクやスナックが食べ放題・飲み放題でプランに組み込まれているのがうれしい。今回は「ソフトドリンクプラン」を利用したので、その充実した内容をお伝えします。
まずは、ドリンクコーナー。コーヒーとソフトドリンクのマシン、10種類のティーバッグ、フルーツジュースのほか、インスタントスープや味噌汁まで揃います。
フードディスペンサーにはナッツやシリアルがずらり。ハンドルをくるくる回すと好きな分だけ取り出せるのも楽しい。
麩菓子やラムネ、コーン菓子、イカ駄菓子など、レトロなおやつもいっぱい。さらにロールパンやクロワッサンもあり、トースターで温めて焼きたて気分でいただけます。
冷蔵庫には野菜ジュースや豆乳、ヨーグルトなどヘルシー系も。隣の冷凍庫を開けると、アイスクリームもたっぷり! ライスバーガーやフライドポテトのチルドフードまであり、軽食としても十分満足できます。
あまりの居心地のよさから、朝10時のオープンから夜22時の閉店まで過ごした人もいるそう。ちなみに「ソフトドリンクプラン」で3時間30分以上滞在する場合は、1日プランの方がお得になります。
ふらっと立ち寄って、自分時間を楽しめる「The Library Lounge」。天王洲周辺に訪れた際のカフェタイムや、仕事、コミュニケーションの場として利用してみてはいかがでしょうか。
■The Library Lounge(ざ らいぶらりー らうんじ)
住所:東京都品川区東品川2-3-15(ANAホリデイ・イン東京ベイ 1F)
TEL:03-6701-8856
営業時間:10~22時(最終入店は21時)
定休日:無休
料金:ソフトドリンクプラン 60分1650円、延長30分825円、1日利用5500円/アルコールプラン 60分2750円、延長30分1375円
Text:木村秋子(editorial team Flone)
Photo:yoko、株式会社ベストホスピタリティーネットワーク
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